見出し画像

Fレギュレーションでのルギアデッキ


はじめに

こんにちは。
ルティヤと申します。
Xアカウント(@PTGship41)
レギュレーション変更に伴いルギアを手放した方
変わらず握り続けている方
そんな方に少しでも自分の考えを共有、共に議論したいと思いこちらを書かせていただきます。
デッキの言語化、環境に対する言語化はよくするのですが、今回はそれを文字にした為ついでにnoteにさせていただきます。
(インフルエンザにかかってしまった為、布団の中ですることがなく今回文字にすることにしました。
誤字や文脈におかしい点があるかもしれませんがお見逃し下さい)


シティリーグ 2024:S1 優勝 (使用:白ルギア)

Eレギュレーションでのルギア

終わった環境の話なので手短に書かせていただきます。

カビゴンがサブアタッカーとして強く
ex やVなど「HP220」のポケモンが活躍しており
結果的に攻撃力220を連続して出せるのが強いデッキでした。

デッキパーツとしてバーネット博士の存在が大きく、
たった1枚のカードですがルギアというデッキの基盤を作るカードでした。
ルギアを握るのを辞めてしまった方のほとんどはこのカードのレギュレーション落ちによるものだと思います。

私自身、ルギアにはかなりお世話になり
シティリーグ優勝まで導いてくれた大切な相棒です。

新環境でのルギアVstar

本題に移らせていただきます。
まず、新環境でのルギアVstarですが
元々ウリであった「安定感」を失いました。
たかが1枚、されど1枚。
そんなバーネットがいなくなり
デッキとしての安定感がかなり下がってしまいました。

そこに追加されたチラチーノというアタッカー。
それこそルギアの救世主ともなり得るカードです。
元々220以上の火力を出すのが難しかったルギア
チラチーノにより280.330を倒すことが可能になりました。


しかし、元々白ルギアを握っていたものにとって
中打点のアタッカーを押し付けつつ
盤面の優位を作り上げていく。
という面白みを失い
一撃火力ポケモンだけを作り押し付けていく
という大味なデッキになってしまったのは残念な部分でもあります。

しかしそれにより3:7ぐらいで不利であったリザードンに対して
むしろ有利と言えるまでのパワーを手に入れたのも事実です。

しかし、チラチーノというカードの追加
これからのカードプールにバーネット博士の代替カードの追加がない
ことを物語っているようにも感じます。

チラチーノという一撃火力の実装。
それはデッキとしての安定感を高めるカードは今後実装しないという公式のメッセージのように感じます。
デッキとしての安定感を与えない代わりに
一撃で相手を倒せるカードを実装するから
今後のコンセプトは上振れデッキ
という方向に運営が舵を切ったように感じました。

新環境での構築

新環境でのアッセンブルスター

新環境のルギアVstar
まず、アタッカーではなくどうアッセンブルスターを決めるか。
ここに重点を置いて書かせてもらいます。

デッキ→トラッシュ
の手段が無くなったこと。
つまりデッキ→手札→トラッシュの1クッション挟む必要があること。
既存の構築ではボールが圧倒的に足りないと私は考えました。

そこで元々のネスト3.ハイパー4.アロマ2.スーパー1
から見直すことにしました。
以前まではネストが多くても問題ありませんでしたが
今は少しでもアーケオスを手札に抱え込みたい為
ネスト2.ハイボ4.アロマ3.スーパー1.マスター1
の11枚構成にしています。
ボールは12枚必要との意見もありますが
ジニアも今のプールではデッキに入ることもあるため11枚でも回していて問題は無いと感じています。

全カードプール発表前構築


私はバーネット不在になった時のことを考え
2023/12月頃からずっと構築を考え続けてきました。
ここにいくつかその時のものを貼らせていただきます。



こちらも今となってはなんの価値もないレシピですが、
後攻を取ることを考えていたため、パラソル姉さんやアブソルの採用を考えていました。

実際の新環境構築

これが今実際に私が使用しているレシピです。

アタッカーの採用について


チラチーノ
やはり今のルギアを組む上で構築から外すこの出来ないカードです。
このチラチーノ今のメインアタッカーであり
ルギアデッキで課題であった
220<のダメージを簡単に出すことのできるカードです。

しかし採用は2枚としています。
それは基本的にはルギアVstarでサイドを2~3取得するためチラチーノは2体でこと足りると考えているからです。
もちろん

サイドに1枚落ちていたら?
博士で捨ててしまったら?

という意見もあると思います。
ただ、私自身が尖った構築ではなく
安定に寄せた構築が好きという性質があり、

チラーミィを2体場に用意出来ず
ボスで取られ続けたらデッキとしての勝ち筋がないのでは?
と考えてしまう為
チラチーノに依存しない構築に仕上げてあります。

しかしその分様々なアタッカーが入っており
相手に対してのアプローチの仕方をチラチーノに依存しておりません。
チラチーノが強いのは相手もわかっているのでチラーミィの段階で処理をしに来ると思いますし
実際に3体目のチラチーノを使う場面は少ないと思います。
もちろん2枚が正解であるとは思っていませんし
3枚も理にかなった構築であると思います。
ただ、私は2枚で足りるなら2枚にし
その他にアタッカーを採用したいという思いがあり
2枚採用にとどまっています。

レントラー

後述しますが、ジニアとの相性も非常に良く
またルギアの環境にいる数を見ても再度検討したい1枚であると考え採用をしています。
レントラーが働く場面というのが
サフゴパルキア、ピジョット型リザードン、ルギアミラー
など、今の環境で見ても使える場面が非常に多いアタッカーです。

サポートの採用について

サポートについては多くは書きませんが
このカードについてだけ書かせていただきます。


ルギアというデッキ、今のプールではボールで進化に触る方法でよく使われるのが
ハイパーボール、キャプチャーアロマなど
コストが重い、もしくは運が絡むものが多いです。
アッセンブルスターを決めるためには今は手札にアーケオスをもって来ざるをえません。
アーケオスを持って来るためにハイパーボールを使うと
チラチーノやルギアVstarを持ってくるカードが最終的に少なくなり進化ポケモンに触れない可能性が出てきます。

Eレギュでルギアを握っていた方であれば共感していただけると思いますが、
バーネットを使えばアーケオスはトラッシュ出来るが
バーネットを使うとこの番に進化できず風よみで番を返すことになる…という状況はかなり多かったはずです。

そこでジニアがあれば
ジニア→アーケオス×2+ハイボや
既にアーケオスを1枚トラッシュ出来ているのであれば
アーケオス+ルギアVstarなど
状況次第ではバーネット博士よりも強い動きをしてくれます。

バーネット博士より弱くバーネット博士より強いカード
そんな1枚です。

前半に無理をして動いた為、後半進化アタッカーに触れませんでしたとなっては本末転倒です。

何故2枚採用なのか
可能であればネオラントに頼らずにジニアを引きたいからというのが大きな理由です。
しかしそれだけが理由ではなく
前半ではアッセンブルスターを宣言するために
中盤〜終盤ではチラチーノ、レントラーをサーチするためです。
序盤にリソースを使い終盤アタッカーが立たない、
相手にギフトエネを避けられ手札が無く、ハイボが使えないなど
そんな場面からでも必要なアタッカーを連れてくることが出来ます。
バーネットは序盤しか使わず後半の使い道がないため
1枚での採用が多かったですが、
バーネットとは違い試合中に活躍するシーンは多い
バーネットと同じポジションのカードだからと言って1枚採用である必要は無いと考えています。


デッキの注意点

最後にデッキの注意点について書きます。

システムポケモン
基本的にはイキリンコかネオラント初動に絡めるのはどちらか1枚にしたいです。
ネオラント→ジニア→イキリンコはとても強いルートですが
負け筋を盤面に多く残すことに加え
チラーミィを2体置くのが難しい状況にもなりかねない為と
使用するのはどちらかのポケモンにとどめたいところです。

エネルギーの配分
今までのルギアは15枚が基本でした
しかしチラチーノを活かすためには15枚では足りないため16枚にしています
とはいえ16枚でもエネルギー管理が難しいと思うことがあります。
少なくともチラチーノ×2にそれぞれ4~5は使うと思うので
デッキ残り5~6
ルギアで攻撃することも考えると
残り2~3
どこかで逃げるを使ったりするにしても
無駄にしていいエネルギーは2~3枚までというふうに捉えるのが1番いいかもしれません。

最後に

私は都合もありWCSの参加が難しく
S1でJCS権利獲得を獲得できた為
S2以降のシティリーグは参加を見送っており
S2以降で実績を残せている訳ではありません。

しかしその中でもフリー対戦の依頼やデッキ相談のお話やDMをくださる方がいらっしゃり
とても嬉しく感じております。

私が今の環境での動きや、構築をどう捉えているかを1度言語化しておきたく今回記事にさせて頂きました。
少しでもどなたかの構築の手助けになっていれば幸いです。

何か気になることやアドバイスがあれば是非、DMでも何でもください。

今回はお読み頂きありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?