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なんちゃってキャンピングカー(バン)でメキシコへ③ついにラバンタナに到着!

ロードトリップも5日目に入りました。野宿したコンセプション湾から目的地のラバンタナまでは残すところ530キロ。ゆっくり旅もようやく先が見えてきました。

ロードトリップ目的地まで最後の2日間はコンセプション湾からスタート

なのですが、先に進む前にロレット(Loreto)というコロニアル調の建物がある美しい街に寄っていくことになりました。小さな街ですがクルーズ船が立ち寄ることもある観光地です。

ロレットには可愛い街並みがあちこちにありました。
木でできたトンネルがあるよ
ロレットのランドマーク、Jesuit Missions of Loreto Museum

今ならネットで検索してレストランを見つけるのが通常ですが、この旅ではネットにアクセスできる携帯を持っていなかったのでレストラン選びは勘に頼り。街を歩きながらここよさそうかも、というレストランに入りましたが、外れたことはほぼありませんでした。

この日のお昼ごはん。
食事中は強すぎる目線でじっと見つめるのは昔からの伝統(食べにくい!)
我慢できなくなると”ねーねー”とおててを出すのも昔から。

ロレットでゆっくりしすぎたらあっという間に午後3時を回ってしまいました。ここでもう一泊も考えましたがさすがに野宿も3日目はきついということで目的地を目指して出発。夫と交代で寝ながらの夜間走行で400キロを走りぬきました。

目的地のラバンタナには出発してから6日目の早朝に到着。朝早いラバンタナはどんより曇っていましたがお昼までに雲は吹き飛んで快晴になりました。

ひゃっほー!

半徹夜走行のあとはビーチで朝ごはんです。食べ物が出てくると水際で遊んでいくまが速攻で飛んできました!

僕にもちょうだいよー。

そしてビーチから出発しようとすると、得意の困ったちゃん顔でまだ帰りたくないをアピール。これも昔からのくま技でした。

えーっまだ帰りたくないの。

最初のキャンプ場はシャワー付きの豪華キャンプ


キャンプ場の予約もせずに行き当たりばったりで来てしまったので、朝ごはんのあとはキャンプ場探し。最初の数日は宿泊施設が併設されて共同のキッチンやシャワーが使える豪華なところになりました。

この施設今は部屋の宿泊のみになっているようですが、当時はRVパークのようにキャンパーやバンに泊まりながらホテルの共同施設が使えるサービスをやっていました。エンセナダのホテル以来4日ぶりのお湯シャワーはほんとありがたかったです。

オフィス棟。いきなりトロピカルな気分になります。
共同キッチン
ライブラリまでついてました。
テラスで4日ぶりにネットにもアクセス。
ワンコたちもテラスを探索
施設の目の前はビーチ
ウインドサーフィンのギアを置く艇庫まであって至れり尽くせり


毎日このビーチで遊んだよ。

ビーチが目の前にあるキャンプ場というよりは、ビーチにあるキャンプ場でまさにビーチに住んでる感覚でした。朝起きたらまずビーチ、ごはん食べてまたビーチ。お昼食べたらウインドサーフィンで海に出て、夕暮れ時にまたビーチを散歩。私たちにとってもワンコにとっても天国みたいな日々でした!特に水が大好きなくまにとっては、ずっとここにいたいいよーの場所だったのだろうなと思います。

夕暮れ時のビーチ
ねーねー
ずっとここにいたいのー


そんな素晴らしいキャンプ場だったのですが、数日滞在したあとにこのキャンプ場からウインドサーフィンの仲間たちが泊まっている別のキャンプ場に移ることになりました。移動先のキャンプ場もビーチにありますが、施設といえば水の流れるトイレと水のシャワーのみ。確か1泊5ドルくらいだったと思います。豪華キャンプ場と比べると格段にお安く、滞在費はかなり節約できました。

キッチンやトイレ、シャワーのついているキャンピングカーの人たちはかなり心地よく過ごせると思います。でもうちのようにベットと冷蔵庫がついているだけのバンだとどんな生活になるんだろう、と思いつつ新しいキャンプ場にやってきました。

原始的なキャンプ場の全景。

次は原始的なキャンプ生活を徹底解説します

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