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あなたは、天日干し派?室内干し派?それとも乾燥機派?【#住まいのランドリースペースの調査レポート】

みなさん、こんにちは。LIXIL住宅研究所note編集部です。
本格的な花粉シーズンを迎え、外干しができない!といっても室内干しではカラッと乾かないし、やっぱり臭う!洗濯機での乾燥や浴室乾燥は光熱費高騰の中、電気代がかかる!など洗濯物干しにお悩みの方も多いと思います。

今回は、今年2月にLIXIL住宅研究所が一戸建てにお住まいの既婚女性の方にお聞きした住まいのランドリースペースに関する調査結果をもとに、洗濯物の干し方のお悩みや理想のランドリースペースなどをレポートします。
回答していただいたみなさんも、洗濯物干しでのお悩みは多いようです。あなたのご家庭での洗濯物干し事情と合わせてお読みください。

洗濯物干しは、天日干し派、室内干し派、それとも乾燥機派!

あなたは洗濯物をどこで乾かすことが多いですか?
今回の調査では、天日干しが44.9%と最も多く、続いて室内干しが 32.4%、洗濯機の乾燥機が 10.8%となりました。しかし実態は、天日干し派の方でも外に干せない時には家の中に干したり、乾燥機を使ったり、また外に干したくない肌着などは室内干しなどそれぞれ工夫していると思います。

室内干し派の方でも、乾きにくい大物(バスタオルなど)は天候をみて天日干しやコインランドリーなどを使ったり、洗濯機の乾燥機である程度乾かしてから室内干し・天日干しなど組み合せていると思います。それぞれの家庭の洗濯事情に合わせて効率的にしたいものですね!

洗濯物干しでのお悩みは?

天日干し派のお悩み=天候によって洗濯できない(干せない)日がある(49.8%)
天日干しの魅力はなんといっても太陽光と自然の風でしっかり乾くこと!
しかし、天候に左右されたり、雨や雪の多い季節、花粉の多い時期など外干しができないことがあり、これが一番のお悩みとなっています。
続いて、やむをえず室内干しすると、洗濯物がカラッと乾かないとのお悩みが46.2%と続いています。

室内干し派のお悩み=洗濯物を干すスペースが狭い/少ない(38.3%)
広々とした室内干し専用スペースがある家は少数派だと思います。できれば太陽光がしっかり入るサンルームなどがあれば理想的ですが、お風呂場や寝室をはじめ、子ども部屋や廊下、リビングなどで干すとやっぱり狭いのがお悩みの一番となりました。さらに室内干し派のお悩みでも、室内干しするとカラッと乾かないが37.2%となっています。

洗濯機の乾燥機派のお悩み=乾燥機は光熱費が余計にかかる(30.0%)
電気代など光熱費が高騰する中、節電に取り組む家庭も多いと思います。洗濯機の乾燥機や浴室乾燥機派の方では、光熱費が余計にかかるとのお悩みがトップとなりました。光熱費をできるだけ抑えるためには、乾燥機での乾燥と室内干しや天日干しを組みわせることも一案だと思います。

みなさんにお聞きした理想のランドリースペースBEST5

第5位:洗濯物が外から見えにくいスペース(26.3%)
天日干しの洗濯物は無防備に干していると家族のプライバシーが丸見えです。特に家族の肌着などは見られたくない方も多いと思います。今回の調査でも、洗濯物が外から見えにくいスペースが5番目になりました。

中庭や壁が高いベランダ

第4位:脱衣から洗濯、洗濯物干し、たたむ・収納までの動線が良いスペース(27.0%)
洗濯動線がイマイチとのお悩みが第4位となりました。洗濯物は洗うとずっしり重くなるもの。洗濯物干し場まで遠かったり、階段を上がったりなど運ぶのが一苦労です。さらに取り込んでたたんで収納など一連の作業も手間がかかります。
さらに今回の調査では「洗濯機のすぐそばで洗濯物が干せるスペース」(25.8%)が理想との回答が第6位となっています。

干すから収納までを考えた動線設計

第3位:外干し可能だが、悪天候や花粉の時期などは簡単に閉鎖できるスペース(31.9%)
外干し(天日干し)の難点は、天候が悪い時期や季節、花粉の多い季節などは外干しできないこと!かといって何日も洗濯しないと洗濯物はすぐにたまってしまいます。とくに子どものいる家庭では洗濯物が多く、毎日洗濯している方も多いと思います。天日干しできない時でも簡単に閉鎖できる洗濯物干し場があれば便利ですね!

第2位:広くて多くの洗濯物が一度に干せるスペース(36.0%)
室内干し派の方のお悩みにもありましたが、洗濯物を干すスペースが狭いと何回にも分けて洗濯しなければなりません。さらに干す間隔が狭いと乾きも悪くなります。これは天日干しでも同様です。広くて思いっきり洗濯物を一度に干せるスペースがあれば、洗濯ストレスが解消にできますね!

天気や時間を気にせず、洗濯物を干せる広々としたファミリースペース(左)
動線を考慮し、脱衣室を広めに確保して設置した室内干しスペース(右)

第1位:太陽光がしっかり入る明るいスペース(40.7%)
理想のランドリースペースの第1位は、やはり太陽光がしっかり入る明るいスペースとなりました。自然の恵みである太陽光と自然の風で乾かした洗濯物はパリット乾いて気持ちも良く、さらに電気などの光熱費も不要です!一般的なお住まいの洗濯物干し場が南側に面しているのも太陽光がしっかり入りやすいためです。

理想のランドリースペースとは!

理想のランドリースペースは、脱衣から洗濯、洗濯物干し、たたむ・収納までの動線が良くて、洗濯機のすぐそばで洗濯物が干せるなど、洗濯の作業を一か所で効率的に行いたいとのニーズが多いようです。
さらに、太陽光がしっかり入りつつ、外に干せないときは閉鎖可能で、広々と余裕を持って洗濯物が干せる空間となっています。

これらの理想を全てかなえるためには、洗濯の一連の作業を洗い出して、住まい設計をすることです。当社が運営するGLホームでは、「家事も、遊びも」をテーマに趣味や遊びを楽しみつつ、家事や子育てを楽しめるLIFE STYLE提案を行っています。その一つとして理想のランドリールームの提案「まるごとホームランドリー」があります。新たな住まいの設計やリフォームなどの際にご参考にしてください。

GLホームの「ランドリースペース」提案

「まるごとホームランドリー」
1 .脱ぐ→2.洗う→3.干す→4.しまうの作業を全て近くで行えるため、ストレスフリーで洗濯の一連の流れをスムーズに行える洗濯動線です。
 
「サンルーム」があれば、明るい陽射しがたっぷり入り、透明な扉を開け閉めすることで、天気や時間、花粉も気にせず洗濯物を干すことができます。「まるごとホームランドリー」と組み合わせることで、効率的な洗濯動線も実現でき、理想のランドリースペースに近づきます。

まるごとホームランドリー(左)サンルーム(右)

完璧なランドリースペースを実現する「全館空調システム」
エアコン1台で家全体を空調する方法として話題の「全館空調システム」を活用するランドリースペースもあります。
光熱費の削減も期待できますし、室内干しするとカラッと乾かない、室内干しするとどうしても臭いが気になるなどのお悩みも解決できます。

GLホーム独自のノウハウを加えて開発した「全館空調システム」は、2階に設置したエアコンの暖冷房を大風量のファンで 1、2 階の吹き出し口に送り出す仕組みになっています。この「全館空調システム」と「まるごとホームランドリー」、「サンルーム」を組み合わせることで、洗濯物干しでのお悩みを全て解決し、一連の洗濯作業をストレスフリーで行うことができます。
理想のランドリースペースの紹介はこちら=GLの「まるごとホームランドリー」へ

「全館空調システム」と「室内ランドリースペース」で理想のランドリースペースを実現した住まいのご紹介

当社の公式noteでは、「全館空調システム」と「室内のランドリースペース」を設けたGLホームの建築実例をご紹介しています。
2階の南側に外干しできるバルコニーもあるのですが、外干しできない時は、「室内ランドリースペース」に洗濯物を干しているとのことです。「全館空調システム」が入っているのとシーリングファンを設置したことで、だいたい次の日には洗濯物は乾いているとのこと。天候に左右されず、花粉やほこりなどからも洗濯物を守ることができます。
→ 理想のランドリースペースを実現した住まい事例はこちら

今回は、住まいのランドリースペースについてご紹介しました。洗濯の一連の作業は思った以上に時間と労力がかかります。もちろん、脱衣を一カ所にまとめる!自分の物は自分でたたんで自分で収納!など家族の協力も欠かせませんが、それでも限界があります。

住まいを設計する時やリフォームする時には、多くの建築事例を参考に洗濯動線をしっかり考えることで、時短に結びつき、ストレスフリーな洗濯が可能となります。洗った後の重い洗濯物を毎日洗濯物干し場まで運ぶ作業から解放されませんか!

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