ひとつぶの光


膝に落ちる光と影

昼はやがて夜になり

また朝が来る

始まりと終わり

相対的な世界


続いていく営み

巡るエネルギー

それらは全て

喜びに還るための旅


ひとつひとつ

指で撫で確かめるように

影があり光を知り

涙の後に喜びが

痛みの後に平穏を経験する


「永遠」とは

ちっぽけなありんこの

記憶の始まる前から在り

終わった後も続く


空を見上げて

無限を見つめて

自分の小ささを知る

小さな私の中に宿った

ひとつぶの光

ここから世界を見る

経験する


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