教会というところの人たちは、イエス・キリストを信じれば
何でも解決するようなことを、ものすごく簡単に言うけれど、
イエス・キリストを信じるってそんな簡単なことなの？

そこの人たちを見ていると、別に信じるのはイエス・キリスト
じゃなくたって同じことなんじゃないの？って思うんだよね。

イエス・キリストが自分の罪のために死んでくださった、
そして復活された、なんててボクも言えるよ。
何度も聞かされてきたフレーズだからね。
でも、何でそれがイエス・キリストでなければならなかったの？
罪って何？

教会というところの大人たちは、ウソをついたり、
友だちや人の悪口を言ったりすることが罪だとか言うけど、
死ななければならないほどのことなの？
罪のために死ぬってどういうこと？
死刑ってことでしょ？
死刑になるほどの罪があるなんて、本当にこの人たちは思っているの？
ボクにはわからない。
復活って何？どういう意味があるの？
ずっと聞かされてきたから、ああそうなんだ、と思うよ。
テレビとかマンガとかのストーリーをみていると、
結構簡単に復活することがあるしね。

「信じています」と自信満々に言っている人たちも、意味なんてわからず
その程度に思っているだけとしか感じられないんだよね。

「信じましょう」なんて上から言うけど、
そういう信じ方のことを言っているわけ？
それならボクだってとっくに信じているんだけど。

でもボクは、自分が本当に信じているとは思えない。
だから、軽々しく「信じましょう」なんて言われると苦しくなる。
自分の心臓をにぎりつぶしたくなるくらいに。

何でこんなところに来て苦しまなければならないのだろうって
教会というところに行く度に思う。
でも行かなければ親に怒られて家にいるのが苦しくなる。
生きていたくない。大人になりたくない。早く死んでしまいたい。

何も信じられないよ。