子どもに知られていないこと

保育士として勤務している中で、そういえば子どもが知らないことがあります。私たち保育士の苗字は知っていても、下の名前を知らないのです。それはまあ当たり前と言えば当たり前です。子どもに対して言ったことがないんだもの。

このことに気づいたきっかけは、子どもとのあるやり取りです。ある保育士のことに関する話をしていたことです。この保育士と同じ苗字の人は職場にいません。この先、出てくる名前は仮名です。

子ども:ねぇねぇ、さとうせんせいとさとうせんせいが~。
華凛:佐藤何先生と佐藤何先生ですか?
子ども:それは、えーっとねぇ…
華凛:誰だろうな(笑)
子ども:うーんとねぇ、そういえば、せんせいの(下の)なまえ、なあに?
華凛:(数秒の沈黙)何でしょう?

言っても良かったかもしれないのですが、なんとなくためらいがあったので言ってません。職員用の名札をつけているので、読める人は分かります。ローマ字か漢字が読めればの話ですが…

また聞かれたら答えようかなと思います。そんな機会はないと思いますが。

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