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コミカレでのアルバイトって実際どんな感じ?

こんにちは、みくです。今日はアメリカの2年制大学で実際にアルバイトを経験した私が、どうやってアメリカでアルバイトを手に入れたのか、どんなアルバイトをしていたのか、お給料はどれぐらいだったか、などを書きたいと思います。

学費と毎月の生活費(食事付きのホームステイ代)は給付型奨学金で全額賄っていましたが、それ以外の教科書代や娯楽費、交通費などはアルバイトでやりくりしていました。

留学生のアルバイトについて

アメリカでは留学生はキャンパス内でしかアルバイトをすることができません。キャンパス外でアルバイトをすることは基本的に違法になります。(が、風の噂によるとお手伝いという名目でキャンパス外で違法に働いている留学生(日本人留学生含む)は結構いるらしいです)アメリカに来て滞在するのに大金を払っているのに、その地で違法行為という強制送還される可能性がある行為をするのはいかがなものかと私は思います。


どうやってアルバイトを手に入れたのか

アメリカに来て1学期目、私は友達を作りたい一心で毎日授業終わりから大学が閉まるまで、留学生が集まる留学生オフィスで過ごしていました。そして幸運にも、私と仲良くしてくれる留学生のお友達がたくさんできました。

ある日、私とよく話してくれる1人の留学生の先輩が私に「僕はこの学期でここを卒業するんだけれど、それで今留学生オフィスで僕がやっているアルバイトを引き継いでくれる人を探しているんだ。やってくれないかな?」と言われました。
その先輩はさらに「推薦書は必要であれば書くし、採用された後の必要手続きも手伝うよ」と言っており、これは向こうは本気なんだなと思い、承諾することにしました。

応募書類を書いてアルバイトに応募(5月)

私の場合は、応募書類(application form)と履歴書(resume)を書いて提出しなければなりませんでした。同じ大学内でも、どこで働くかによって提出する書類や選考過程が違います。書類を作成する上で分からないところは、すでに大学でアルバイトをしている友達に訊きました。

ちなみに履歴書ですが、当然ながら日本のものとは書式が違います。Microsoft Wordにアメリカの履歴書のテンプレートがあるので私はそれを使いました。

面接(6月)

応募書類を提出した1ヶ月後くらいに面接の連絡が来ました。もちろん英語で面接です。基本的な質問に対する答えは事前に準備しておきました。面接はお昼頃にオンラインで行われました。

そして面接で訊かれたことは

  • 自己紹介をしてください

  • なぜこのアルバイトに応募したの?

  • 単純作業と難しい作業どっちが得意?

  • たくさんのタスクがあった時、あなたならどうやって優先順位を割り振りますか?

の4つでした。
実は最後の質問を訊かれた時、わたしは面接官が何と言っているのかが分かりませんでした。ですが正直に「ごめんなさい、言い換えて(Rephrase)いただけませんか?」と尋ねたところ、快諾して分かりやすく言い換えてくださいました。

働く部署によっては面接だけではなく、実技試験のようなものもあるようです。実際に、私の友達は面接に加えて紙に書かれたデータをエクセルに入力するテストを受けていました。

採用の連絡(6月)

面接があったその日の夕方に、採用の通知と働く前にしなければならない手続きの連絡がありました。働く前にしなければならない手続きが正直一番大変でした。

  1. アメリカで働くのに必要なSocial Security Number (以下SSN)を取得するため、隣町にあるSocial Security Officeに行って面接を受ける。

  2. SSNが届いたら、必要書類(5枚ほど)を書く。

  3. 同時進行で、Background Check(自身の犯罪歴などの調査)を受ける。

  4. 大学のCareer Centerに行って必要書類を提出する。

当時はパンデミックの影響がまだ少し残っており、4月にSSNを取得した留学生の人は面接を受けてからSSNが届くまで1ヶ月かかったそうです。
私は6月にSSN取得のための面接に行き、実際に届いたのはなんとぴったり1週間後でした。面接の際に、SSNが届くまで10日ほどかかると言われましたがそれよりも短い期間で届いてしまいました。

余談ですが、私と同時期にSSNを申請した別の留学生の方は、SSNが届くまで1ヶ月かかったそうです。

働き始める(7月)

私は大学の留学生オフィスで、大学に関するお問い合わせメールに返信するお仕事をしていました。週に2日、1日に2時間だけ働き、時給は州の最低受給(当時は14.49ドル、2023年は15.51ドル)で、月に200ドルほどいただいていました。

大学の別の場所でアルバイトをしていた留学生の友達は週に10時間以上働いて月に1000ドル近く稼いでいました。



まとめ

英語で働くというのは一見難しい様に思えますが、そんなことはありません。これまでにたくさんの留学生がアメリカの大学でアルバイトをしていますから、これを読んでいる皆さんでもできるはずです。またくれぐれもキャンパス外で違法就労だけは絶対にしないでください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。いいね、フォローをしていただけると嬉しいです。




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