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「シェアハウスをやりたい」ポロっとこぼしたその一言で。-中編-

こんにちは!伊藤夏実です。

この記事は、続編となっているので、前編を読んでいない方は、是非、前編からお読みください。

●●●●目次●●●●
1. 食を通して描く未来
2.大学を辞めよう
3.事件発生!ルワンダから帰国中の出来事 【
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4. 1か月間のシェアハウス生活を通して気づいた3つのこと
5. 世界中の人々と一緒に創りたい暮らし
6. ポロっとこぼした一言から全てが動き出した

3. 事件発生!ルワンダから帰国中の出来事

私は、大学1年次修了後、1年休学してルワンダでインターンシップをしていました。(このことについては、今後、伊藤夏実のnoteに書く予定です。)

事件は、インターンが終了し、ルワンダから日本へ帰国する飛行機の機内で起こりました。

機内食に大量に含まれる添加物により、激しい吐き気に襲われたのです。

この時、「ルワンダ → エチオピア(乗換) → 日本」という空路で、約21時間かけて帰ってきたのですが、ルワンダからエチオピアに向かう飛行機で出された1番初めの機内食が原因だと思われます。

エチオピアのアディスアベバ空港で乗換をした後、エチオピアから成田まで約16時間のフライト中、嘔吐を繰り返し、吐くものが無くなるほどでした。

元々、ルワンダに行く前から、コンビニ食やファストフードなどを食べると、そこに含まれる大量の添加物で気持ち悪くなってしまう体質ではありましたが、吐くほどではありませんでした。

おそらく、ルワンダでは添加物とは無縁の生活をしていたために、添加物に対して弱くなっていたのだと思います。

私は、このフライト中、今までの人生で最も辛い時間を過ごしたのですが、本当は、飛行機が大好きです。
ルワンダから日本へ帰国する飛行機も、とても楽しみにしていました。

しかし、その楽しみにしていたフライトは、添加物のせいで、苦しくて辛いフライトとなってしまったのです。

この経験から、

「もう二度とこんな思いはしたくない。
フライトを楽しめるように、添加物不使用の機内食をつくろう。
健康に配慮した機内食をつくる会社を立ち上げよう。」

そう考えるようになりました。

もしかしたら、私の他にも、機内食に含まれる添加物に苦しめられた人はいるのではないでしょうか。

さらに、機内食は、この先、世界中を飛び回る私にとって、なくてはならないものです。機内食に毎回苦しめられていたら、前編で述べた将来の目標の達成は遠のいてしまいます。

このように、私には、健康に配慮した機内食の会社をつくる理由があります。

しかし、自分一人のちからでは、この会社を実現させることはできません。もっとインプットとアウトプットを繰り返すことで、アイディアをブラッシュアップする必要があります。さらに、主観的に考える傾向がある私にとって、客観的な視点も必要です。

そのため、一緒に考えてくれる仲間が必要でした。
欲を言えば、ビジネスに詳しい仲間ですが、そうでなくても、話を聞いてもらえるだけで充分です。
約1か月間過ごしたシェアハウスでの経験から、言語化して他人に話すことの大切さや、自分の頭ひとつで考えるより複数の頭で考えた方が人数以上の力を発揮することも知っています。

次に、その経験をお話しします。


4. シェアハウスを好きになった3つの理由

私は、今まで1度だけシェアハウスで暮らしたことがあります。
大学1年の夏、宮城県南三陸町で1か月間インターンシップをしたときです。

そこでは、男子3人女子3人でシェアハウスをしており、それぞれ、宮城県南三陸町内の違う企業でインターンシップをしていました。各企業ごと、インターンに課せられるミッションがあり、そのミッションを達成するために、ひとりひとり知恵を振り絞り試行錯誤を繰り返していました。

当然、シェアハウスでも各インターン先の話をします。
その日に起こった出来事、新たに思いついたアイディア、行き詰まっていること、悩みなどを毎日のように共有(シェア)していました。

そして、考えをブラッシュアップしたり、新たなアイディアをもらったり、困っていることの解決策を一緒に考えたり…。

私がシェアハウスを好きになった理由1つ目は、ここにあります。

自分の考えを周りの人々に共有(シェア)し、その人達と一緒に考える方が、自分ひとりで考えるより頭の中が整理され、良いアイディアも生まれる。

シェアハウスの仲間たちと話し合っていると、他人に話したことで頭の中が整理され、良い考えを思いつくこともありました。
さらに、ひとりのアイディアと他の人のアイディアが化学反応を起こすと、それまで思いつかなかったようなアイディアも生まれました。

私がシェアハウスを好きになった理由2つ目は、他人に対して、自分も貢献できることがあると感じたことです。

例えば、シェアハウス内では、一番料理をするのが私だったため、ほとんど毎日みんなのご飯を作っていました。みんな、「美味しい。美味しい。」と言って食べてくれました。
さらに、シェアハウスメンバーの興味のありそうなプログラムや人を紹介することもありました。

今の私には、海外や休学、インターンなどの経験があります。
それらの経験に基づいて、相談にのったり、アドバイスをしたり、人を繋げたりできます。

シェアハウスを好きになった理由の3つ目は、自分と異なるバックグラウンドを持つメンバーと、お互いの生活習慣や考え、経験などを共有(シェア)したことが面白かったからです。

幸運にも、この時シェアハウスに集まった6人のメンバーは、もともと全く面識のない者同士であり、年齢もバラバラ、出身地も、北は青森から、南は沖縄まで、全国各地から集まったメンバーでした。

そのため、生活の仕方や考え方、作る料理、料理の味付けなど、同じ日本人同士でも異なる文化や伝統に触れることができたのです。

人と関わることが大好きで、”人” に強い興味を持っている私にとって、シェアハウスは、異なるバックグラウンドを持つ人々の人生のストーリーや、自分とは異なる文化を知ることができる、魅力的な生活スタイルです。

約1か月のシェアハウスでの経験から、その”シェアハウス”という生活スタイルに強く魅かれました。

続く>>>


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【自己紹介】

リバ邸からふる 発起人:伊藤 夏実

徳島大学 医学部 医科栄養学科. 管理栄養士の卵.
目標は, その土地の食べ物の力で世界中の人々の心と身体を元気にすること.休学し, 約9ヶ月ルワンダの日本料理レストランKISEKIでインターンシップ.
主に、マネージャー, アカウンタント, 栄養指導を行った.
その帰りの飛行機で機内食の添加物が原因で吐きまくった体験から,
"体に優しい機内食を世界中に広める" ために準備中.
人と関わることが大好き.
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