こんにちは。ヤフーのオープンコラボレーションハブ「LODGE」の中川です。先日開催したLT（ライトニングトーク）会について、少し書きたいと思います。

普段行なっているMix LeapのLT会は、テーマは設定しているものの、登壇者は誰でも参加できる公募制でやっていました。しかし今回「TOKYO2020」をテーマに設定し、まず最初にオープニングトーク「ヤフーが見たTOKYO2020」をお話した背景には幾つか理由があったのです。

2020年2月に「報道で伝える東京2020 その後の日本について語ろう」というテーマでMix Leapイベント（パネルトーク）を企画していたが、コロナの影響でイベント自体を無期延期に。その後TOKYO2020も1年延期で開催となり、Mix Leap運営としてはこのリベンジ機会をずっと温めうかがっていた。

今回LT会としてリベンジ開催をしたのは「TOKYO2020」というスポーツの祭典を、ヤフーのスポーツ報道側の目線と、参加者・視聴者の目線でクロストーク形式にできないかと考えたからでした。

ヤフーが見たTOKYO2020

オープニングトークをしてくれたヤフーの小林靖大さんは1年半前のイベントでも参加するはずだった登壇者です。2018年からTOKYO2020プロジェクトに携わり、オリンピック・パラリンピックの報道特集のリーダーを務めていました。

驚きだったのは、このスライドです。なんとLT会を開催した当日（9/30）が、この特集ページのクローズ日だったのです。小林さんも「この特集ページは東京2020の最強ガイドブックになることを目指して企画・運用してきた。クローズの日にこのようなLTができて感慨深い」とおっしゃってました。

多種多様な関心・参加形態だったTOKYO2020

史上初の無観客開催となったTOKYO2020オリンピック、パラリンピック。チケットを一度は手に入れたものの、悔しい思いをしながら自宅のTVやスマホで視聴観戦をしていた方が多かったのではないでしょうか。新競技の盛り上がりや日本のメダルラッシュ、私もそのようなLTがゲスト登壇者から聞けるとばかり思っていたのですが、今回登壇いただいた4名はタイトルだけ見てもわかる通り、個性・キレ味がすごすぎました（笑）

・ゲーマー目線で振り返る 開会式で流れたゲーム音楽 全19曲
・ボランティアが見たTOKYO2020
・東京2020から考える オリンピックはオワコンなのか？
・東京2020オリンピックを一度も見てない男
※それぞれのリンクから各タイトルのLT動画に遷移します

最後の方については「オリンピック見てない」という……この自由度がMix Leap LTでもありますね（笑）
今回の大会では基本コンセプトの一つに「多様性と調和」が入っていましたが、みなさんTOKYO2020への接触の仕方がそれぞれ違ったということ、「純粋なスポーツの祭典として観る以外の多様な視点」をこのLT会で共有してもらえた気がします。

小林さんも最後にこんな感想を述べてくださっていました。

今回のTOKYO2020は、スポーツ競技大会というイベントだけではなく、日本の文化や価値観・スタンダードの遅れなど、課題を突きつけられる良い機会でもあったのではないかと思います。他のLT登壇者の皆さんが話してくれたポイントもそこが突かれていて、いろんな見方があるんだなと勉強になりました。

企画した我々Mix Leapメンバーにとっても、今回のLT会は色々と縁ある回でもありました。これからもいろんなコンテンツを企画し、ヤフー社内外の方との交流を築いていこうと思いましたし、LT会としてのフォーマットを検討しなおす機会にもなりました。

2017年の Mix Leap発足時から、ちょうど丸4年を迎えようとしています。
ほぼ毎月開催していた「Mix Leap LT」は少し充電期間に入り「新たなLT会のカタチ」を検討しようと思いますので、しばらくは不定期開催としていきます。

もし「こんなテーマでLT会してほしい」というご要望がありましたら、Mix Leap事務局（ osk-mixleap@mail.yahoo.co.jp ）までご連絡ください。いつでも開催はできますので！

今後ともMix Leapをよろしくお願いします。

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