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メキシコへ豪華旅行①バハカリフォルニア半島へ出発!


2泊3日かけてバハカリフォルニア半島の小さな漁村ラバンタナへ

*くまはパピー時代から4歳近くまで4回メキシコのバハカリフォルニア(Baja California)半島へロードトリップに行っています。ここではくまの2回目のメキシコ旅行の思い出を綴ります。

くま2回目のメキシコ旅行はくまが生後8か月の2009年12月の時でした。この旅はウインドサーフィン仲間と私たち夫婦が3人で交代しながら2300キロ(1400マイル)を一気に2泊3日で走るというかなり強行なスケジュール。果たして8か月のパピーくまがこの長旅に耐えられるのか、ちょっと気がかりな出発だったのを覚えています。

パピーくまはまだヘアカットされたことがなく毛がボーボーの黒いかたまりでした。

12月19日の早朝にサンフランシスコベイエリアを出発し、日没前にアメリカとメキシコの国境を越えます。最初の宿泊地であるエンセナダ(Ensenada)は国境から約1時間のところにある街。翌日はここからさらに610キロ南下して、グエロネグロ(Guerrero Negro)という街に泊まりました。3日目は816キロを一気にドライブして夕方までに最終目的地のラバンタナ(La Ventana)に到着。いやあよく走りました。


エンセナダのホテルで荷物チェック。

スバルフォレスターに人間3人とワンコ2匹と3人分のウインドサーフィンのギアと荷物を積んで2泊3日のキャラバンって今考えるとすごかったなーと思います。心配していたパピーくまはドライブ中ほぼ寝ていてくれて騒ぐこともなく、パピー時代から立派なトラベラーぶりを発揮してくれました。

車内は意外とひろびろ。スクラフィは後ろで起きてることが多かったのですが、くまは私の隣で常にぐっすり爆睡してました。

寄り道せずにどんどん進む旅

このロードトリップは寄り道はせずにとにかく目的地までできるだけ素早く到着しようという旅でした。2300キロの行程はほぼ運転し続けでところどころでトイレ休憩をしながらとにかく進む進む。一か所だけゆっくり休憩できたのはコルテス海(Sea of Cortez)の入り江になっているきれいなビーチ、コンセプション湾(Bahía Concepción)というところでした。短時間の寄り道でしたがとても気に入りこの後のキャンプ旅行での宿泊先(野宿)になりました。

長旅の後のビーチは最高!
浅瀬の浜なので泳がずに歩き回っていました。

豪華旅行のわけ


さてなぜタイトルが豪華旅行になっているのかというと、この旅は一軒家を借りてクリスマスとニューイヤーを迎えようという豪勢な旅だったからです。その後の旅行はほとんどがキャンプ旅行で一軒家を借りて年越しをするという豪華な旅行は最初でほぼ最後となったのでした。

こちらがラバンタナで借りた一軒家。

借りたおうちは1階にバスルーム付きのベッドルームが2つ、2階にはリビング、ダイニングとキッチン。料理に必要な道具はほぼそろっていたので外食はほとんどせずに自炊の生活となりました。

ママ―何作ってるの?どこへ行っても料理しているときは常に足元にいたくま。
食事中はもちろんテーブルの下で待機。写真のため無理やりつかまれてちょっと嫌そう(笑)

このおうちで特に素晴らしかったのは大きなバルコニーと屋上がついていたこと。ここからラバンタナの村と海を見渡すことができました。

大きなテラスで食事もできました。
ねーあれなんだろう?屋上から村を眺めるくまとスクラフィ。
くまは屋上がお気に入りでよく上がって行きました。
落ちたらどうしようとハラハラしたのを覚えています。

これっきりの貸別荘旅行でしたが、今にして思うとワンコたちにとっては家の中で自由に歩き回ることのできる貸別荘のほうが、リーシュでつながることの多いキャンプ旅行よりもよかったのかな、などと考えてしまいます。この後のメキシコへのキャンプ旅行はビーチでキャンプだったので日中はほぼずっとビーチでオフリーシュ。でも朝や夜に私たちがキャンプで食事をしているときはオンリーシュになってしまいます。わんこたちにとってキャンプは不自由な生活だったのかもしれません。

つづく


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