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特別展・交感する神と人:ヒンドゥー神像の世界 - 国立民族学博物館

会期が来週12月5日(火)までとなった「特別展・交感する神と人:ヒンドゥー神像の世界」。
9月の研究会に参加した際に「神に触れるし、セルフィーとかもできるからぜひ」と言われ、他の方からもなかなかよかったとのことを聞いたため私も行ってきた。


開催概要

  • 会期:2023年9月14日(木)~12月5日(火)

  • 会場:国立民族学博物館 特別展示館

  • 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)

  • 休館日:水曜日

  • 観覧料:一般880円(600円)、大学生450円(250円)、高校生以下無料

交感する神と人

会場にはいろんなタイプの神が展示されてあった。
高校の世界史や倫理の教科書や資料集に必ずと言っていいほど出てくるヒンドゥーの神々の像がいろいろ配置されている。

筆者撮影
筆者撮影

「資料集で見たことあるけど、これがそれか〜!」となる興奮があった。
一緒に特別展に見に行った人も近くで見ていた人も、神が描かれた絵や布を見て「インド料理屋で見たことある」みたいなことを言っていた。

映像展示ではお祭りのときの映像などが放映されていた。
儀礼のときの人々の様子やそこで流れている音が見られるようになっていた。映像の展示の近くに儀礼で使う道具もそのまま置いてあり、これでやるんだな、ということがわかるようになっていた。

なかには直接、手で触っていい神像もあり、博物館の展示会ではあるがなんだかありがたい気持ちで神像の足の裏や台座なんかを触ってみてパワーをもらえそうな気持ちになったりもした。

感想

民族学博物館は大阪観光のひとつとしてはなかなか行きにくいところにあり、行くなら「今日は民博に行くぞ!!」の気持ちがないとアクセスがなんとなく微妙で諦めてしまう場所だ。

そんなことを重々承知のくせに、やや出かけるのが遅くなってしまい博物館のある万博公園に着いたのが16時過ぎだった。そこからチケットをゲットし、万博公園内を早歩きする。無事に16時半前に民博の特別展の入り口についた。

展示自体はそこまで多くないため、飽きずにぐるっと見て回れる。
神像を触ったり、ガネーシャとセルフィーしたりと楽しいアクティビティもあるので、それもやっているとあっという間に最後の展示まで辿り着ける。
それに加えて、入り口でもらえる解説が書かれたパンフレットを見ながら展示を見ると「これとこれは夫婦なんだな」とか「これはこれの子どもになるのか」とかヒンドゥーの神々の「親族関係」も楽しく見られる。

行った日は天気も良くて万博公園でイベントもしていた。
久しぶりに太陽の塔にも会えれて楽しかった。
毎回言うことにはなるだろうが、「次回こそは時間に余裕を持ってきたい」。

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