はじめに

Bon jour!

僕は今、JOCVの2022年度4次隊、障害児者支援の隊員としてセネガルに来ています。

セネガルのことやセネガル人のことを僕はまだ何も知らないし、本当のことは何も分かりません。
なので、セネガルに来た一人の日本人の勝手な感想や想いだと思って、読んで頂ければと思います。

Jour 85〜94

2023年7月17日〜26日。
だいぶサボってました。
こっちに来てから3ヶ月が経ちました。
昨日の夜には、2023-1グループの隊員たちがセネガルにやってきました🇸🇳
まだ誰とも会えてないですが、これから会えるのを楽しみにしています。

徒然なるままに

7月17日〜21日。
この前の週の14日が子どもたちが来所する最終日だったので、17日〜の週は子どもたちは来ずに、大人たちだけが来ていました。
とりあえず、いつも通りの時間に行っても、まあ案の定、みんないない笑
だって、子どもたち来ないし。
と言うか、子どもたちが来てても、子どもたちの方が早いからあんまり変わらないか笑

とりあえず、いつもなら子どもたちとベンチに座って待っているけど、月曜は1人でベンチに座りながら「何するのかな」って考えてました。
1時間くらい待っているとゾロゾロと同僚たちが揃ってきて、みんなベンチに座っておしゃべり開始。
僕もちょこちょこ加わりつつも、ウォロフ語じゃ基本は分かんないから、聴いて聴いて、聴く。

それでたまーに、「Amadou!」って呼ばれる。
バカンス明けは、新学期でクラス替えなので、クラス内の掲示物とかを剥がしたり、軽く掃除をしたり、棚とかをくるっと回して、壁際に開く方をくっつけたりするのを手伝ってと言われるので、「OK!」と言って手伝います。
それでまた、場所変えておしゃべり開始。

さすがに「今日って何するの？」って尋ねました。
すると「Je ne sais pas. 【知らない】」と笑いながら、即答されます。笑
思わず、「えっ？」と返しました。
本当に知らないようで、とりあえず今週は各クラスの片付けや掃除をしたり、センター内の屋外に出ている備品（ベンチとか）を建物内にしまったりするのだそう。
そして、全員が揃ってセンター長が来たら、会議をして終了らしい。
ただ、その会議がいつ開催されて、いつ始まるのかは誰も知らないらしい。
なので、月曜日に行った時点では、「今日、会議をすれば明日からバカンスね。」みたいな感じで言われました。
それで、子どもたちは来ていないので、活動自体は13時までとのことで早帰り。
なので、同僚たちも片付けが終わっていれば、ほとんどやることがないので、13時まではおしゃべりって感じ。
つまり、会議をせずに終わったら、次の日また来るってこと。
こんな感じの1週間で、金曜にやっと全員揃って、無事に会議をして終了。笑
日本じゃ絶対にありえないけど、まぁ楽しかったので良かったです。
バカンス明けに、ここでやってみたいことをみんなに伝えられたし、センターの偉い人たちにもなんとなく伝えることができたので良かったかな。
もちろん、同僚たちとバカンスに何をするかって話をしたり、「日本に行ったら、Amadou案内してね。ディズニーランドに行きたい。」とか、セネガルの教育制度？について聞いたり、逆に日本の教育制度の流れについてをできる限りの語彙力で話したりして、何気ない時間を過ごせました。

あと、僕が「Je ne suis pas "Jangalekat"」と言うと、同僚たちに「Jangalekat」って連呼されて、めちゃくちゃ嬉しそうに笑われます。

"Jangalekat"はウォロフ語で "先生" という意味です。
なので、「僕は先生じゃないよ。」ってことをフランス語とウォロフ語で伝えてます。
文法？正確な言語を話すという意味では間違っているし、フランス語で"先生"に該当する単語も知っているけど、今の自分のフランス語とウォロフ語の理解度ではウォロフ語の"Jangalekat"の方がしっくり来るだけです。
たぶん、同僚たちもフランス語とウォロフ語を混ぜて話しているので、僕の文法がどうとかで笑っているとかではなくて、日本人が話すウォロフ語の発音とか、日本人がウォロフ語を話しているのが面白いんだと思います。

まだまだ語学は、難しいし、分からないことだらけですが、バカンス期間に少しでも上達できるように頑張っていきたいです。
自分の活動をスムーズに進めるっていう意図もあるけど、ベンチに座って、熱い討論をしていた同僚たちに「何話しているの？」と軽い気持ちで聞いたら、「今、ドイツの路上生活者の話をしているんだ。」と返されて、「今その話するの？」と思いながらも、もっと単純に同僚たちと議論できるようになりたいし、いろんな話しをしたいし、どんなことを話しているのかを知りたい。

報告書

セネガルに来て、3ヶ月が経ちました。
協力隊活動の中では、いくつか活動報告書なるものを書いて提出します。
その内の1つである、「1号報告書」は赴任3ヶ月後に書いて、提出する報告書です。
基本的な活動先の情報を記載する＋様式はあるのと、項目は決まっているので、それに沿って書いていきます。

今回の項目は
「報告書要約」（800字）
「活動地域及び配属先の概要」（500字）
「隊員が所属する部局の概要」（500字）
「配属先のニーズ」（500字）
「活動計画準備状況」（500字）
「受け入れ国の印象」（500字）
「JICAへの要望・提案」（500字）
です。たぶん。

任国に着いてから3ヶ月なので、活動が始まってからだいたい1-2ヶ月で書きます。
なので、それを見越して、情報収集も含めて活動していく感じです。
字数は多くないけど、情報を集めるのが大変でした。
こういう時に、同じ任地の先輩や、過去に配属されていた人がいたかどうかって大事だなと思いました。
あとは、訓練所で同職種で、なんとなく活動が近いかなって人の報告書をコピーしておいて良かったって思いました。

とりあえず、この週は早帰りだったので、終わってから報告書と向き合って、書けるトコは埋めていき、もうちょっと情報が欲しいなぁっていうトコは次の日に同僚たちに聞いたりしていました。
とりあえず、内容はともかく期日までに書き終わって、提出できたので良かったです。
次は活動計画表を作っていくことになります。
そのタイミングで、バカンスに入るのでなかなか情報収集が難しいですが、できる範囲で作成できるようにやっていけたらと思います。

ウォロフ語クラス

金曜日に日本よりも長いんじゃないかってくらいの2時間越えの会議を終えて、バカンスに入りました。
バカンス中の毎土曜日は、「Institut français」が実施しているウォロフ語クラスに通うことにしました。
毎土曜日の10-13時で、9月23日までの合計10回の30時間で、120,000FCFAなので、だいたい24,000円ですかね。
数ヶ月暮らしてみての所感と自炊生活をしていれば大丈夫かなと思考して、現地生活費の中から捻出しました。
たぶん大丈夫です。笑
22日は、講師の都合でオンラインとなりましたが基本は対面式です。
フランス語も、ままならないのに、フランス語でウォロフ語を学ぶという状況でしたが、最初は簡単な挨拶表現中心で、分からないフランス語は、翻訳機能に頼って、なんとかなりました。
クラスメイトもフランス人やマリ人などがいて、これから楽しみです。
またセネガル時間らしく、開始時間になっても生徒は全員入室してるのに、先生が来ないから始まらないというなんとも言えない雰囲気で、面白かったです。

現地語学訓練でも習いましたが、ウォロフ語の挨拶内では
Aさん:「Mbaa jamm nga am?」→ Bさん:「Jàmm rekk」
というのがあります。

Aさん:【J'espère que tu as la paix? :平和であることを願っていますか？】
→
Bさん:【J'espère la paix seulement. :ただ平和であること願っています。】

という意味の挨拶があります。

なんだろう。
もちろん形式ばってるし、尋ね方も答え方も決まっているけど、こういう挨拶があるのって素敵だなと思います。
次の授業が楽しみです。

ジャンベ購入

日曜日。
この日は、訓練所の語学の先生が教えてくれたジャンベをセネガルに来たらずっと買いたいなと思っていたので、購入しに行きました。
買った場所は、セネガルの服を買ったときに安くしてくれたおじさんが営む露店のお店にジャンベが置いてあったのを覚えていたので、そこに行きました。
前に行ったのは、5月とかだったのに、僕のことを覚えていてくれていて嬉しかったです。
早速、ジャンベが欲しいって言うと、「お前ならジャンベのリュックとセットで本来なら65,000FCFAだけど60,000FCFAにしてやる。」と本来の定価が分からない商売上手のおじさんの口車にのって、買いました。笑
フツーに12,000円なら安いかなと思うし。
あとで調べてみたら、ピンキリって感じ。まぁいっか。

買ったはいいものの持って帰るのが大変でした。
訓練所でやったサイズと同じくらいだけど、もっと重くて大変でした。
あとやっぱり目立つ。笑
首都でもあるので、街中でジャンベを持っているセネ人を今まで見たことがないので、その中でジャンベを背負っているアジア人はなかなか目立っていたのもあり、日曜日の昼過ぎにもかかわらず、いろんなセネ人にいつも以上に声をかけられました。笑
ただ、そのおかげもあり、「ジャンベの先生を紹介してやるから、また来い。」と教えてもらったので、重くて持っていくのは大変だけど、行ってみようかなと思います。
あとは、YouTubeにも「初めてのジャンベ」的な動画もあったので、観ながら家でやってみようかなと。
日本だと、防音設備のない家でジャンベを叩くのは気が引けますが、セネガルだと特に気にする必要なく（多少は気にしてやるようにしてます）、練習できるのも良い点かと思います。
他にも、バカンス中にやりたいことリストを作成したので、バカンス中にやり遂げられるように楽しんでやっていきたいと思います。