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古民家リノベーション

「会津に引っ越したなら古民家に住みたい」
と思いつつ4年。探し続けて4年。

色々な物件を回りましたが意外に難しい
・住める状態にない
・賃貸不可で買うとすごく高い
・権利者が東京在住
・契約書作り、リスクは誰がとる?
・改装できない etc…

世の中では「空き家対策がー」とか「宿泊施設が足りないー」とか色々言われていますが、その実は高いハードルがあるわけで。若松でゲストハウスをしたいサイタコも苦労しています。贅沢を言えばきりがないのですが、住んだり商売するところなので、自分が納得できる物件が良い。
会津若松は観光の街なはずなのに、古民家はどんどん空き地へ… 時間もなさそうだ。不動産屋さんも古い物件は手を出しづらいので表に出てこない。
こういったところに突破口を開くには、自分でまずはやるしかないなぁと。

そんな悩みを幼稚園のパパ友に相談したところ、良い物件をご紹介いただきました。
・床の間に刀傷がある
・中二階(女中部屋?)がある
・推定江戸期の物件
・カビ臭くない
・大家さんの理解もある
・裏に畑がある
・何より奥さんが気に入った
こうへいさん
や建築士の方にも相談に乗って頂き、「アイヅニスム」というプロジェクトで解体も公開にしてワイワイやっていこうという流れになりました。古民家に住みたいという思いもそうなんですが、古民家を残して住めるんだということを広く知ってもらいたい。会津は白虎隊を始め伝承が盛んな場所です。戊辰戦争で街が焼けたので、生き残っている江戸期の建物も伝承していく必要があると思うわけです。

そして行動に次ぐ行動。
2016年末に解体ワークショップを大家さん含めワイワイと楽しくやりました。家の床や屋根を剥がすという普段できない経験をしつつ、井戸発見へと至るわけです…。

つづく

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