見出し画像

-夏至- no.15 梅雨の時期こそ、コーンスープを。


【食べる】二十四節気通信。

今日は、夏至のキャンドルナイトメニュー、コーンスープ。


画像1

ぷりぷりと艶のあるもろこしをホットクックに入れて蒸します。

甘みのあるもろこしは五行では「脾」に属します。胃腸の働きが弱まって食が進まない、疲れが取れないときにおすすめです。もろこしには利尿作用があるので、水に弱い脾(消化器系)が弱りやすい梅雨の時期にはぴったりですね。

画像2

その間に刻み玉ねぎをオリーブオイルで炒めて甘みを出します。
疲れてくるとついついお砂糖の甘みを欲してしまうけれど、砂糖は胃に留まる時間が長いので胃腸に負担をかけてしまいます。

かくいうわたしは胃腸がものすごく弱いくせに甘いもの大好きなので、胃腸に疲れを感じる時こそ、お菓子はちょっと我慢。ほんのり甘くて幸せになれるようなものを食卓にあげるようにしています。

画像3

もろこしが蒸し上がりましたよー。湯気とともにもろこしの滋味深い香り。ホットクックは下ごしらえの強い味方。いつもありがとう、ホットクックさん。

画像4

玉ねぎと合わせてミキサーにかけます。鍋に移したら牛乳を少しずつ入れて甘味を調節していきます。牛乳は沸騰させると甘味を失ってしまうので沸かさないようにじっくりと。

コーンスープといえば、小さい頃スカイラーク(ファミリーレストラン)のコーンスープが好きだったなぁ。わたしの実家は滅多に外食をしない家だったので、たまにファミレスに連れて行ってもらった時に食べた濃厚なコーンスープにちょっとした感動を覚えていたんだっけ。

画像5

裏漉しをして、仕上げにちょっといいお塩で味を整えて、ディルとオリーブオイル、胡椒をふとふりしたら完成。

生クリームがなかったので牛乳だけで仕上げたのですが、本当に夏らしいさっぱりとしたコーンスープになりました。夏になってくるとさっぱりとした甘いスープが飲みたくなります。


生きていく場、暮らしの場、すべてがアトリエになりますように。いただいたサポートはアトリエ運営費として大事に活用させていただきます!