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数の話・ココ・シャネルの「5」と「19」

シャネルの「5」「19」と聞いて大方の女性は直ぐに

『香水!!!』って思うくらい、シャネルというブランドの顔になっている。

シャネルは獅子座の強烈な個性とプライドを持った、扱いづらい「厄介」な女ってイメージが私にはある。あと、反ユダヤだったというイメージも、個人的に好きじゃない理由かもしれないけれど、数字を追っていくと、彼女の「5」と「19」はとても面白い。

というのも、修道院での生活には5という数字が付きまとう。シャネル自身、5という数字に神秘性と神聖性を感じていたそうで、彼女のいた修道院の小道には5の数字を繰り返すパターンが使われていたり、5弁の花が咲いていたりし、香水の試作品も、5番目のものを選び、そのまま「N⁰5」として売り、発表したのも5月5日。こののち、この「N⁰5」の権利の問題で争うことになる。

また、「N⁰19」は彼女のプライベートフレグランスで、亡くなる数週間前に発表され、19は、彼女の誕生日8月19日からきている。

「かけがえのない存在であるためには、常に人と異なることが必要である。」

と、彼女自身が言っていたように、

「N°19は、卓越した大胆さと輝くような女性らしさをあわせ持った彼女の最後の作品。」とHPにも紹介されている。

星座は牡羊座始まりで、丁度5番目が獅子座になり、獅子座の支配星は太陽。そしてタロットの19も太陽。

「5」という数字はペンタゴンや五稜郭やサッカーのフォーメーションの5でもあり五芒星のように魔除けに使われたりする。

魔除けになるのは、5つの三角形が光を表し魔をはじくと考えられていたり、常に動き回る性質で、寄せ付けないと考えられたりと、その場にいるだけでまわりの人は強烈な個性を感じずにはいられないと言った感じだろうか。太陽は変わらず光り続け、私たちの生活にはとても重要で、なくてはならない天体で光り輝き、熱をもつ。

獅子座の女ココ・シャネル彼女が西洋占星術を知っていたかどうかは、わからないけれど、5と19という数字はどちらも太陽とかかわりのある数字だった。

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