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リバ邸からふる で創る”仲良し”な世界。

皆さん、こんにちは!
”リバ邸 からふる” の発起人、伊藤夏実です。

私が、このリバ邸 からふるにかけた想い。
なぜ徳島にリバ邸を設立すると決めたのか。

それは、世界中の人々が仲良くなるためです。

具体的には、

戦争争いごとをなくすことができるため
・世界中の人々と”ひと”同士の関わりができるため
多様性を守っていくことができるため

これら、ひとつずつについて、
アメリカ、インドネシア、ルワンダ、そして日本在住外国人コミュニティーから、少しだけ世界を覗いてきた私の体験談も含めてお話しします。

≪目次≫
1. 戦争や争いごとをなくすことができる

2. 世界中の人々と”ひと”同士の関わりができる
3. 多様性を守っていくことができる
4. まとめ
5. 最後に

1. 戦争や争いごとをなくすことができる

少し大袈裟かもしれません。

ですが、私は、リバ邸を通して生まれた絆で、戦争や争いごとを減らすことができると確信しています。

リバ邸 からふるでは、世界中の国から来た人々との交流が日常的に行われ、多様な文化や習慣、言語などに接する機会が多くなるからです。

ここでは、以下の2つに分けてお話しします。
1-1. 多くの争いは、無知や相互理解の不足から起こる
1-2. 友達がいる国に、戦争を仕掛けようとは思わない

1-1. 多くの争いは、無知や相互理解の不足から起こる

戦争という大きな争いから、個人間のもめごとのような小さな争いまで、
多くの争いは、お互いの文化の無知や相互理解の不足から起こります。

逆に言えば、
お互いの文化を知り理解しあうことができたなら、争いごとは起こらないのです。

現在、他の国の文化・宗教・習慣などは、いくらでもインターネットで知ることができますし、もちろん、そのように知識を得ることも大切です。

しかし、インターネットの情報を丸のみにはできません。
それが全てではないことも多いです。

写真や記事ではどうしても表現できない、人との関わりの中でしか理解できないような感覚もあります。

≪インドネシアにて≫
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”相手の宗教観や文化を知り、理解することで、宗教間の争いはなくなる”
と感じた体験。
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2週間、イスラム教を信仰する女の子と、同じ部屋で生活をした。
朝から晩まで、ほとんど一日中ずっと一緒。
当然、文化や生活様式の違いはたくさんあった。

"毎日5回の礼拝", "食べ物の制限", "肌の露出の制限" などは、インターネットで調べたため、知っていた。
でも、初めの頃は、なんだか ”特別なこと” という感覚が強く、真横でお祈りをしていても ”見てしまっていいのかな…?” と思っていた。

インドネシア3日目。
数人のインドネシア人と日本人とで、”宗教”について語り合う場があった。全員が ”理解しあいたい” という気持ちをもって、メジャーなことからマイナーなことまで、腹を割って話した。

お互いの宗教について理解してから数日が経過すると、”特別なこと” と思っていたのが、”自然”であり ”当たり前のこと” であると感じるようになった。というのも、彼女たちにとって、それが ”日常となっている”からだ。
ごはんの後に歯磨きをするのと全く同じ、ごく当たり前の日常だと感じた。

そして、気が付いた。

このような、ひとそれぞれ異なる”日常”は、
どの宗教の人も、どの文化の人も、世界中の誰もが持っている。

信念や軸、つまり ”大切にしていること” や ”絶対しないと決めていること” は、全世界のほとんどの人が持っていて、ひとそれぞれ違う。

それがたまたま、礼拝であったり、豚を食べないことであったり、人前で肌を見せないことであったりするだけ。

この信念や軸、文化を理解できていないと、自分とは違う行動をする相手に対して、勘違いや偏見による摩擦が生じやすくなる。
一方、それを理解すると相手の行動が理解でき、勘違いや偏見は生じない。

異なる環境で生まれ育った相手の信念や軸、文化を知り、理解することは、日本で、普通に生活をしている人にとって、難しいことだと思います。

だから、リバ邸 からふるには、コミュニティールームがあります。

このコミュニティールームは、世界中から集まった国際ボランティアたちの集いの場でもあります。

リバ邸 からふる は、国際ボランティアが住むシェアハウス "THE BRIDGE" と同じアパート内にあるためです。
( リバ邸 からふるは、THE BRIDGEを運営する長谷川晋理さんがいなかったら実現できていませんでした。晋理さん、ありがとうございます。)

コミュニティールームで、毎日顔を合わせていくなかで、
 ”お互いの文化、宗教、習慣を知り、理解し合う” 
日常的に、そういうことができる空間にしていこう。
そこで生まれる相互理解から、世界中の争いを減らしていこう。

リバ邸 からふる には、そんな想いが込められています。


2-2. 友達がいる国に、戦争を仕掛けようとは思わない

友達がいる国は、自分がいる国と同じように大切にします。

地震、大雨、猛暑などで、日本の災害が世界的なニュースになると、世界中の人々からメッセージが届きます。
逆に、インドネシアやメキシコで大きな地震があったとき、そこに住む友達がとても心配になり、安否確認のメッセージを送りました。

仲の良い友達のいる国と、政府間の対立があったときは、何とも言えない、悲しい気持ちになります。
友達のいる国に対しては、良い印象を持つためです。
そして、友達に会うために、その国へ行きたいと思っているからです。

海外に知り合いがいる人は、実際に、このような体験をしたことがあるのではないでしょうか。

日本から世界中へ、世界中から日本へ、想い、想われ...。

その繋がりが世界中に広がっていけば、戦争は起こりません。
友達がいる国に、戦争を仕掛けようとは思いません。

”リバ邸 からふる を通じて出会った人同士が
世界中で、それぞれのことを想い合う”
 そういう素敵な出会いがあるシェアハウスにしよう。

リバ邸 からふる には、そんな想いが込められています。


2. 世界中の人々と”ひと” 同士の関わりができる

リバ邸を通して世界中の人々が仲良くなる理由、その2つ目は、
”国” 同士の関わりではなく、”ひと” 同士の関わりができるからです。

誰もが、一度は他の国の人と関わったことがあると思います。

その際、”ひと” 同士の関わりができていたでしょうか?

無意識に、自分は ”日本人” として、相手は ”○○人” として関わることが多いのではないかと思います。

これでは、”国” 同士の関わりになってしまっています。

もちろん国ごとに国民性はありますが、国民性がすべてではありません

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私が、世界中の人々と関わってきて感じたこと。
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”○○人だから△△” というものは決して存在しない。

例えばルワンダ。
日本人みたいなルワンダ人もいれば、ルワンダ人みたいな日本人もいる。

これは、どの国の人に対しても言えること。

どの国の人も、ひとりひとり違った性格を持っている。

私は、

”ひと”との関わりに国境はない。国は関係ない。

と考えています。

日本人同士で関わることを考えてみてください。
友達でも、上司でも、家族であっても、”自分” と ”相手” 全く別です。
この場合、”国” として、”日本人”としてではなく、”ひと” として、相手と関わっているのではないでしょうか。

これが、”ひと” 同士の関わりです。

”ひと” 同士の関わりでは、
お互いが、お互いを1人の”ひと”として認識し、相手との関係を築きます。その ”相手” が、どこの国の人であっても全く同じです。

そして、そのような国境のない関係が世界中に広がっていくことで、
世界は平和になっていきます。

こういった”ひと” 同士の関わりを、リバ邸 からふる から増やしていこう。

日常生活やイベントを通して、世界中の人々が出会う機会を増やすことで    ”ひと” 同士の関わりを広げていこう。

リバ邸 からふる には、そんな想いが込められています。


3. 多様性を守っていくことができる

私は、世界中の人々が仲良くなるために、リバ邸 からふるを設立します。

それでは、”仲良くなる” とは何でしょう。

”仲良くなる” = ”何でもかんでも同じにする”  ということではありません。

私が、現時点で出している答えは、
”お互いの違いを尊重し、その違いの中で響き合う共通の価値を見出す”
ということです。

グローバリゼーションが進み、世界が画一化されてきている現在、
世界中で多様性が失われてきています。

言語の統一化、政府の統一化、通貨の統一化…. 様々な意見が飛び交います。
また、世界中どこに行っても、当たり前のように多国籍企業が存在します。

このまま、単純に統一化するだけのグローバリゼーションが進めば、
文化の多様性も失われていくでしょう。
言語であれ、政府であれ、通貨であれ、その土地の文化と密接に繋がっていることが多いからです。

文化の多様性が失われたら、”お互いの違いを尊重” することも ”違いの中で響き合う共通の価値を見出す” こともできなくなってしまいます。

だから、この文化の多様性を守っていくことができる場所を創りたかった。それが、リバ邸 からふるです。

文化や伝統の塊である日常生活
その日常生活を共にすることで、お互いの違いを知ることができます。

からふるでの共同生活の中で違いを知り、尊重し合うことで、
共通の価値を沢山見出して欲しい。

日常生活だけではありません。
”料理”にも、文化や伝統がつまっています。

そこで、定期的に、世界の料理パーティーを開催することにしました。
このパーティーでは、国際ボランティアや留学生に、母国の味を教えてもらいます。

”食事”という人類共通の話題から入って、その国の文化や伝統などを知り、多様性の価値を実感できるようなパーティーにしよう。

そして、このようなイベントを通し、リバ邸の住人だけでなく、もっと多くの人々に、”多様な文化の中で響き合う価値”を沢山見出して欲しい。

リバ邸 からふる には、そんな想いが込められています。


4. まとめ

”世界中の人々が仲良くなる”
そのきっかけとなる場所として、リバ邸 からふる を設立しました。

リバ邸 からふるでは、
・争いごとをなくすことができます。
・国境のない”ひと”同士の関わりができます。
・多様性の価値を見出すことができます。

それは、からふるでの生活やイベントを通して、
世界中の人との出会いがあり、多様な文化に触れる機会が増えるためです。

5. 最後に

”世界中の人々が仲良くなって欲しい”

この思いの背景には、
”世界中の人々と仲良くなりたい” ”世界中の人々を幸せにしたい”
という、私の2つの思いがあります。

”世界中の人々と仲良くなりたい”
という思いから、
”周りの人々にも、世界中の人々と仲良くなって欲しい”
という思いへ。そして、
”世界中の人々が仲良くなったら、自分も周りの人も仲良くなる!”
という思いへと繋がりました。

”世界中の人々を幸せにしたい”
少なくとも私が関わる世界中の人々を幸せにしたい。

私が関われば関わるほど、その数は増やすことができますが、
私ひとりが関わることのできる数には限りがあります。

しかし、リバ邸 からふるで出会った人々全員が世界中の人々を幸せにしていけば、その数は無限大です。

そうやって、幸せのループが広がっていきますように。

願いを込めて。

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【自己紹介】

リバ邸からふる 発起人:伊藤 夏実

徳島大学 医学部 医科栄養学科. 管理栄養士の卵.
目標は, その土地の食べ物の力で世界中の人々の心と身体を元気にすること.休学し, 約9ヶ月ルワンダの日本料理レストランKISEKIでインターンシップ.
主に、マネージャー, アカウンタント, 栄養指導を行った.
その帰りの飛行機で機内食の添加物が原因で吐きまくった体験から,
"体に優しい機内食を世界中に広める" ために準備中.
人と関わることが大好き.
note→
https://note.mu/nannnanntyu
徳島新聞に掲載されました→
https://www.topics.or.jp/articles/-/188433?fbclid=IwAR0Dk-io_rcbULRW251zHymrq2eVdLCeZwhQNxCnppj1BPV2h5YAgD0mQE4

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今後、クラウドファンディングをして準備を進めていきます。
よろしくお願いします!

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