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京都コース対策記事抜粋

この記事は京都コースについての攻略記事です。
コミュニティ向けには全ての記事を投稿していますが、一部抜粋してご紹介をいたします。(京都芝内回り+ダート1400m)
春に新コースとして始まり、一定の傾向も出てきたので自分なりに内容を整理しつつ、皆様のお役に立つような内容になればと。

✅芝コース
1.内まわり
まず、総じて言えることとして、内回りはとにかく前で、というふうに捉えがちですが、前述しているほど思っているほど逃げの傾向はできていない状況です。
1200については、逃げ切りがかなり難しい競馬場、であることをまずは意識する必要があり、前開催では全8鞍の中で、逃げ切りが2勝です。1つはロケットスタートのモズメイメイなので、あとはアドヴァイスのBコース開幕の逃げ切りのみです。上級条件でばかり組まれている条件で考えるとこれは結構な違和感で、未勝利は2戦でどちらも立ち回り競馬です。
これは前意識が相当に強いことを示しており、やり合ってしまうことが増えて、
列目で我慢している馬が強い状況となります。
1つ画像を出しましたが、ポケットにいる馬の1番が勝ち馬で、インで我慢している馬が良いですね。

ポケットの白帽子の位置から抜け出しがベスト。外回した馬は全滅になりやすい


あとは、先行できない外枠が致命傷で、コーナーの外負荷がかなりかかるコースなので、とにかくロスのない競馬をできる馬を中心に。どんな騎手でも外回しは防ぎようがない状況です。

阪神1200と狙い方のイメージは同じです。京都の方がよりインがシビアになる印象。

✅ダート
1400m
京都だから逃げが有利だよね、と思いがちですがこれが間違いなのが1400で、3歳未勝利では差せる馬がいなかったので逃げ切りが3つありましたが、それ以外の1勝クラスでは逃げ切りがありません。理由は分かりやすく芝スタートでスピードに乗りやすく、京都平坦意識が高いので前へのプッシュがかなり強い、というのが理由です。大名マークで逃げ馬を射程に捉えて、そこから差し込んでくる競馬が一番強い動きになり、クラスが上がれば上がるほど、スピードに乗りやすくコーナーを曲がることになるので、外負荷が大きくなります。
ここで改修後に馬場が重たい部分も効いてきて、京都では考えにくい、コーナーで加速を控えて直線勝負にして差し込む、みたいな馬が2,3着を拾うケース(頭は流石に立ち回り)が出てきます。
クラスが低い時は前目立ち回りで逃げないで番手を引く馬、クラスが上がれば差し馬で立ち回り性能が高い馬、相手も外差しでコーナー動かない馬、みたいな狙い方の京都の逆パターンで決まって高配当、みたいな形が出来やすいです。


端午S。雨上がりでインが少し乾いている。逃げたエコロアイは早々に止まってしまい、マホロバが番手から抜け出してくる。


マホロバが先頭に立ってくる、コーナー馬なりで加速してくるスマートフォルスは前がばてているので、相対的に早く見えるが、ここも無理をしていなから好走。フェルヴァンテがお散歩からやっと進出してくるもムチは入れないでこちらも馬なり。


直線では中段以降で無理をしなかった馬が飛んできて、前で消耗戦強いマホロバが2着。とにかくばてない走りと基礎脚力が高く、無理しないで押しあげが出来るタイプが強い。

阪神1400は最近立ち回り傾向が増えてきており、狙い方としてはそこまで差はありませんが、阪神はインと外がやり合うと前全滅パターンがあるのに対し、京都はそこまでにはいかないので、少しマイルドになっている、みたいに考えると良いと思います。

いつもありがとうございます!