離れることがいい
ちょっとした悩みごとから、頭の中が撹乱状態になっていた。
用事があって都内某所へ行くことになっていたのだが、時間を持て余していたので、チェーン店のカフェへ寄った。
席へ着き、窓から眺める休日の人と、道路を走る車やバイクをふと眺めてみると、自分がものすごい狭い範囲をぐるぐるしていたのだなと気づいた。
都内の一角だけを眺めていてそう思ったのだから、その狭い世界で起きている些細なことで悩まされるのをやめた。
たとえそれで何かが起こったとしても、本当に些細なこと。重箱を突くようなものだ。
まだ待ち合わせまで時間があるから、一服でもして、読書でもしてよう。アイスコーヒーとともに。
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