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カルシウムは、それだけでは体に取り込めない

カルシウムって大切なんだね、って再確認してもらったところで。

カルシウムは、それだけでは体に取り込めない。

まず、カルシウムが含まれてる食べ物が胃でしっかり溶かされる必要がある。
だから、胃酸抑制剤などを使っていたり、ピロリ菌の勢いが強くて胃酸の出方が少なかったりすると、カルシウムが吸収されにくくなる。

胃酸の状態は血液検査でもわかるよ。


胃から小腸に移動していくと、いろんな経路で血中へと取り込まれていくが、その時に、ビタミンDが必要な経路もある。

ビタミンDは、食事の中のビタミンDのほかに、コレステロールと紫外線から作られる。
だからコレステロールも紫外線も悪者じゃないよ😎。


このビタミンDを必要に応じて活性化させるのが腎臓。
だから、腎臓の健康は、カルシウムの吸収に必須。
腎臓って尿を作るだけの臓器じゃないの。
血圧を調節したり、赤血球を作ったりといったことにも関わる臓器。

マグネシウムは、カルシウムの拮抗物質で、一緒に働くことでバランスを取っている。
どちらか片方だけでなく、一緒に十分な量を摂ることがとても大事。


一方、カルシウムの吸収を妨げるものもある。
「過剰な」リン酸塩や繊維質など。

リン酸塩は加工食品に多く使われる。

#からだが愛おしくなる分子整合栄養学


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