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よしよし創健美術

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自らの 旅の経験と入院体験から 編み出した 斬新な健康法&美容術を お伝えする有益かつ楽しめるマガジン。
将来このマガジンの内容をまとめて刊行する書籍版には 書けない/書かない 内容も含みつつ、初期ならわ… もっと詳しく
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記事一覧

健康的な 美肌のひ・み・つ…

健康的な 美肌のひ・み・つ…

これから乾燥の季節になって お肌のトラブルに悩まされる人は多いだろう と思う。

その対策として 家やオフィスで加湿器を使ったり、 保湿剤をお肌に ぬったりする人も多いだろうと思う。

だけど、何よりも大事なのは エストロゲンの分泌だって、知ってた?

エストロゲンがたっぷり出ていると、お肌のコンディションが良くなる。
まず 肌の新陳代謝が良くなるんだよね。
そうして紫外線の影響も受けにくくな

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エストロゲンの秘密

エストロゲンの秘密

女性ホルモンの一つであるエストロゲンは、月経の終わりから排卵にかけて分泌が多くなり、女性の受精や妊娠に備える役目を担っていますが、 日常的にも 様々な 効果をもたらしてくれている。

エストロゲンの分泌が多い期間を卵胞期といいますが、心身ともに安定して快適で過ごしやすい状態になります。

そこには、 悪玉コレステロール(LDL)の増加を抑えて血管を強くしなやかにしたり骨密度を維持するといった、 若

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三大神経伝達物質

脳内で働く三大神経伝達物質は、ノルアドレナリン、 ドーパミン、 そしてセロトニン。

これらは 脳の重要な諸機能に深く関わっています。

【ストレス対処ホルモン・ノルアドレナリン】
特に現代生活で最も人間の精神状態に影響を与えているのは、ノルアドレナリンでしょう。 なぜなら ストレスに最も敏感に反応する 脳内物質だからです。
脳が、自分にとって 危険だとかヤバいという状態に直面すると、心身を戦闘

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皮膚感覚の神秘

皮膚感覚の神秘

人間の体のなかで最大の器官は、何だと思いますか?

広げると 面積は約1.6平方メートル、 畳一畳分ぐらい。重さは約9kg で 体重の 6~7パーセントを占めている。

そう、皮膚です。

皮膚は人間の体を包んで 形を維持しているだけでなく、 外部からの侵入や刺激を防御するバリアであり、自己と非自己を分ける境界でると同時に、 また外部の ものと触れ合うインターフェースでもある。

最近ではそれに加

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「よしよし」の意味と語源

「よしよし」の意味と語源

「よしよし」というと「いい子いい子」とか「撫で撫で」っていう表現を連想するでしょう。

でも、それらと「よしよし」の間にはいくつか決定的な違いがある。

まず、「いい子いい子」っていうのは 、相手を下に見てるわけだよね。そして、こっちの期待や価値観に合うようなことを言ったりしたりする相手に対しての誉め言葉みたいなものでしょう。もっと言えば、相手をこっちの都合がいいようにコントロールしてしまいかねな

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「よしよし健康法」とは?

「よしよし健康法」とは?

この本『よしよし創健美術』は、ふたつの柱からできています。
その第一が「よしよし健康法」、一言で言えば自分で自分に「よしよし」するという、非常にシンプルな健康法です。

「なんだバカバカしい」とか「子供じゃあるまいし、アホらしい」などと 思う人も少なくないでしょう。
だけど実際のところ、 どんな人も本当は自分を「よしよし」してくれる 存在を 求めているのです。
ほとんどの場合、その存在というのは他

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突発性難聴?

その日の朝、起きたとたん聴覚がおかしくなっていた。
歯磨きのとき、歯ブラシの音が右耳の内側に大きく響くのに気づいてギョッとした。
なんだかわかんないけど、とにかくやばい!
すぐに近所の耳鼻咽喉科医院に予約して出向いていった。

小雨の日だった。
車を駐車場にとめて医院のポーチに駆け込んだとき、もっとゾッとすることに気づかされた。左耳がまったく聞こえないのだ。
受付を済ませた後、急いでiPhoneを

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【消えた「自分との対話」?】

ある日、とある大学病院の待合室でのこと。
近くに座っていた二十代後半の女性とそのお祖母さんらしきひととが、ポツリポツリとこんな会話を交わしてた。
「あんた、それ、何見てるの?」
「ネット。インターネット」
「それ、携帯電話とかいうもんでしょ?」
「携帯電話っていうか、スマホだけど、スマホの画面でインターネット見てるの」
「見てるだけじゃないでしょ。指でなんかポツポツしてるじゃない?」
「Twitt

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ナルシストって自己愛者じゃないし

ナルシシズムとかナルシストという言葉は日常よく使われますが、 単なる うぬぼれ屋程度のレベルから 自己愛性パーソナリティ障害と言われるものまで、いろんなレベルがある。あえていえば、ナルシシズム・スペクトラムって感じでしょうか。
いずれにしろ、この概念用語を作り出したフロイトの意図というか思惑からはだいぶ離れてきているようです。

美青年ナルキッソスは、エーコーというニンフの求愛を拒んだ。
その罰と

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フロイト派の性的発達理論によせて

フロイトは、幼児は世界は自分を中心に回っているかのように思うものだと考えた。
母親をはじめとする周りの大人たちみんなが、自分を大事にしてくれる。泣いたりぐずったりすると、食欲を満たしてくれたり、おむつを替えてくれたり、あやしてくれたりする。でも、自分が無力なので周りが世話してくれているのだとは思わず、自分は泣いたりぐずったりさえすればすべて欲求がみたされる万能の存在だと思い込む。
こういうのを、一

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「生きてる意味や価値」なんてあるの?

今、「 生きている意味が分からない」とか 「生きていることに何の価値があるんだろう」と真剣に 思い悩んでいる若者が増えている。
でも、生きていることそのものと、意味とか 価値というものとは、そもそもあまり関係ないことだと思う。
もし、そこに意味や価値があるとしたら、それは自分で作っているものだし、感じ取って行くものでしかないんじゃないかな。

ある年配の著述家が、若いころサマセット・モームの『人間

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