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14.世界遺産検定テキスト大幅改訂

前回2020年から4年ぶりに改訂された世界遺産検定1級のテキスト、上中下巻が届きました!

今まで上下巻の2冊だったのが、上中下3冊に増刷、まあこの3年で78件増えたしね!

ということで、改訂で何が変わったのか?
ざーっと見て確認してみました!

❈注 ほんとに『ざーっと』しか見てないです、細かいとこはそこまで確認してないです!

【届くまで思ってたこと】
3冊届くまでは、2020年版に新しく登録された78件が増えて、ページ数増えたから上中下巻に分冊した、という程度の改定を予測しておりました。
ところがどっこい
いやぁ、4年ぶりの改訂を舐めてました。
情報量がむちゃくちゃ増えてます!

【3冊の配分】
まず、上中下巻の配分。

上巻≫世界遺産の基礎知識、日本の世界遺産、コラム関係
中巻≫アジア、アフリカ、アメリカの世界遺産
下巻≫ヨーロッパ、オセアニアの世界遺産

改訂前は下巻の巻末にあったコラムが、上巻にまとめられてます。でも、ヨーロッパの建築の変遷はヨーロッパの途中で変わりなし。

【世界遺産の基礎知識】
改訂前は33ページだった基礎知識、増えに増えて95ページ。
説明がすごく詳しくなってる、構成も変わってます。ユネスコの説明に1ページ半(改訂前数行)、危機遺産に5ページ(改訂前1ページ)等々。危機遺産は、前回下巻の巻末にあった情報が基礎知識に移りましたね。よりわかりやすくなってる。登録削除された3つの遺産も、それぞれ項目を割いてます。
記憶の場、定期報告、リアクティブモニタリング、遺産影響評価など、以前は用語だけだったり用語すらなかったものが新しく項目に上がってます。
世界遺産条約誕生の背景として、イエローストーンやヨセミテの保護、ヌビアの遺跡救済の流れなど、ここも詳しくページを割いてます。

【日本の世界遺産】
まず、基礎知識の前のページに、日本の世界遺産に関する地図があります。構成資産の位置関係、バッファーゾーンがどこまであるかなど、これ、絶対地図問題で出るわ。要チェックです。
それぞれの遺産の説明も、以前は4ページで統一されてたのが、6~12ページに増えました。
今まで構成資産の説明は代表的なものだけだったけど、これが全ての構成資産に対して説明が入ってます。ル・コルビュジエは世界各地の構成資産、古都京都の文化財は1ページだったものが6ページに。
一番多かったのが、下百舌鳥・古市古墳群。こんなに構成資産があったんですね、9ページ使用。

【海外の世界遺産】
そこまで詳しく見てないけど、パラパラ見た感じは、今まで半ページだった遺産が1ページ使ってるな、とか、見開き2ページだったのが4ページにボリュームアップしてるな、とか。
逆に1ページ使ってたやつが半ページになってたり。サービス問題だった頤和園は半ページになってたので、これ以降は出ないかも(笑)

【まとめ】
いやぁ、想像以上の変更でした。特に上巻、めちゃくちゃ覚えることが増えてる!
2020年に1級を取り、以降3年間リスタを受けてますが、まあ同じテキストなので、ざーっと読んで問題解いてれば記憶は呼び起こされていたわけですが。
今回はそれが通じなさそうです。
1級を受け直すくらいの気持ちで勉強しないと、マジで初めて聞いたよそんなこと的な知識てんこ盛り。

以前、リスタかマイスターか……で悩んでたんだけど、むしろ受けるの12月にしようかな?と弱腰になってます(例年7月受験)。テキスト見るまではリスタと準一級の併願は出来るのか?くらいのことを考えてたんだけどねー。

てことで、今回は写真なし。
中身は発売されたばかりで版権の問題もあるだろうし、やめておきます。
7月に受ける人の参考になれば幸いです!

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