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ミリオンライブ10thツアーAct-1で初めて現地にフラスタを贈った話

初めまして。
天空橋朋花担当、ぬの執事と申します。

2023年4月22-23日開催、

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-1 H@PPY 4 YOU!

にご出演される天空橋朋花さん、小岩井ことりさんに向けてフラワースタンドを贈る企画を実施しました。

憧れていたフラワースタンドを現地にお届け出来たので記録として残したいと思います。


フラスタのお写真です。ここに置かせていただきます。

『経緯』 

元々、私は先導して矢面に立つタイプの人間ではありませんでした。
私以上に頑張る人が居るうちは、私は頑張らない。
そんな他力本願のつまらない人間でした。
転機は
THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 8thLIVE Twelw@ve
流行り病で出演を見送る事になってしまった小岩井ことりさん。
あの時悔しい思いをした事を今も胸に強く刻まれています。
同じユニット衣装を着て揃う事が叶わなかった花咲夜の3人でのステージ。
当時、別の現場に逃げようかと少しメンタルが弱くなっていました。
何とか現地には辿り着けました。同僚Pと触れないようにはしていましたが、辛い感情が見え隠れしていたのをよく覚えています。
小岩井さんが欠けた中でも花咲夜として雅なパフォーマンスをする郁原ゆうさんと南早紀さんをどんな感情で見守っていたのか、今でもうまく言語化が出来ません。

南早紀さんから8thのMCにて

「次、また、もし花咲夜として出演できた暁にはぜひ三人で花咲夜として皆さんに想いをたくさん届けたい」

と仰っていました。
8thのDay1 Disc2 23分26秒です。

その言葉に、この人は次の機会を見据えているのだと、本当に強い人だなと思いました。あと泣かされました。
この言い方はあまり適切ではなのですが、この頃まで、私は南早紀さんのことをオモシロ美人という側面で捉えてた面が強かったので南早紀さんの言葉でこんなにも泣くとは思っていなかったのです。
この時に強く思ったのが「あたしをこんなに泣かして許さない。負けてられない」と。
だからこそ、この時貰った言葉が本当に強く突き刺さり、行動を起こす事にしました。
もしユニット衣装、十六夜ラディアータを着て披露する次の機会があるなら何か私が応援出来る事があるんじゃないか…と感情を抱いて気が付けば花咲夜法被の企画を始めました。
幸いにその機会は延期していたバンナムフェス2ndにて巡ってきました。
花咲夜を応援する人が居るよとその旗印になればと思いながら、がむしゃらに努めさせて頂きました。

当時の集合写真。
同じ法被を背負って集合写真を撮ることに憧れていました。
無茶なスケジュールにも関わらず素敵な作品を描いた、たかひろさん、本当にありがとうございます。

他力本願な私がこうやって一つの企画を進行できたのは、8thの南早紀さんの言葉があったからです。
貴方には南早紀さんはどう映っていますか?
唐揚げの人?
歌唱力の綺麗な美人声優?
同業者に過度なスキンシップ(オブラートな表現)をする自由な人?

私にとっては一番の勇気をくれた人です。

何も経験がない所からフォロワーに助けてもらいながらなんとか企画を終えたころ、私の作るイメージでフラワースタンドを贈りたい…!と静かに目標として歩き始めました。
それからアイマス各ブランドのライブが発表されるたびにその機会を伺っていました。
特にシンデレラコンステではコロナ禍以降初めて現地フラスタが解禁されて現地にて涙を流したことをよく覚えています。

ミリオン10thライブAct-1ではコロナ禍以降初めてミリオンでの現地フラスタが解禁されて、やっと届ける機会を得られたと当時は踊るように喜んでいました。

『ミリオンでのP歴』

簡単に言ってしまえばミリシタ期からのプロデューサーです。
6thFa公演から本格的にミリオンライブに参入して天空橋朋花を担当しています。
ミリオンライブを何も知らない中で初めて目にした夜想令嬢のダークな世界観、そして鳥籠スクリプチュアに惚れて朋花Pとなりました。
というわけで、Act-1のテーマである1st~4thライブに関しては「思い出」を持ってないんですよね。Blu-rayの映像で「記録」を羨ましく見ていました。

特に節目ともいえる4thライブ、実は当時、近くのイベント会場に行っていたため、武道館の前を通っていたんですよね。惜しいです。
この時の私は数年後にミリオンライブにのめり込んでフラスタを出すとは思ってもいないのでしょうね。
今のミリオンライブを全力で楽しんでいます。新しい供給に立ち会える事が嬉しくて仕方ない。過去に触れてなかった事を悔やむ暇があったら今を握りしめて邁進して楽しめばこれから先の出来事は取りこぼさずに狂い踊れます。

『フラスタイラスト』



仲のいいトピーさんに描いて頂きました!

当時のやり取り。1分後に即レスでOK貰えているのLOVE…。
依頼文の後半、知能指数落ちていますが私の通常営業です。


9thでの告知から数時間後にDMを飛ばして了承を貰いました。爆速。

ライブロゴから1st~4thをベースにした構成である事を予想していたのでイラストに各周年ライブの要素を取り入れました。

ポニテ好き
あとフラスタでは隠れているのですが脚も素敵に描かれています!

メインの朋花が小岩井さんの手を引く構図!
ポニテの小岩井さん、良いですよね…。良い…良い…。
ミリオンドリームズとリ・プロローグ・Xという衣装の組み合わせも大好きです…。

必死さの伝わる表情好き

特に2ndの小岩井さんではまだミリオンに馴染んでなかった頃にお友達キャンペーンと銘打って交友を深めようとしてたエピソード。

ファンサ、キュンです

4thのMCの際に溢れるくらいに会場にPが浴びることとなったファンサ。と本当に愛のある作品を描いて頂きました。

『フラスタテーマ』


イラストをトピーさんが素敵な作品を描いている中で私はどういった表現でフラスタを彩るか悩んでいました。
私は1st~4th、またグリマスの思い出を持ってなったため、いわゆる思い出ボムのように感傷に浸れるような思いを込めることが出来ないと痛感していました。
そんな中でいつか朋花Pとなった際にいつか現地で見てみたいと渇望する楽曲がありました。
『Maria Trap』
天空橋朋花のPが沼に落ちる一番の要素であるかと思っています。
特にミリオン2ndで披露されたパフォーマンスが強く記憶に刻まれていていました。
Act-1でMaria Trapが披露されるのか、私にはセトリの予想をしないように徹しているタイプだったのですが今回はMaria Trapの披露のために焦がれる感情をイメージとしてフラスタに盛り込むことにしました。

・黒い翼

ミリシタ
「Maria Trap 天空橋朋花」より


グリマス
「Maria Trap 天空橋朋花」より


黒×赤の翼

グリマス時代の曲名カード、ミリシタのSFYで共通して黒い翼が衣装のデザインに織り込まてれているのが印象的だったのでパネルのバックに落とし込みました。
また披露した周年ライブで教会を彷彿とさせる背景が印象的だったためステンドグラス風の背景パネルを採用しています。

・薔薇
同じく各種カードから黒い薔薇で構成。
また随所に赤い薔薇を採用しています。
グリマス曲名カードのマイクスタンド、ミリシタSFYの覚醒後にもワンポイントとして採用されていて印象的です。

・参加者名簿

薔薇を添えているのも好き

作成するうえで『プロデューサー』と『天空騎士団』、『子豚ちゃん』と分けて明記。
自分が天空橋朋花にとってPなのか、ファンなのかと区別することもあると思っているので分けています。
一度こうすると今後も続けるのかどうかは…その都度、デザインと相談させてください(弱気)

・『何回でも、何度でも』
元々、これは私の胸に秘めて終わらせようと思っていました。
私が朋花Pになってからリアルタイムで追えたMaria Trapのエピソードはミリシタでのメインコミュ35話『何回でも、何度でも』です。
このイメージをフラスタに採用することにはかなり悩みました。
だって、それはグリマス時代の物語ではない。
それはミリオンライブの始まりから応援してきた人たちのMaria Trapへの思い出に泥を塗るような事ではないのか…と葛藤していました。
でもそれと同じくらいに今、朋花と歩んでるMaria Trapが『何回でも、何度でも』であったため、打ち明けるとこなく、イメージを落とし込むこととしました。

『何回でも、何度でも』より
暗いとよくわかるのですが光ってます。

印象的だったコミュのシーンのイメージでLEDを仕込んでいます。
朋花を照らしたピンスポライトを表現しています。
白い花を展開している箇所もステージであるという構想で半円のテーブルです。
見えない部分もこだわって構築しています。

『何回でも、何度でも』を込めた想いは言わなければ気付かれないと。

ただこのままいられるなら
鍵をかけて仕舞っておくから

と思っていたのですが終演後の

こちらの小岩井さんのツイートから晒し出す事としました。
今のMaria Trapを形作る要素に『何回でも、何度でも』が小岩井さんの中でも刻まれていると思ったら居ても立っても居られなくなりました。
今回の要点はここです。

『最後に』

憧れていたフラスタを現地に贈ることが出来ました!嬉しい!
一行でまとめるとこんな感情です。最初に大体言ってますね。

あと「これでMaria Trapが披露されなかったらどうしよう…。」とライブ当日まで不安になっていました。その分、特殊イントロが聞こえてきたときにはガッツポーズでハチャメチャにテンションが上がりました。

企画をしてみた感想として、天空橋朋花を見つめ直す時間が多かったです。
コミュを読み返したり
カードイラストの造形凝視したり
ボイスを聞き返したり
過去の周年ライブをBlu-rayで見返したり
朋花の好きなところを改めて挙げて振り返ってみたり…。
自分で言い切るんですけど、感情論で突っ走るのが私の長所です。
逆を言えばそれ以外は特に秀でたものを持っていません。
歩んできたたくさんの思い出を持つ他の人が羨ましいと思う時があります。
それでも、と言い続けて担当を想いながら次のステージを渇望する感情を握りしめて今回、フラスタを贈らせて頂きました。

私の想いをありったけ込めてデザインをする…。
これってプロデュースするって事なんですよね。朋花と小岩井さん、喜んでくれたかなぁ。

最後に宣伝です!
THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-2 5 TO SP@RKLE!!
にて天空橋朋花、小岩井さんの宛に楽屋花を企画させて頂きます!

良ければご一読、ご確認お願い致します!

それでは!Act-2でお会いしましょう!
私は両日現地にいるので名刺交換でもお待ちしております!

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