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フクノネ説明会Vol.1〜イベントレポート〜

7月13日(土)に福知山公立大学でローカルフラッグが主催のフクノネ説明会Vol.1が行われました。
福知山公立大学は、ローカルフラッグがある与謝野町の南に位置する隣町で、北近畿エリアで唯一の大学があるまちです。筆者である私自身、福知山公立大学に在籍しており、ローカルフラッグでインターン生として北近畿地域をさらに盛り上げたいと思い、今回のフクノネを企画しました。
今回はそのフクノネ説明会の内容をお伝えします!

フクノネって?

「福知山の学生ってバイトしかしてなくない?」という何気無い一言から生まれたフクノネは、大学の四年間をなんとなく過ごすのではなく、自分はこんなことをしたい!自分はこんなことに興味がある!だから、こんなことに挑戦してるんだ。というようなチャレンジ精神に溢れた学生を育むべく、各地域から来た大学生が、福知山に来たからこんなことができて、今につながっている!という、人生の「根幹」になるようなきっかけを提供するプログラムです。

そんなフクノネの記念すべき第1回目が中,長期インターンを3度も経験した名古屋からのゲスト住田さんをお招きして、福知山公立大学のメディアセンターで行われました。

私たちは卒業したら、何が残っているんだろう?

京都府北部の福知山市にある福知山公立大学はなんと全学生数の約8割が京都府外から来ている下宿生なのです。そんな一人暮らしの学生が多い福知山で、どんなことで理想の自分に近づけることができるのか、卒業した時に自分は何が残っているのか。を、せっかく福知山にきたのだから、福知山、もとい北近畿エリアのインターンシップを通じて成長を感じていけたら、大学生自身にとっても、地域にとっても福知山に大学がある意味になっていくと考え、取り組みを始めました。
そして、実際に北近畿の企業に入って、自分が伸ばしたいスキルや、経験を積むことができるのではないかと思い福知山公立大生限定の通いながらできる長期型インターンシップというのを参加してくださった学生に提案しました。

ものづくりはひとづくりから!?インターンシップを3度経験した住田さんのお話

住田さんは名古屋在住の現役大学生で、中長期実践型インターンを3回経験しており、機械と工具の総合商社では金属を加工する工業用工具の製品開発から市場投入まで実現し、半年間で4,750万円が動き、今でもロングセラーの商品を開発しました。現在はNPO法人ぎふマーブルタウンの代表を務めており、岐阜の小学生を対象に、子どもの「生き抜く力」を引き出すために尽力されています。

そんな住田さんのお話にはまず、なぜ自分がインターンをやろうと思ったかの説明から入り、中期インターンと長期インターンの違いなどを説明してくださりました。
「ものづくりはひとづくりからという言葉に惹かれインターンの企業を選んだ」と住田さん。何か物を作ってみたいとぼんやり大学生活で思っていて、物を作るには「人」の力が必要だということに気がつき、その「ひとづくり」にも注目している企業にいインターンをすることに決めたそうです。
その後、住田さんが長期インターンに参加してからの取り組みや、機転となった伴走者の言葉を混ぜながら、インターンで大変だったことや気がついたところ、やりがいなどをわかりやすくプレゼンしました。

「住田が開発した商品だから営業してくれるような商品を作りたい」と住田さん。そのためには実際に営業をして、営業マンがどのように営業をしているのか、どんな商品をお客さんが求めているのかなどを徹底的に考えたとのことでした。自分が商品を開発するのに、根本からから考え、深掘りしたことを行動に移していたという住田さんの言葉に学生も真剣な眼差しを向けていました。

企業紹介&ワークショップ

住田さんのお話の後はフクノネのインターンシップに参画していただく企業の紹介をしました。画像にあるのは株式会社DIYSTYSTILEという企業で、関西圏から以前にも大学生のインターンシップを受け入れている経験があり、過去に行った防災やDIYのグッズの商品開発についての紹介です。
他にも株式会社RENCAが運営しているシェアリングエコノミーサイト「お醤油貸して!」の運営メンバーや、株式会社ローカルフラッグ代表者濱田の右腕になるインターンシップなどの紹介をしました。どの企業の経営者様も「痒い所に手が届く」大学生の存在を必要としており、新規事業や、これから大きくしていきたい事業を大学生の柔軟なアイデアとともに進行していきたいというような印象を受けました。

企業の紹介の後はワークショップを行いました。
ワークショップでは「大学を卒業するときにどんな自分でありたいですか?そのためにこの夏休みどんな挑戦をしますか?」という1、2年生には少し難しい問題です。10分で考え、紙に大きく書いたあと、何人かの学生が発表をしてくれました。

大学1のプレゼン上手になりたい!と1年生のM君。そのために、夏休みにはいろんなセミナーに行ってみたり、自分たちで伝えたいことを考え、伝える練習をしたいと発表してくれました。また、自分4年間でやってきたことを誇りに思えるような取り組みを地域の畑を通しながら農家さんとコミュニケーションをとりつつやっていきたいと語ってくれる学生もいました。それぞれ4年間のゴールを見据えるきっかけになったのではないでしょうか。

但馬銀行からのお知らせ&クロージング

ワークショップの後は但馬銀行の中島さんから養父市で行われるインターンシップの説明をしていただきました。養父市でも大学生を対象にした数日間のインターンシッププログラムが初めて行われるということなので、北近畿エリア一帯で、若者の経験を強化させていきたい!という機運が高まっているように感じます。このようにさまざな自治体のお知らせなども受けられるようなプラットフォームにしていきたいと思っています。

全てのプラグラムが終わり、写真撮影をしました。ポーズは福知山の「F」ポーズをしています(笑)。

まとめ

予想より多くの学生が来てくださり、有意義な情報をお伝えしたり、考えることのきっかけになる時間になったと思います。参加者の満足度も高く、住田さんの話が聞けて良かった。色々なインターンのことを知ることができて良かった。などの声を聞くことができて良かったです。フクノネ説明会は9月にも開催予定なので、興味のある学生さんや企業様がもしいましたら、お気軽に info.fukunone@gmail.comの方までご連絡いただければ、対応いたします。
今後も福知山にいるからできることの可能性を広げるべく、尽力してまいります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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