こんにちは！さぁやです。

バリ島から無事に帰ってきました。噴火の影響で日本の旅行客の８０%がキャンセルしたとニュースで見ました。しかし私はこのタイミングでも行って良かったなぁと心から思います。

バリ島に着いてすぐに向かったのがウブドという場所。その様子はアメブロに書いておりますのでこちらをチェック↓

https://ameblo.jp/sayalokahi/entry-12316490145.html

引き続き現地レポートブログもあげますが、今回は飛行機の中で読んだ本について書きたいと思います。

「夢をかなえるゾウ」。

みなさんベストセラーにもなったこの本をご存知でしょうか？私は普段選ぶことのない基準でその本を購入しました。

感動ストーリーを読みたかったのです( ´ ▽ ` )ﾉこうゆうのあんまり読まないので。

「自分を変えたい」と思っている男性に突如現れたガネーシャというゾウの神様。ガネーシャはその男性に毎日課題を与え続け、その男性が少しずつ変化していくストーリーでした。

二人のやりとりが面白く笑えたのですが、胸にグサグサくることも多くシャキッとさせられる本でした。

その男性は劇的に人生を変えたいと思っています。成功している人と平凡な人生を送る自分との差に落胆しています。多くの成功本を読んだりしているにも関わらず何も変わらない毎日。自分を変えたくてインドに一人旅に行ってみるも何も変わらない。

なぜなのでしょう？成功している人と自分との差は一体なんなのでしょう？

男性は神様であるガネーシャの課題に即効性のある凄いものを期待しますが、ガネーシャが男性に与えた課題とは

・靴をみがく

・明日の準備をする

・食事を腹八分目におさえる

・会った人を笑わせる

こんな感じのものが１日1個で合計３０個でした。

その男性は不信に思いながら、時にはその課題で恥をかいたり悔しい思いをしたりしますが、それを毎日こなし、続けることで確実に成長していきます。

しかしガネーシャは少し成長した男性に言います。

「自分、このままだと変われへん、思うねん」

頑張ってきた男性はその言葉にショックを受けるんです。

なぜガネーシャはこんなことを言ったのでしょうか？

その男性は成長している自分を実感しつつ、やっと変われるんだ、これで本当に成功出来るかもしれないということに興奮しました。

つまり、ガネーシャという神様が自分をどこか違う世界に導いてくれる！ということに期待をしているからなのです。

私にもこんな経験があります。いい本を読んで「なるほど！！」と納得し実行していくんだ！と高揚した気持ちになったり※今まさにココ笑　

誰かのブログを読んで凄く感動して「そうだよね！！私も頑張る！」って勇気をもらったり。

しかし、これでは現実は変わるわけはないのです。

そして人は描いた期待と現実の差に落胆し「やっぱり私は変われないんだ・・・平凡な人生なんだ」と夢を失っていく。諦めていく。

期待している限り現実は変わらないのです。

ではどうすれば変われるのでしょうか？

私たちは成功している人たち（本も含め）から多くのことを学び知識を得ていきます。しかし知識は私たちを決して変えてはくれません。

唯一変わる手段は、行動し経験した時。

しかしその男性は行動し経験していました。でもそのままでは君は変われないと言われました。なぜかというと「変われると期待し、意識的に行っていたから」

大事なのはそれが自分の一部となること。

意識しなくても実行出来る習慣となる必要があります。

男性は本質を理解し、ガネーシャとの別れの時まで課題を素直に受け入れ行動していきます。その男性がどうなったのかというのは是非本を読んでみてくださいね。

課題として出されていたことは凄く当たり前のことかもしれないんだけど、それが難しいんだってことも私は知っています。昔の私は大切なこともわからないまま漠然とした《何か》を期待し、本当に欲しいものを諦めてばっかりだったから。

知識を入れることも大切かもしれない。何かにインスパイアされるのも大切かもしれない。

でも今座っている場所から立ち上がって、自分の耳で目で、細胞レベルで経験していかないと人生は絶対に変わらない。

私はもっともっと良くなっていきたい。自分の人生を生き抜きたい。死ぬ瞬間に「私よくやったわ、ありがとう」って自分にも感謝したい。だから情熱を絶やしたくない。

ガネーシャは男性がインド旅行で見つけた神様の置物だって書いてあったのでインドにいるのかと思っていたのですが、バリ島に着いてウブドに向う途中沢山見かけて本当にびっくりしました。

それまでガネーシャの存在も知らなかったので汗

ガネーシャはこう言ってた。

成功だけが人生やないし、理想の自分あきらめるのも人生やない。ぎょうさん笑ってバカみたいに泣いて、死ぬほど幸福な日も、笑えるくらい不幸な日も、世界を閉じたくなるような辛い日も、涙が出るような美しい景色も、全部全部、自分らがあじわえるために、この世界創ったんやからな。

世界を楽しんでや。こころゆくまで。

ありがとう、ガネーシャ様♡

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