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スプリンターズS・シリウスSの事前チェック

今週はG1の再開もありますし、シリウスSも結構面白いメンバーが揃いましたので、自分なりに考えるべきポイントをまとめてみました。
まず、私がコミュニティの皆様によくお伝えしていますが、データを鵜呑みにするのではなく、データが示す意味を自分の中で説明できるようにする。そのための準備をしていくのが大事かなと思います。

✅スプリンターズS

2022年 11.9 - 10.1 - 10.7 - 11.4 - 11.4 - 12.3


2021年 11.7 - 10.6 - 11.0 - 11.1 - 11.3 - 11.4


2020年 11.9 - 10.1 - 10.8 - 11.5 - 11.9 - 12.1

とりあえず3年分のデータとラップを出してみました。
中山1200は下り坂から入るコースで、G1トップレベルの馬が出走してくることを考えると、テン争いが激しくなれば2Fで10秒フラットに近いタイムを計測するレベルになります。

コーナーのスピードが上がるのであれば、何を一番意識しないといけないのか、というとコーナー負荷になり、外を回すことが致命的な状況になってしまいますね。そのため、コーナーロスが少なくなる動きをする馬、前目で競馬してインを立ち回れる、後方からの馬でもコーナーでぶん回すのではなく、インで我慢してコーナーで押し上げずに差し込んでくる、そんな動きができる馬を中心に考えていくことが大切かなと思います。

大切なのは枠並びと騎手のキャラ、馬の能力だけでは語れない部分も大きいので、展開をしっかり読むことが大切かなと思います。

✅シリウスS
ここは過去データは中京になるので、阪神2000となる今回はデータ面よりは、レースの質についてお話しができればと思います。
まず、阪神2000mについては、1角までにかなりの距離があり、隊列は決まりやすい反面コーナーまでに加速が入りやすく、外を回すのが距離ロスも含めよくないレースです。また、騎手も距離が長いと意識しやすく、あまり強い動きがなくスローよりの展開にはなりにくいのが特徴かなと思います。
そういう意味で、ある意味阪神らしくない、立ち回り性能が高い馬か、オメガパフュームのような力でねじ伏せるタイプが好走しやすい土壌にあるレースですね。

阪神1800とは別物のレースになるので、2000の過去走などみるとイメージしやすいかと思います。

想定から見るとサンマルレジェンドとヘラルドバローズが動いていって、アイコンテーラー、カフジオクタゴンあたりが後ろ。鞍上性格的に坂井騎手はかなり強く動きたいはずなので、動ける枠順や展開になるか、を大事に見ていくと良いかなと思いました。

今日はこのあたりで。

いつもありがとうございます!