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大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(京都記念)

2月13日(日)の阪神11Rは、昨年に続いて阪神開催となる京都記念です。昨年の勝ち馬はラヴズオンリーユー。ここをステップに世界を飛び回って香港G1や米国ブリーダーズCのフィリーズアンドメアターフを制覇。なんと11日には、米国競馬の顕彰であるエクリプス賞・最優秀芝牝馬に選出されました。めでたいことです。

重複になりますが、昨年ラヴズオンリーユーだけでなく一昨年クロノジェネシスも合わせて、近年の京都記念は当年に大活躍する一流牝馬のステップボードとなっています。今年もわりと充実したラインアップの牝馬が3頭。そこから入る手もありますが――。
◎⑩レッドジェネシス。
現4歳世代の牡馬はレベルが高いとみています。クラシック路線では京都新聞杯1着、神戸新聞杯2着。菊花賞で1番人気に推されました(13着)。この1番人気は過剰人気でしたが、レッドジェネシスが4歳牡馬の上位クラスに位置することは間違いありません。あと、あまり使い込めるタイプではなく、かつ瞬発力よりも息の長い脚が持ち味。そういう特徴があって、正直なところベスト舞台となるG1が見当たらない。あえて言うなら舞台としては宝塚記念になるのでしょうが、期末のG1だと状態面に懸念があります。つまりは使い出しのG2をきっちり取るような戦績になりそうです。この京都記念とか、秋の京都大賞典とか。

○⑥ユーバーレーベン。
2勝目がG1オークスであることからも分かりますが、勝てるメンバーでも取りこぼす一方で、相手が格上でも一発があるタイプ。「勝てそう」と思われる時メンバーの時には、むしろ注意したい。1番人気で取りこぼして、3番人気ぐらいのG1においてアタマで狙うべき馬。今回は1番人気じゃないですかね。

▲⑪アフリカンゴールド。
2200メートルのレースはだいたいステイゴールド産駒の好走レンジで、ここ3年はステイフーリッシュが2、3、2着で馬券になっています。ステイフーリッシュは今年、サウジアラビアのレッドシーターフHというレースに遠征するのでいませんが、ステイゴールド産駒は不在とならず、同世代のステイゴールド産駒アフリカンゴールドがここに出走。長く不振を託っていましたが、昨年暮れからしぶとく持ち直してきました。この生命力がステイゴールド産駒らしい。

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馬券は
3連単フォーメーション
<1着>⑩ → <2着>⑥⑪ → <3着>①②③④⑥⑪⑬  12点。
<1着>⑩ → <2着>①②③④⑬ → <3着>⑥⑪  10点。計22点。

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC