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フォトウォークにはタイムリミットがある

フォトウォークは朝から出発です。コレ鉄則です。

どこで撮るかでこの鉄則はもろくも崩れ去るんですが、公園・施設・観光地の場合は絶対に守ったほうがいいんです。まじで。

国営公園など整備されているところ(昭和記念公園とか)、有料のミュージアム(江戸東京たてもの園とか)、定番の観光地(高尾山とか)、このあたりは「終わりの時間」が存在するコトを忘れてはいけません。

整備された公園とミュージアムは、だいたい16〜17時で閉まります。

お昼食べてから「天気いいから写真撮ってくるかなぁ〜」とかのんびりしてたら、着いた頃には閉園2時間前とかザラなんで支度したり被写体に目星を付けてるあいだに終わります。時間制限ないのは井の頭公園くらいなのであそこはちょっとおかしい(いい意味で)。

観光地は夕方以降でも終わらないけど、極端に被写体は減ります。周囲のお店は飲食店以外は閉めてしまうし、お客さんも間引きしてしまうので活気が下がるんです。「そんなの関係ない!静かな夜景をキメてやるぜ!」でもいいですが、イベントでもやってない限りそのうち真っ暗になって光源が乏しくなるので難易度がバカ高くなります。どうしてもやりたいなら横浜とかでストリートフォトをしましょう。

あと移動手段ですが、車を持ってる人は迷わず車を使いましょう。後が楽です。都内とかパーキング代を払うのがアホらしくなるほど高いところは、目的地からすこし離れた駐車場を狙うと安かったりします。僕も電車で2駅くらい離れた穴場な所とかに停めてます。

コレ、なんで最初から電車で行かないのかと言うと、「フォトウォークって意外と疲労するから」なんです。撮ってる時は集中してるので気付かないんですが、実はかなりの体力使ってるんです。歩き回る上に被写体探して構図とフレーミングを練る。言わば「ハイキング+頭脳労働」。

ですので全移動が電車だと帰宅ラッシュにぶつかってしまったり、遅れが発生したりでヘトヘトになるんですよ。そこいくと車は運転しないとならないけど、自分の部屋に帰ってきた感があって割と疲れが紛れるんですね。車が無い人は今更ですが読み飛ばしてください。

フォトウォークは時間を逆算しながらプランニングし、まさに修学旅行のような「しおり」を作っておかないと行き当たりバッタリになって大失敗します。ホントに作らなくてもいいけど。

ヘマしてもひとりで撮るなら「今日は気分が乗らないからヤメよ」で済みますが、複数でフォトウォークの約束をしていたら人間関係ギクシャクするので気をつけましょう。

さて次回で最終回。フォトウォークの人数についてです。

取材費になります!