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エリザベス女王杯など重賞展望

今週も重賞目白押しで、秋競馬進んでいく感じがしますね。
今日になったエリ女など、以下に考えていくポイントなど記載しましたので、よかったらご覧ください。

✅エリザベス女王杯
まず、昨年までは阪神で行われていたのが、京都に戻ってという感じになります。
大きな違いについては、「阪神で2回超えていた坂が1回になる」、「1角までの距離が短くなる」という違いが消耗度という上ではポイントになり、「外回り」になることで、騎手意識もさらにスローよりの要素が増えてきます。しかも、今年はフルゲート割れての15頭だて、ディヴィーナ以外の明確な逃げ馬の不在もあり、昨年までみられたとにかく後方の馬がくるよ、まではいかない状況にはなるはずです。ただ、古馬牝馬戦では最長距離のレースになるので、Stepというか、上がり性能だけでクリアしてきた馬については、足が使えないみたいなパターンにもなるので、この辺りは注意が必要かなと。
消耗戦への経験が多い馬、牡馬混合でしっかり結果を出してきた馬はパフォーマンスは下がりにくいので、中心になりやすいかなと。
そのため、ジェラルディーナについては鞍上込みで人気してくると思いますが、外せない人気になると思います。
また、3歳と古馬との比較ですが、リバティが抜けていることは間違い無くというか当たり前で、第二勢力が古馬一戦級と比べてどれだけの差があるか、になるかなと。
ここはやってみないと分からない部分はあるものの、斤量優遇もそもそもあること、そもそもハーパーは秋華賞を勝ちに来ていたのか(リバティがいることが見えている)、プレイディヴェーグは権利を持っているのに出走しない、ということを考えるとエリ女を中心に見ていたはずなので、無碍にはできないかなと思います。

✅武蔵野S
今年もかなり濃いメンバーが揃いましたね。東京D1600が好きなメンバーが集まること、条件的にも1400延長から出走してくる馬が多くなりスピード質の競馬にもなりやすく、素直な外枠が有利になるスピード維持性能が高い馬が好走してくるイメージですね。
ただ、グリーンCCについては今年は特殊条件で、不良馬場での開催となり1400でも好走できる土壌があるレースになってしまったので、ここは直結はしにくいと思っており、本来の東京D1600に対して適性のある馬を取っていくのが良いかなと思います。
人気サイドだとフェブラリーにて好走したレッドルゼル、ドライスタウトあたり、タガノビューティあたりは人気でも中心に見ていくイメージになると思います。

✅デイリー杯2歳
今年は想定で12頭、これでも出走頭数は揃ってきた印象で、大体10頭いないくらいで開催しているレース。
京都1600外回りということ、今後も見据えた馬上で周りも無理したくない馬(強い逃げをするなど)が多く、基本的には脚力の高さを中心に考えていくべきですね。ここを目的(弱い馬の中でここで賞金を取りたい)馬がいれば狙っていく、といったイメージになります。
延長で競馬をするのは折り合い面で厳しくなり、基本は同距離ないし短縮、折り合いが高く、決め足を使える馬を考えていくといいかなと。
あとは、10頭前後とはいえ、頭数が増えるパターンだと力が発揮できるかはポイントで、人気が予想されるダノンキラウェアについては、6頭からの増加になるので、揉まれる枠に入ってくるとリスクになってくると思います。

✅福島記念
ここは簡単にだけ。
福島は1週開催しただけの状態でも、芝の状態は結構厳しいことになっていて、中央4場での成績は直結かなりしにくい状態にローカル芝で開催後半で走ってくるタイプを中心に考えていくのが無難かなと。
ホウオウエミーズは七夕賞から地力強化も高く、素直に評価はする方向でいいかなと。

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