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大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(チャンピオンズC)

いやー、先週のジャパンCですが、コントレイルは強かったです。鮮やかにラストランV。自身の種牡馬入りに花を添えました。初年度種付け料は1200万円。既に満口だそうです。同生産者、同じディープインパクト産駒の先輩キズナと同額。評価の高さが分かります。といってもキズナの初年度種付け料は250万円。徐々に評価を上げて1200万円に至りました。それといきなり同額ですから、生産界的には既にキズナ相当の成功が確信レベルなのです。デビューは’25年夏から。
さてジャパンCは名馬コントレイルのラストランに逆らって外してしまいましたが、12月5日(日)の中京11Rはパイマニア(パイロ産駒びいき)を自称する筆者としては必中マストのチャンピオンズC。です。YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#46は市川美織さんゲスト、三谷紬アナウンサーがMCで華やかに配信されております。みおりん、可愛いです。

パイロ産駒、アメリカンファラオ産駒と推し種牡馬の子もいるし、白毛馬ソダシのダート初挑戦も話題。予想する時は推しといえどもシビアに判断しますが、悩ましいレースでした。結論は…。
◎⑨オーヴェルニュ。
父はスマートファルコン。'13年に種牡馬入りした当初は種付け料60万円。現在は80万円。芝馬に比べて控えめな額ではありますが、これはそういうものです。額の動きが小幅なことで示される通り、期待を大きく超えるほどの活躍はしていませんが、社台スタリオンステーション→レックススタッドと繫養場所こそ変われども、いまも種牡馬ライフを送っているように、一定の評価を受けています。そんなスマートファルコンが送り出した最良の産駒。父は3歳夏以降、地方交流重賞オンリーのローテーションを組んで、JRAでは一度も走っていないのでチャンピオンズC(当時のレース名はジャパンカップダート)を勝っていませんが、孝行息子が父の勝たなかったJRAのG1を勝ってその名声を高めます。中京ダート3戦3勝。このレースは毎年ゴールドアリュール産駒を買うレースでしたが、今年からはゴールドアリュールの孫を買うレースになると思っています(ゴールドアリュールはスマートファルコンの父)。
〇⑯カフェファラオ。
名前で分かる通りアメリカンファラオ産駒。大外枠となりましたが、アメリカ血統らしくガチャガチャするレースが苦手。もまれない位置から早めの仕掛けが勝ちパターンなので、むしろレースしやすいでしょう。△⑭ダノンファラオも同じ父で、気分よく走れるかがポイントの血統です。
▲⑮メイショウハリオ。
わが推しのパイロ産駒です。推しなのでパイロについては相当把握しています。正直、早熟の傾向で、落ち込むと低迷期も長い。難しいところのある種牡馬なのですが、この馬は最良とは言いませんが、初のJRA平地古馬重賞Vを果たし、かなり上位のパイロです。コートリーディー牝系という名門出身。ヤマニンパラダイスやワンアンドオンリーが出ている牝系です。まあ牝系もやや早熟感はあるのですが、名門牝系は底力がありますから。パイロ自身も現役代表産駒にミューチャリーという5歳にしてJBCクラシックを勝つ大物を出しており、産駒の傾向にも少し変化が見られるかな、ってところです。ハリオがここで走るようなら、パイマニアの春は続きます!でも2着か3着かな…という感じなんですよねえ。

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馬券は
3連単1頭軸流し
<1着>⑨、相手③⑥⑦⑬⑭⑮⑯ 42点。


text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC