私の家の近くには小さな池がある。池の水は濁っていて水中の様子がよく見えない。池の中に入って網でガサガサやってみても我々が普段目にするような大きさの生物は見当たらない。

池の中にはどんな生物が居るのだろう

私は池の中のコケなどを採取し、顕微鏡でその中に居る生き物を観察することにした。

なにこれ？

あの池からは連想しようもないような生物が出てきた。おそらくダニの仲間だろう。お尻の小さなトゲトゲがなんともキュートである。

！？

なんというか...お食事中の方がいたら申し訳ない。無数の蛆のようなものがウニョウニョと元気に動いている。ボウフラだと思われる。メダカの学校は耳にしたことがあるが池の中にはボウフラの学校も存在していたようだ。

形を変えながら動きまわるアメーバのような生物。変形しつつも前進する彼の姿を見ていると柔軟に生きることの重要性を思い知らされる。

ブーメランのような形の生物

がこのような形状に変形して移動し始めた。
この動き、なかなかに中毒性がある。

「いかがだったでしょうか。普段意識していない小さなものに目を向けることで思わぬ発見があるものです。皆さんも、大きなことに取り組む際には見落としがちな小さなことに着目してみるのもいいかもしれません。」

　　　　　　終劇

観察映像はyoutubeで公開しています。
https://youtu.be/MQ9uWIr3ypA?si=7BKmi_rtMbYzkm5Y