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ライブレポート UNITED FRONT 2021 Winter Dragon Ash VS BiSH

みなさんこんにちは、篠田長次郎です。

今月は、ライブに合計3本も行くことができて、気分爽快です。
前回は、福岡出身のロックバンドPALEDUSKの主宰の音楽イベントの記事を書きましたが、今回も対バン形式のライブレポートを書いていこうと思います!


タイトル通り、今回僕が参戦したライブは、

UNITED FRONT 2021 Winter  Dragon Ash VS BiSH in ベイシア文化ホール
です!

日本が誇る大御所ミクスチャーロックバンド、Dragon Ashと、最近紅白歌合戦も決まって飛ぶ鳥を落とす勢いの楽器を持たないパンクバンド、BiSHの異色の対バンです!
こちら、実は僕の地元、群馬県前橋市で行われました!

しかも、この会場、僕の高校の入学式と卒業式が行われた場所なんです!
(エモい、、、)

では、以前Dragon Ashの紹介記事は書いたので、今回はBiSHの紹介を簡単に行いたいと思います。


BiSHは、「Brand-new idol SHiT」(新生クソアイドル)の略で、6人組のアイドルグループです。メンバーが作詞や振付を考えていたり、歌詞やMCに過激なものが多いのも特徴ですが、その楽曲のクオリティの高さや、メンバーの歌唱力、パンクロック文化へのリスペクトから、多くの芸能人や、純粋なロックファンからの支持も厚いです。(僕もその一人です。)

メンバー

アイナ・ジ・エンド
BiSHの送りびと担当。特徴的なハスキーボイスと、繊細な歌唱スタイルから、様々な音楽メディアに出演したり、ソロでのアーティスト活動も行っています。(Youtubeの、THE FIRST TAKEは圧巻です。)

セントチヒロ・チッチ
AB型 見た目は真面目、中身は悪女、これでも彼氏は2人まで担当。

モモコグミカンパニー
BiSHのあまのじゃく担当。BiSHの多くの楽曲の作詞を担当しています。

ハシヤスメ・アツコ
メガネ担当。SNSやライブでのコントも担当しています。

シャーロットリンリン
無口担当。

アユニ・D
僕の妹がこんなに可愛いわけがない担当。


今回のライブでは、かなり代表曲を演奏してくれたので、セットリストと合わせて紹介して行きます。


さて、会場であるベイシア文化ホールがある前橋市は、上州空っ風のまち、つまり風の強いまちとして有名です。当日も冷たい風が吹きすさびますが、そんな中でも、長蛇の列が会場周辺に出来ています。

会場内は全席指定で、映画館のように、段々と後列になるにつれ、位置が高くなる為、遠くの人でも見やすかったです。

開演前BGMが数曲流れた後、突如暗転が始まり、ステージに小さな足音が響きます。
足音が鳴り止むと、マイク越しに声が。

「BiSHです。よろしくお願いいたします。」

の挨拶とともに、彼女たちの代表曲である、「オーケストラ」のBGMが流れ出します。


彼女たちの歌唱がサビにかかるときには、会場清掃員(BiSHのファンの総称)たちはノリノリで振付を踊ったり、また、ロックファンは高らかに拳を掲げたり、一曲目から最高な盛り上がりを見せていました。


オーケストラの歌唱が終わり、続いて「BiSH-星が瞬く夜に」を披露する彼女たち。
「オーケストラ」と「BiSH-星が瞬く夜に」は、彼女たちの中でもトップレベルのヒット曲のため、セットリストの開始2曲で会場を驚愕させます。

「BiSH-星が瞬く夜に」は本来であれば、アイドルのライブらしいコールアンドレスポンスが飛び交う盛り上がりナンバーですが、コロナのため、オーディエンスは声が出せません。その代わりに、特徴的なキャッチーな振付を会場全体で頭上で真似し、声の変わりに体全体でライブを盛りあげます。

その後披露されたのは、「Stereo Future」という楽曲で、かなり激しいダンスと、クールなサウンドが特徴的です。

3曲を終え、MCに入ると、各メンバーが、Dragon Ashとの思い出や、次に控えるDragon Ashとのイベントの話などで、会場を一度落ち着かせます。

その後は、The Killer Tuneと言っても過言ではない「GiANT KiLLERS」

や重低音がメインかつ疾走感のある楽曲の「SMACK baby SMACK」と、ロックナンバーが続き、

その後は、「ろっくんろおるのかみさま」「GRUNGE WORLD」と、ミディアムテンポ且つ、ロック要素のある楽曲が続きます。

4曲を終えたMCでは、「コロナ禍でもDragon Ashの前向きな楽曲があったから音楽活動を続けることができた。先人ロックスターへの感謝を伝える曲」だと、セントチヒロチッチが自ら作詞した、「I’m waiting for my dawn」を披露し、会場を拍手の渦に巻き込みます。

と思ったのも束の間、問題のイントロが会場に響き渡ります。

そう、「NON TiE UP」です。
BiSHイチ過激な歌詞として知られている「NON TiE UP」で、再びペースをBiSHベースに戻し、ラストの楽曲に構えます。

ラストに披露されたのは、超前向きな青春パンクナンバーである「Beautifulさ」。会場のボルテージも最高潮で、Dragon Ashのファンまでもダンスしまくっていました。

裏エピソードとして、当日ステージ袖で、Dragon Ashのドラマーである桜井さんが、ノリノリで「Beautifulさ」を踊っていた様子が本人のインスタストーリーに載っていたのもエモいです笑。

BiSH6人が丁寧に挨拶をし、ステージを後にしたところで、BiSHのターンは終わります。



後半戦は、大本命のDragon Ashのターンです。

現在の最新アルバム、「Majestic」のインストナンバーをBack Musicに、各メンバーがギターを準備したりと、戦闘体勢に入ります。

「Majestic」のインストが後半から急ピッチでテンポを加速させ、アルバムと連動するかのように、「Stardust」からDragon Ashのライブが幻想的にスタートします。

「Stardust」のサビでは、証明が煌びやかに光出すとともに、オーディエンスも高らかに腕を高く降ります。

「Stardust」が終了したら、僕が1番聞きたかった最強ロックナンバー
「Mix it Up」へと展開します。
「Mix it Up」で「Stardust」で作り上げた幻想的な雰囲気を一変させ、
「これがMixture Bandだ!」と言わせんばかりの熱い曲展開を実施し、そのまま
「Fly Over feat.T$UYO$HI」へ。比較的閉鎖的な会場であるベイシア文化ホールに爽快な開放感をもたらします。

一息つく暇もなく、流れ込むかのように、「Run To the Sun」を披露したDragon Ash。7人体勢のときの、ダンサーの走るモーションを入れたダンスが見られないのは残念ですが、それでもかっこいいのは間違いありませんでした。

ここから一旦テンポを落とし、「Walk This Dream」へ。この楽曲は、逝去してしまったオリジナルメンバーのベーシスト、IKUZONEが最後に製作に関わった曲で、IKUZONEがいつも着ていた赤と青の服の色のペンライトを大きく掲げていたBiSHファンが確認できました。これはエモかったなぁ。

続く「Melancholy」では、ワイルドかつ落ち着いたギタープレイで会場をわかせ、懐かしいナンバーで古くから支持しているファンを沸かせます。

と思ったら、次の曲はまさかの最新シングルの「New Era」。
正直1番最後か1番最初に演奏されるかと思っていたので、びっくりしましたが、この「New Era」を演奏しているときのKjが1番楽しそうでした。

自分たちの最先端を愛せれるのって素晴らしいな。

この後は、「Ode to Joy」「ダイアログ」と、緩急のある演奏を披露し、「Revive」で、ボルテージを固めていきます。

そして、ここで彼らのキラーチューンである、「百合の咲く場所で」のイントロがかかると、再度、オーディエンス側にスイッチが入り、だんだんと手拍子のクラップが始まります。

この曲は、A〜Bメロが落ち着いた進行で展開していき、サビでギター音を爆発させるという、静と動がはっきりした名曲で、「動」のパートでは、暴れたいけど暴れることができない。そんなオーディエンスの思いに答えるかのように、ギターが爆音を奏でます。

いよいよライブはクライマックスを迎え、最後の楽曲である、Hundred Emotionへ。BiSHに続き、疾風怒涛のライブパフォーマンスを見せてくれたDragon Ashは、各世代によって違った音楽が出せるのが魅力ですが、とくにこのMajesticに収録されている「Stardust」「Mix it Up」「Ode to Joy」「Hundred Emotion」は、聞きやすくも、彼らの根本にあるミクスチャーマインドがあり、めちゃくちゃかっこいいです。

Hundred Emotionを高らかに歌い上げ、ライブは終了します。ホールという形式で、椅子が常設されている会場ながらも、ロックなサウンドを奏でてくれたDragon Ash、バンドさながらのかっこよさを見せつけてくれたBiSHにBig Up!










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