一次試験(2022/6/5)

こんにちは、panです。

ついに、一次試験の日がやってきました。私は一浪していたこともあり、大学三年生のときに初めて管制官の試験を受けました。まーお試しで、どんな感じの試験なのかを体験して、次年度に役立てようという考えでした。
↓は基本的に自分が受けた感想やらを時系列に書いてます。だいぶ下の方には一次試験の時間割も入れておいたので、是非参考にしてください!

試験前日

試験会場を東京にしていたので、新幹線で東京へ。2月以降正直あまり対策をしてこなかったので、イカロス出版の2年分の過去問が入ったものを所持していた4冊うちの1冊を持って行きました。新幹線に乗ってからその中の一年分の空間把握の問題を解きました。「こんな感じだったか。」と思いながら。でも東京に行ける嬉しさで楽しんでいました。乗り物酔いですぐに死にましたが(-_-;)

東京の会場は渋谷で、試験は早い時間からでしたが、田町っていうところに泊まりました。少し遠かったかも?まーでもあまり何も考えずにうまいもんだけ食べてとりあえず早めに寝た気がします。
東京の試験会場は2022年と2023年で違ったので、受験票をダウンロードしてから知ることになります。(2023年は昭和女子大学でした)

受付

試験会場に着くと、受験番号ごとに列が別れ、受付をしていきます。ここでめっちゃ笑ってしまったのが、受験番号が1-50, 51-150, 151-300っていう感じでわれていたんです。「えー、後半の人可哀想そう、まー私は1-50っていうところだから、あまり待たずに行けるのラッキー❤早めに席座りに行こー(笑)」って。
内心笑っていたら、受付の人に、受験票の穴あけが違うからもう一回やりなおしてきてね。って。「はずっ。」と思いながらも、同じような境遇の人も何人かはいたから、まだ耐えでした。穴あけ、実は難しいです。後ろの方の机でちゃんと穴あけて戻ると、やはり受付に並んでいる人が少なかったのか、すぐに受付できました。なので、受験番号が早いと嬉しいことがあるんだとここで認識。(2023年では、人事院が学んだのか、逆にめっちゃ待ちました。)

あ、服装は自由ですね。私はパーカーにジャージのズボン、サンダルで行きました。自分が楽に受けられる格好がいいと思います。中にはスーツの方もいました。大学生で受けている人、絶対に社会人でしょっていう人もいて、へー、やっぱ色んな人がいるんだなって。

試験室

席に着くと、前から二列目で、教室は上下逆さまL字型と言えばいいでしょうか。受験番号順に縦に並んでいました。受験番号が若いほど試験に来ている人が多かった印象でしたが、なぜか私の周りには誰もいませんでした。というか、一二列に人がほとんどいなかったです。端の方ではあったので、逆側に座っている他の受験生の方を見て、めっちゃ何本も鉛筆を持ってきている人や参考書を見ている人、他にも、なぜか試験監督が鉛筆を持って来て、誰かに渡しに行ったのを見たり。私はというと、人間観察とスマホで小説を読んでいました。(これもちゃんとしたリラックス方法ですよ!)

試験時間になり、試験監督が入場。一人メインの人と両側にサブのおじさん方が来ました。私は自分の列を担当するおじさん(おじいちゃん?)をずっと見てました(笑)。

基礎能力試験

基礎能力試験が始まり、私も真剣モードに。この年は数的処理が難しかったんだと思います。結果的にも平均点が下がっていました。でも試験を解いてるときは、「この年の問題は意外と面白いかも」というおかしなことを思っていました。それと、やはり後ろの問題を全部捨てたことが功を奏して、前半の問題(数的処理)に時間をかけられました。
最後は少しだけ時間が余りましたが、後半の問題を解きなおしませんでした。人間観察をしてました。何してるんだよってね。試験監督を見たり、でも周りは人がいないから、見るところもないしっていう感じでした。良く覚えていたのは物理でホイヘンスの定理が出て、高校で物理をやってこなかった人はわからないでしょうって思っていたことです。

昼休み

待望の昼休み。私は引き続きスマホで小説を読んでいました。東京会場の雰囲気としては、少し殺伐とした感じだったのかなと思う感じで、周りが敵といった気持ちが漂っていたような。まー間違いないけど。だから自分だけ気軽に受けてごめんなって思っていました。(でも、なんせ、私の周りに人がいなさすぎて、あまりよくわからなかったです)

気づけば、昼休みも終わり午後のフェーズへ突入。私の腰痛との戦いが始まりました。
この試験の二度と受けたくないポイントその1:一次試験が長すぎる!朝9:20から試験が始まり、18:30まで続きます。仕方がないことはわかるのですが、さすがにやばすぎる。普段は一日を通して試験をやることがないので、この疲労は厳しいです。なので、今度受ける人へのアドバイスとしては、絶対に一回硬い椅子で一日通してリハをやってみてください。(硬いというのがポイントです。クッションを持って行ってもいいのかも)

適性

昼のあとは適性です。
どんな航空図が来るのかなってドキドキワクワクしてたら、なんと、極太航空路が。ここでちゃんと対策した人としてこなかった人の差が出てきたのかなって。飛行機がどの航空路上にあるのかを探すのに一苦労して、ずっと「やばい、やばい、」って思っていたら時間が来ました。本番はうまくいかないと実感。そして、魔の10分間が来ます。試験監督は何かをずっと喋っています。「多分注意事項なのかな。絶対誰も聞いてない。そんな余裕ない。とにかく自分が覚えてきたことを頭の中でループさせる。基準点にだけは引っかからないように」とゆっくり思い出していく。
そんで、なんとか記憶図は耐えて、空間把握に突入。
ここで、なんと、新幹線で解いた過去問と同じ種類の問題が出題されました!「ラッキー!余裕だね♡」って感じで、記憶図ができなかったことを忘れて、超ハイテンションで解いていました。(結果的にも8+43でした)
この試験が終わったあと、航空図はすぐに返却してくれるので、自己採点しました(皆さんは絶対にマネしないでください!)。記憶図で基準点を超えられたので、セーフと思いながら、再びスマホの小説を。

英語

ここで、まずはリスニング試験。リスニングのCD付きの過去問は持っていたのですが、まったくやりませんでした。なので、この科目もどんな感じなんだろうってドキドキワクワクして待っていました。問題文は全部で3回流れ、一回目と三回目は標準速度、二回目はゆっくり目でした。標準とは書きましたが、普通に早いと思います。英検準一級より少し早いぐらいなのかな?聞いている間は自由にメモが取れます。まー問題文が見れないので、周りの皆さんもめちゃくちゃたくさんメモしていました。覚えているのは、electric city busというのをelectricity busって書いてしまっていたことです。文法的に全然合っていないのに。マジでやらかしました。
3回は聞けるので、特によほどなことがなければ多分大丈夫👍解答時間も無限にあるので、私はここでも人間観察をしてました。多分外で何かあったのか、私の列を担当する試験監督はずっと外を見ていて、私はそれを見ていました。

そして、この試験の二度と受けたくないポイントその2:こんなに色んな科目を受けたあとにリーディングが待っていることです。しかも鬼ムズ、激やばな難易度で。そりゃ、平均点も低いわ。で、さらに、ここで腰痛がもうまーまーなピークに。(-_-;)。あと2時間だけと自分に言い聞かせてはいるものの、まだあと2時間もあるのかよって途方に暮れていました。

私のリーディングの解く順番は1-5→16-30→6-8→14-15→9-13といった感じです。順番通りに解かない理由としては、長文が嫌になるため気分転換として他のもろもろをやっていました。最後に2分ぐらい余ったので、ここでも試験監督をずっと見てました。ほんと、自分の列を担当する試験監督にはめっちゃ申し訳ないと思っています。

リスニングとリーディングの試験の間には少し時間があり、トイレにも行けるのですが、教室から出入るときは受験番号を言わないといけませんでした。

試験終了!

そして、ようやくこの試験から解放されました!!!!
マージで、この試験を受ける人たちにお疲れさまって言いたいし、肩組んで歌を歌って、酒も飲みたいって思うぐらい一次試験はつらい思い出しかないです。(もちろん二次もやばかったです)
そんで、私はここからあと2時間近く新幹線に乗って家に帰らないといけない。「私の腰よ、ごめんな。こんな試験に付き合わせてしまって。」でも気分はルンルンで、スマホの小説見ながら帰宅しました。あ、ラーメンとマックのポテト食べたらしいです。(笑)

試験のスケジュール

自分が試験の準備をしているときもずっと気になっていたので、共有しておきます。

基礎能力(顔写真の確認とかも)
着席 9:20
試験 9:50〜12:10

適性
着席 13:10
記憶時間 13:20〜13:25
説明を聞く 13:25〜13:35
記憶図 13:35〜13:50
休憩 13:55〜14:10
空間 14:15〜14:40

リスニング
着席 15:10
聞く時間 15:30〜15:39
解答時間 15:39〜16:09

リーディング
着席 16:20
試験 16:30〜18:30

次回予告

なんか書くこと多くなってしまったので、一次試験翌日の自己採点の話はまた次回かな。それは書くことそんなにないので、自分がやった二次試験の対策とかも書いておきます。

では、また次回。


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