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フォトウォーク、ひとりで撮るか?みんなで撮るか?

フォトウォークは武道なんです。

いきなり何言ってるかと思うので説明しますと、ひとりでフラッと繰り出すソロフォトウォークと、仲間たちと一緒に計画立てて行くパーティフォトウォークとあって、どっちもそれぞれの楽しみ方があるんですが、実は「すべてソロフォトウォーク」に集約します。

カメラマンとしての仕事だったりポートレート撮影であれば、チームプレイなのでコミュニケーションが必然的に発生するけど、カメラ片手にウロつくフォトウォークは相手がいません。あるのは被写体という事象のみ。

仲間たちとワイワイと公園に行っても、ファインダーを覗いている時は常にひとり。インスタグラムに「#ファインダー越しの私の世界」というハッシュタグがあるように、自分の目(カメラ)が見たセカイが唯一無二の存在でありすべてなんです(中二病っぽい)。

はじめてフォトウォークにカメラ仲間と行くと、みんなでハイキングな感じではあっても撮ってるときに黙々と黙り込んでしまい、「あれ、みんなで来てるのにこんなんでいいのかな…」と思うかもしれません。

でも大丈夫。カメラ好きはそんなことわかってるので気にもしません。きっとみんなも被写体に向き合って自分の世界に没頭してるから。

この没入感は「自分との戦い」に近く、まさに武道家のよう。写真家の巨匠の作品を見ると求道者と言わんばかりのドラマチックな迫力があるので、機会があったら見てみてください。言ってる意味がわかります。

もちろんフォトウォークに鬼気迫るものはないので、あくまでスタイルとして武道っぽいというだけだから、構えずに楽しみましょう。

僕はソロもパーティもどちらも好きだけど、パーティのほうが「撮影スポットを共有できる」楽しさがあって、これだけはソロでは味わえない。

ただフォトウォークはひとりで行っても数十人で行っても基本やってることは同じなので、正直人数は関係ありません。少しでもカメラに興味があったら是非ともやってみてください。

ではまたっ!

取材費になります!