ダービーに向けて(3強以外の注目馬)

さて、昨日に続いて、私が注目しているダービーの注目馬に対してコメントできればと思っています。

★過去記事
ダービーに向けて(皐月賞とダービーの適性の違い)
https://note.mu/lohengrin/n/nef1929f72e00

ダービーに向けて(皐月賞3強コメント)
https://note.mu/lohengrin/n/n3a504cd7f9d1

過去記事から確認いただくとわかりやすいですが、現状のイメージだと、皐月賞の3強は強いものの、ダノンキングリーにつけいる隙はないか、というところですね。

・クラージュゲリエ
新馬戦の勝ち方から注目していた馬。最初はとにかく気性がやんちゃで、かかりぎみで大外ぶん回して、レース上りを0.6上回っての圧勝劇。
次走は札幌3歳で人気したものの、小回り戦かつ気性問題で敗戦。
京都2歳勝利、共同通信杯では1Kg重たい斤量と仕上げそのものも緩く、離されての3着でした。正直、新馬のパフォーマンスほどそのあとはついてきていないなという印象だったものの、皐月賞の内容がかなり良かった。
勝ち馬が伸びる後のポジション取りで4角、そもそも大とびの馬で、中山コースは向いておらず、完全に軽視していましたが、そこからじりじりと伸び、最後は外をぶん回してのびてきたタガノディアマンテに伸び負けせずに5着キープ。
上りに限界があるタイプなので、皐月賞のような緩みすぎた瞬発戦は苦手で、そこそこに流れて直線向いた段階でばらけ、進路不利なく足を延ばす競馬が得意なはず、ダービーは皐月賞よりは向いている舞台なはずで、上積みは見える。テン乗りもあり、できれば中から外枠、不利なく走れるポジションが欲しい。

・シュヴァルツリーゼ
皐月賞の私の本命馬ですね。前詰りと気性で競馬にならず。
とにかく気性が幼い馬で、弥生賞みてもらえればわかりますが、4角からぶんまわし、追い方も外に膨れてロスが多すぎる競馬。
雨も降り、全体止まっている中、1頭だけ足色衰えずに猛追。
おそらく本格化は秋になるでしょうし、気性も短期間で安定することはないでしょうが、東京の舞台でこの馬の末脚がどこまで伸びるのかは期待感が現状は上回りました。
石橋騎手も1回乗って感触はつかんだでしょうし、サトノティターンで落ちそうになりながらも勝ち切った、気性の悪い馬を乗りこなしたら、日本人騎手の中ではかなり信用がおける騎手、3強を除いて、頭が見えるのはこの馬だけ、ただ、全くの凡走の可能性もある。

・ランフォザローゼス
別路線組からはこの馬を。
12.7 - 11.2 - 11.9 - 12.1 - 12.0 - 11.8 - 12.3 - 12.2 - 12.5 - 11.6 - 11.8 - 12.9
前走はこのラップで負けるのは仕方ない。
それぐらい逃げ馬が完璧に乗っていて、11.8-12.3で一度緩め、さらに12.5で余裕を作っている分、後ろからくる馬には厳しい競馬。
4番手追走のこの馬からすると、常に翻弄され、影響を受けた競馬。
最後、厳しくなった競馬を猛追して着差なし。
京成杯も前が捕まえられなかった詰めの甘い馬ではあるも、最後には展開問わず足を使えるのは強み。

基本はこの3頭、タガノディアマンテは買いたい気持ちはありますが、京都新聞杯を挟んだローテが心配、エメラルファイトは東京向きの切れる足不足とみて、厳しい消耗戦になれば買えるが展開読みが違いそう、メイショウテンゲンが一番悩み、皐月賞はこの馬も競馬ができず、パドックで考えたい1頭。

ということで、現段階での印はこちら。

◎ヴェロックス
〇サートゥルナーリア
▲シュヴァルツリーゼ
★クラージュゲリエ
△ランフォザローゼス

オッズにもよりますが、買いたいのはこんなイメージ。あとは枠で。
◎の単勝
▲の単勝と◎・〇との馬連/馬単
紐可能性が高いと思うのは▲、△なので、◎、〇→◎、〇⇔▲、△を強弱をつけて。

3強もちろんそのままの可能性が高いですが、そんな馬券を買ってもしょうがなく、多少の勝負はしないといけないかなと。

ではでは、あとは枠順を待ちましょう。

いつもありがとうございます!