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アルバム紹介 10  LOUD & PEACE Dragon Ash 「日本のミクスチャーロックを継承する歴史を感じるアルバム」


皆さん、すいませんご無沙汰してました。篠田長次郎です。記念すべき?10回目なので何をPICK UPしたらいいか迷っていたら少し時間が空いてしまいました。ごめんなさい。

最近私はMixture Rockばかり聞いていますねー。何聴こうかなーと思って選ぶのが大体Mixture Rock。あ、そもそもこれが何なのか説明しますね!



Mixture Rock

ミクスチャーロックとは、ハードロック、パンク、メタルなどのロックミュージックに、ファンク、ヒップホップ、レゲエなどの黒人音楽の要素を混ぜ合わせたロック。日本でのみ使われる言葉で、海外ではラップロック、ファンクメタル、スカパンクなどと音楽性にあわせて細かく区別される事が多いです。

代表バンド

Linkin Park、Linp Bizkid 、Red Hot Chili Peppers、Zebrahead、Dragon Ash、MAN WITH A MISSION、山嵐、UVERworldなど


とにかくラップしてるロックバンドがいたらミクスチャーロックバンドだ!と認識して大丈夫です。笑

めちゃくちゃかっこいいですよね!このジャンル。その中でも日本を代表するミクスチャーバンドは、、、



Dragon Ash

日本のミクスチャー・ロックバンド。JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント内のレーベル、MOB SQUAD所属。

メンバー

Kj(ボーカル・ギター)

櫻井誠(ドラムス)

BOTS(DJ)

HIROKI(ギター)

DRI-V(ダンサー)

ATSUSHI(ダンサー)

IKÜZÖNE(ベース)
(1996年 - 2012年)

バンド名の「Dragon Ash」はKjが考えた造語であり、"drag on ash"(だらだらしていたら灰になる)という意味を込めています。


LOUD & PEACE

Dragon Ashの2枚目のベストアルバム。デビュー15周年を記念したベスト・アルバムでラウドなロックナンバーとピースフルな名曲群を選曲した内容に仕上がっています。このアルバムをPICK UPした理由は、Dragon Ashの名曲が多すぎるからです!(※曲によって解説の熱量が違いますが、聴きまくった曲の解説だけめっちゃ語ります。ご理解ください)


Disc 1 LOUD

The Day dragged on

世代を感じさせる曲の入り方とノスタルジックな歌詞。なにせ20年近く前の歌詞ですからね、DA自体が影響を受けていたものが我々と違うのでしょう。当時は。


羊を数えても夜は終わらない

嵐の相葉くんがライブでカバーしたことでも有名なこの曲。ゴリッゴリのギター進行が圧倒的なスピードを運びます。


Rainy Day And Day

容赦ないベースの戦慄にkjの甘い声が絡みつき、サビでは歪みを入れてくる。アップテンポではないが乗れる曲。


Iceman

初めのギターの戦慄とBOTSのスクラッチがいい感じのナンバー。もともとシークレットトラックでしたがこのベストアルバムで正式音源化されました。


Drugs can't kill teens

タイトルカッコよ!となるナンバーですが、この曲から不朽の名作3rdアルバム『Viva La Revolution』の収録曲になります。ここら辺から聞いたことある人も多いのではないでしょうか。


Just I'll say

こちらは20代後半からの支持が熱い、かなり人気曲となっています。カラオケで上司の心をつかめるかも?笑


Deep Impact feat, ラッパ我リヤ

ラッパ我リヤをフィーチャリングして発表された作品。日本のロックシーン、およびHIP HOPシーンに爆弾を落とし込んだとも言える、DAがシーンの先頭を引っ張っていくことを提示した曲。トラックは1988年に発売されたEric B. & RakimのMicrophone Fiend、元ネタを意識しています。

この時期からお茶の間に韻をふむ文化が浸透していきました!


Amploud

Limp Bizkidっぽさ全開のミクスチャーチューン。PVでは、スケボーランプをバックにノリよくラップしているkjがCOOL!


百合の咲く場所で

Dragon Ashの静と動が1曲に同居しており、ライブでも人気が高い代表曲の一つです。ライブでサークルモッシュが生まれる定番曲です。


Snowscape

人気シングル「Life goes on」のカップリング曲が今回アルバム初収録となりました。(今回といっても、LOUD & PEACEがリリースされたのは2012年。DAの歴史は古いのだ!)ラウドなのにかなりダンサブルなナンバー!


FANTASISTA

ライブで本当に必ず演奏されるナンバーで、「ミクスチャーロックは好きですか!?」の掛け声で始まるDragon Ashの代名詞!もうほんっとうにほんっとうにかっこいい!

疾走感とは言わず大疾走感に溢れるナンバーです!!!


Posse in Noise

かなりゴリゴリなギター進行で展開される、そしてどこかHIP HOPのリズムも見られるナンバー。


resound feat.HIDE,136

何と、あのワイルドスピードシリーズ、TOKYO DRIFTに使用されているナンバーです。確かに雰囲気があっていて他の海外ヒップホップナンバーとサントラで並んでも劣らない重量感です。


Develop the music

DAの中期の特徴であるラテンの要素をガンガンに出した曲。


Dear Mosh Pit

こちらもラテンの要素が強いナンバー。僕はもっとHIP HOPなのが好きだが、サッカー好きな人なら好みかもしれないです。


CALLIN'

Dragon Ash初の配信限定シングルで、こちらもラテンテイストです。


AMBITIOUS

ここら辺からロック要素を取り戻してきます。(ラテン要素も含む)

この曲はスカパー! 2010 サッカーテーマソングに書き下ろされていて、何かに向けて頑張っている人へのメッセージソングとなっています。

この曲のミュージックビデオには、東京ヴェルディ所属、U18日本代表にも選出されているストライカー・高木俊幸選手、日テレベレーザ所属、なでしこジャパン期待の最年少(17歳)岩渕真奈選手、U23女子7人制ラグビー日本代表 大川あゆ美選手、北京パラリンピック日本代表団主将を務めた車椅子バスケット日本代表 京谷和幸選手、フリースタイルBMX女子世界ランキング1位の高石圭選手、Kjの友人でもあるプロ格闘家 美木航選手というキャストが出演すているので是非!

中高生向け人気ラジオ番組とコラボした「SCHOOL OF LOCK!」とコラボした「ABMITIOUS ~SCHOOL OF LOCK! バージョン」というPVも存在します。


ROCK BAND feat. SATOSHI, KO-JI ZERO THREE

もうこれを紹介したくてこの記事を書いたといっても過言ではありません!Deep Impact feat, ラッパ我リヤで歌われていた歌詞

「日本を変える真の音楽と お前の鼓膜直接コンタクト 心に響く凄まじい爆発音
いよいよ壁はなくなるぞ」

これを年数をかけて体現しました!ラテンに走って離れてしまったファンを一気に引きずり戻し、ミクスチャーロッカーたちに再度火をつけました!


SLASH

Disc1の最後を飾るのは、Dragon Ashが原点回帰してRock魂を取り戻した『MIXTURE』から、SLASHです。ノリのいい軽快なビートに初期のギターサウンドが乗ってイケてます!

しかし、こんなもんじゃありません。これ以降に出ているTHE FACES、MAJESTICはさらにパワーアップをしてかっこいい曲をたくさん収録しています。






あ、Disc 2のPEACEはまた後日改めて投稿します!(こちらは名前の通りブレイクにつながるきっかけとなった「陽はまたのぼりくりかえす」、「Viva la revolution」など比較的穏やかな楽曲を収録しています。


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10番目のアルバムは何がいいかなーと迷っていましたが、Dragon Ashを選んで良かったです。(まだ終わってませんが、、)

またすぐDisc 2versionはアップするので引き続きチェックしてください!

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