後悔しない意思決定ってどうすればいいの?
こんにちは、芝園開発(株)広報デザイングループです。
全社員に話してもらっている朝礼スピーチですが、
2021新入社員にも続々と順番が回ってきています。
今回は5月12日に行われた、記念すべき一人目のスピーチの内容をご紹介します!
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なぜ僕が「後悔」に興味を持ったのか
おはようございます。ヒキタです。僕は大学で心理学を学んでいました。
その中で、「後悔」という感情に注目しました。
卒論のテーマは、「後悔におけるより良い意思決定のプロセス」について取り組みました。内容は簡単に言うと、後悔しないためにどんな選択をするか、後悔の原因はどんなものか、というものです。
なぜ、「後悔」というテーマにしたのかというと、
自分自身が優柔不断な性格で、なかなか決まらず迷った挙げ句、もう一つの選択肢の方にしておけばよかったと後悔する経験がよくあったからです。
自分が選択した結果なのに、なぜネガティブになってしまうのか、
なぜ納得がいかないものになってしまうのか、と考えました。
印象に残った論文
何十もの先行研究を読んだ中で、興味深かった内容があります。
後悔とは、
「違う選択をしていたら、今の結果がもっと良くなったのではないか」
と思ったときのネガティブな感情です。
私たちの日常は大小に関わらず選択の繰り返しですが、すごく後悔をしたり、「絶対後悔する」と思っていたらそんなにしなかったりということがあると思います。
このように予測した後悔と現実に起こった後悔にズレが生じるために、
後悔はどんどん大きくなっていきます。
そのズレをどれだけ小さくできるかが、後悔を小さくするポイントです。
後悔に影響を及ぼす要因は、選択するまでの迷っている時間です。
意思決定をするまでの時間が延びれば延びるほど、そのあとに感じる後悔は大きくなります。特に男性は決定を先延ばししがちな傾向があります。
後悔を小さくするには、素早く意思決定をするべきと書かれていました。
もう一つの要因は、選択肢の数です。
選択肢が多すぎると、情報が処理できず後悔します。人間は7つくらいまでが一番良い選択ができる選択肢の数と言われています。曜日も7つ、7つの習慣など、7つで区切られている事柄は多かったりします。
後悔しない決断のために
まとめると、後悔を小さくするためには
・迷う時間を短くすること
・選択肢を増やしすぎないこと
・行動すること
が大切です。
意思決定の際の行動の有無がのちの後悔に繋がり、ネガティブな結果に終わったとしても行動を起こしていたことで後悔が小さくなります。
日々の業務の中で後悔を少なくするためにも、
経営理念にもある【チャレンジ】を大切に
迷ったら行動を起こしてみてはいかがでしょうか!!
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