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都万の空:油井の池

福浦港でのアジ釣りにはちょっと時間が早かったので、油井の池までドライブしてきました。

まるでカルデラ池のようですが、この池から流れ出る川はなく、池の底から岩盤の割れ目や隙間を縫って海へと続く水脈があるそうです。

長い年月をかけて春夏秋冬、水草や葦などの枯れ草が沈殿、腐敗分解されて泥となり、池となったそうです。

中央は浮島です。

和歌山県新宮にある「浮島の森」のように、この上を歩いたらフワフワ(ズブズブ)するのかな?

典型的な「底なし沼」で、池にはまってしまうと飲み込まれて・・・死体は海に浮かび上がってくる・・・村人たちは子供たちに池に入らないように戒めていました。

今は鳥たちの楽園になっています。

周囲の山々や田畑からの農薬汚染もないので、昆虫たちの楽園でもあります。

池のまわりには木道の周回路も整備されていましたが、今は修理のため通行止めになっていました。

島のあちらこちらに台風被害の復旧工事が見受けられますが、ここが復旧されるまでには、まだ月日がかかりそうです。

この油井の池の周辺は「水仙の里」でもあり、道端に水仙が群生しているのが見えました。

ただし・・・淡路島の水仙郷をイメージして訪れると、??? どこに水仙・・・となります。あくまで素朴に健気にひっそりと咲いている水仙を楽しみましょう。

さて、この日の釣果は・・・クサフグ5匹だけ(;^^)ヘ..

ちょっと顔なじみになったプロ釣り師?の方々も、まったく釣れてなかったのでしかたありませんね。

風も波もない港内で、ただ静かに釣り糸を垂れる・・・香毒も電磁波毒もない天然の空気をゆっくりと味わえる・・・なんて幸せなんでしょう。

嗚呼 善き哉 善き哉 です。



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