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大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(有馬記念)

さあグランプリ!12月26日(日)の中山11Rは有馬記念です。競馬は普段やらないけれど有馬記念だけは買うという方もいらっしゃいますから、初めてここを見る方もいるかもしれません。三谷紬アナウンサーがMCを務め、ゲストに相羽あいなさん、ほのかさんを迎えて有馬記念を語りまくるYouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#50をご覧ください。有馬が買いたくなるはずです。日本人が年末にいろいろ精算するのは江戸時代か、そのもっと前からの伝統ですから、みんな有馬記念を買って今年の精算をしましょう!

有馬記念は日本で一番売り上げがあるレースですが、舞台の中山芝2500メートルは、はっきり言って不公平です。コース1周半、コーナーを6回も通過するため、距離ロスの大きいコース取りがマイナス。とくに近年は暮れの中山でも上がり3F33秒台が出るぐらい馬場が走りやすくなっているので、内枠が優位の傾向。外枠は明確に不利です。過去65回、大外16番で有馬記念を走った馬は23頭いますが、1~3着には一度も入っていません。競馬的な書き方をすると【0・0・0・23】です。もう16番を引いた時点でゲームセット。

◎⑯タイトルホルダー。
はい、ここまでの記述と印が正反対になりました。基本的に大外16番の馬に印を回すつもりはついぞなかったのですが、タイトルホルダーというか「横山和生が8枠に入ったら一考の余地あるなあ」とだけ考えていたのです。
昨年の12月26日土曜日。中山12Rで芝2500メートルのグレイトフルSがありました。これを8枠(14頭立て13番)から逃げて押し切ったのが横山和騎乗のジャコマル。扇のような素晴らしいラップ(最初ちょっと早め、緩め、すごく緩め、緩め、最後は加速)で、後続を完封。2着がウインキートスです。今年、横山和は3回中山芝2500メートルに乗って、うち2回逃げました。いずれも着順は悪かったものの、横山和はこのコースの勘どころをつかんでいると思います。今回逃げるのは②パンサラッサですが、パンサラッサは馬群から10馬身は前にいるはずなので、実質ラップメーカーは2番手濃厚な横山和タイトルホルダー。馬の能力は十分。大外で人気も落としてマークは多少なりとも薄くなりそう。まさに「ハメ頃」の状況。66回目にして有馬記念で初めて⑯番が馬券圏内に躍ります。

○⑩エフフォーリア。
陣営も認めているように、前走の天皇賞・秋を100としたら80~90の仕上がり。まあ有馬記念は全馬そういうところがありますから、動ける態勢なら十分でしょう。スケール、実績、適性も含めて一枚上の感はあります。

▲⑭アサマノイタズラ。
ハイペース、有力馬がタイトルホルダー、エフフォーリア、クロノジェネシスと早め勝負型、捲り勝負型が多いので、後方ズドンで浮上してくる馬がいそうです。その候補筆頭がこの馬。鞍上の田辺も決め打ちが得意ですね。
☆⑦クロノジェネシス。
冬毛が出ているのは去年と一緒ですが、ちょっと覇気もないです。ただ実戦での闘争心がある馬なので、そこが頼りでしょうか。

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馬券は
3連単フォーメーション
<1着>⑩⑯→<2着>⑩⑯→<3着>②⑤⑥⑦⑪⑭。計12点です。

絞りましたが、YouTubeをご覧になると分かりますが三谷アナは3連単2点です。負けていられません。

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC