いよいよプレミアリーグが開幕する。
今季の展望を書いていきたい。

優勝争い

今季もシティとリバプールの一騎打ちになると予想。
他のチームとは完成度も戦力も大きな差があると思う。
怪我人続出等のアクシデントがない限りこの2チームが1,2フィニッシュすることは間違いないだろう。
私の予想（願望）はもちろんリバプール優勝！
昨季勝ち点差1で泣いた雪辱を晴らして欲しい。

リバプール

勝ち点90超えで優勝すると予想！
マネが抜けた代わりにヌニェスが加入。
戦力の大幅な上積みはないが、マネ以外の主力の移籍も今のところなさそうなので、昨季の強さをある程度は維持。
中盤の質にやや問題を抱えているが、若手の成長でカバーしたいところ。
中盤に即戦力を加えたいがフロントは動かなそう。
サラー、ディアス、ロバートソンなどW杯に出ない主力も他のチームに比べて多く、シーズンを通して安定した戦いができそう。
契約延長したサラーが爆発しそうな予感。
新戦力ヌニェスがフィットしなくても我慢できる前線は強み。
不安材料は怪我人の多さ。
昨季のようにうまくいくかはわからない。

マンチェスター・シティ

昨季ほどの安定感はなく勝ち点80代で2位予想！
ハーランドの加入は大きいが、一方でジェズス、スターリング、ジンチェンコを放出。
アルバレスがリバプール相手に点を取るなど存在感を示しているが、ジンチェンコの代わりに獲得に動いたククレジャはチェルシー加入が決定。
リーズからフィリップスも獲得しているが、加入早々にペップの戦術にフィットする選手はほぼいないので、上記3人にフェルナンジーニョも抜けた穴はかなり大きいとみている。
ハーランドが超一流のタレントなのは間違いないが、フィットに時間を要するようだと苦しくなるかもしれない。
守備陣の層の薄さも気になるところ。
シティのことなので新戦力の補強は十分に考えられるが、ククレジャの移籍金を出し渋ったり、レギュラークラスをあっさり放出する等、今夏の移籍市場の立ち回りには疑問符が付く。
FFPを考慮してなのか、チームの新陳代謝を考えてなのか、少しらしくない気がしている。
依然強力なスカッドを擁し、チームの完全度も高いが、今季に関してはリバプールに分があるとみている。

CL権争い

積極補強に動いたチームが多い。
ユナイテッドはこのレベルになく、チェルシー、トッテナム、アーセナルで残り2つの座を争うことになりそう。

チェルシー

CL権獲得と予想。
ルカク、リュディガー、クリステンセンが移籍決定、ヴェルナー、アロンソに移籍の可能性。
スターリング、クリバリ、ククレジャが加入。
昨季は優勝候補に名を連ねるも、怪我人の影響もあり後半に失速。
リーグ戦という長丁場では2強と大きな差があることを実感したシーズンだった。
強力な選手が加入するも、前線の決定力やCBの層に不安。
とはいえ非常に強力なスカッドなので、昨季のように怪我人に苦しまなければCL権は堅い。

トッテナム

CL権獲得と予想。
リシャーリソン、ペリシッチ、ビスマ、ラングレ、スペンス。
近年にない積極補強で強力な布陣を組む事が出来るようになった。
ケイン、ソンも健在で今季も2強を苦しめそう。
下位相手に引かれた時にどう崩すのか、どれだけ取りこぼしを減らすのかが課題。
積極補強が必ずしも結果につながるわけではなく、チームの完成度という点で2強とは差がつくと思う。

アーセナル

CL権獲得ならずと予想。
昨季は最後に息切れしCL権に僅かに届かず。
ジェズス、ジンチェンコ、ビエイラを補強し今季こそCL権獲得を目指す。
プレシーズンでは絶好調でサポーターの期待も高まっているが、そもそもジェズスもジンチェンコもシティの絶対的主力ではない選手。
素晴らしい実力の持ち主であることは確かだが、2強との差が埋まるレベルとはいえない。
若いチームだけに勢いに乗ればチームとしてワンランク上に登っていくかもしれないが、個人的にはアルテタの監督としての力を疑問視している。
積極補強してクラブからのサポートも十分ある今季、もし序盤から躓きなかなか立て直せないようであれば首を切られる可能性もあると思う。
上位陣が崩れた場合のみ4位以内に入れるのでは。

マンチェスター・ユナイテッド

CL権獲得ならずと予想。
新監督テン・ハグを迎え新体制がスタート。
マラシア、エリクセン、マルティネスが加入するも誰？とかそこ？とかいう補強。
相変わらずクラブとして迷走し続けている印象で、復権にはかなり時間がかかりそう。
アヤックスでの実績は十分あるテン・ハグだけに、時間とある程度の戦力を与えれば強いチームを作ってくれるとは思うが、果たしてそれを許してくれる状況にあるのだろうか…

最後に

いよいよプレミアが開幕する。
今季も素晴らしい戦いを観せてくれる事だろう。
また寝不足の日々が始まる。