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「Carpenters」の音楽で英語を学ぼう! 英語学習におすすめのアーティストたち Part1

みなさんこんにちは!篠田長次郎です!

みなさんは普段どんな音楽を聴いていますか?
最近のヒットチャートだと、Vaundy、BTS、優里くん、変態紳士クラブ等々一年前と少しずつヒットチャート上位の顔ぶれが変わってきていますね!

海外のヒットチャートはどうかというと、完全にHIP HOPのムーブメントがアメリカでは起きており、Lil Baby、DaBaby、Roddy Ricchなど、ダークな曲調かつ声の低いラッパーが多いような気がします!(とは言っても、いろいろなタイプのラッパーがいるので一概には言えませんが、、)

とは言え、

「最近のHIP HOPってかっこいいけど、本当に何に言ってるかわからない、、、。歌詞の意味も重かったり笑。筋トレとか気分をアゲるにはいいけど英語の勉強にはどうなの、、?」

と、HIP HOPは韻を踏んだり、育ちや環境をレペゼンするのがカルチャーになっており、発音のリスニングだったり、文法理解を深めるのには少し難易度が高い気がします。



このシリーズの記事では、最近の曲、少し前の曲、かなり昔の曲も含め、英語学習に役立つような洋楽を紹介していけたらと思います!

では、行ってみましょう!

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記念すべき初回のアーティストはこちら!

Carpenters (カーペンターズ)

 ロサンゼルス出身のリチャード(兄)とカレン(妹)による兄弟ユニットです!少し懐かしいアーティストですが、彼女たちが一斉を風靡していたのは1970年代ごろなんだそう。


ユニット名である「Carpenters」は、大工さんという意味ではなく、彼らの苗字なんだそうで、あえて定冠詞 "The" の付かない "Carpenters" を使っています。
 冠詞のTheがつくと「The Carpenters」となり、それこそ「カーペンター家、カーペンター兄弟」と、いう意味になるのですが、「Carpenters」だけでは「大工たち」の意味になります。

 その理由についてリチャードは、2004年に発売された 「Gold:35th Anniversary Edition」 のライナーノーツにおいて、バッファロー・スプリングフィールドやジェファーソン・エアプレインのように、「ザ・〜ズ」ではないバンド名のほうがかっこいいと思ったからだそうです!

Carpenters → 大工さんたち
The Carpenters → 「カーペンター家、カーペンター兄弟」
(冠詞である”The”がつくことにより、対象が特定されるのです。)

なぜ、Carpentersが英語学習に効果的かというと、以下の理由が挙げられます!

・文法がとってもシンプル!
・サビがほぼ繰り返し!
・歌詞が会話調だから内容がイメージしやすい!
・スラングが特になく覚えやすい単語で構成されている!


では、代表曲である 「Yesterday Ones More」を紐解いてみましょう!


(Aメロ)
When I was young I’d listen to the radio
Waiting for my favorite songs
When they played I’d sing along
It made me smile
(直訳)
私が若い頃、ラジオを聴いて
私のお気に入りの曲が流れるのを待っていたわ
その曲が流れると、私も一緒に歌って
その曲は私を笑顔にさせた

歌詞に出てくる「I’d」は「I had」(過去完了形のhadの略)です!
「It made me smile」のmadeは使役動詞ですね。
なので「それは私を笑顔にさせた。」と言った訳ができます。


続いてサビに行ってみましょう!

Every shalalala, every oho, oho
Still shines
Every shing-a-ling-a-ling that they’re starting to sing’s
So fine
「シャラララ」「ウォウ・ウォウ」 
歌声の一つ一つが今も輝いて
「シンガ・リンガ・リン」
歌い始めるととても楽しくなる!
When they get to the part
Where he's breakin' her heart
It can really make me cry
Just like before
It's yesterday once more.
曲が流れて
彼が彼女に別れを告げるところになると
泣いてしまうの
昔と全く同じように
昨日をもう一度


最初のシャラララパートは特殊ですが、SVの第一文系ですね。
他にも使役同士が再び使われていたり、比較的簡単な英単語が使われているのが、Carpentersの特徴ですね!

ちなみにこの歌詞は2番とラスサビでも同じです!


では、もう一曲ピックアップしてみましょう!



セサミストリートの挿入歌で使われていた「Sing」です!
(Singはサビから始まります!)


Sing, sing a song
Sing out loud, sing out strong
Sing of good things not bad
Sing of happy not sad
歌おう 歌を歌おう
大きな声で 力強く
良いことを歌おう 悪いことじゃなく
楽しいことを歌おう 悲しいことじゃなく
Sing, sing a song
Make it simple
To last your whole life long
Dont worry that its not good enough
For anyone else to hear
Just sing, sing a song
歌おう 歌を歌おう
簡単でいい
歌を一生続けられるように
心配しないで
他のみんなに聞かせるほど
上手くなくていい
ただ歌おう 歌を歌おう

Singの動詞から始まるので、命令文ですが、「さあ、歌おう!」みたいな手をとる感じですね!
また、Make it simpleも使役動詞が使われています!

「To last your whole life long」の「whole life long」は一生という意味です!
「To last」のTo は〜するためにの目的用法で使われるので、
「歌を一生続けられるように」と言った意味になります!

(ちなみにこの曲も歌詞の繰り返しになりますが、子供たちがコーラスで歌ったり、キーが大幅に変化したりととても楽しい内容です!)



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いつも書いている記事のアルバム紹介に加えて、今回から、書き始めた英語学習にぴったりな音楽紹介も、これからどんどんアップしていければと思います!

では、また次も楽しみにしていてください!


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