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観光客の歓迎法

2017.11.23.P.M. 21:00 ネパール・トリブバン国際空港

700Rs! 1000Rs! と暴利をふっかけるタクシー運転手や

Welcome to Nepal と手書きのサインボードを持った旅行会社の者どもが観光客を歓迎する。

私は同じ飛行機で出会ったオーストラリア人の紳士と共にタクシー代を500Rsにまで交渉し宿泊地のタメルへと向かった。


初めての南アジア圏、ボロボロの車、ガタガタの道。

ショップに入れば値札は無く、商品は相場以上の値段で暴利をふっかけられた。


水が1本500円、バナナが1本300円


この国は日本の外務省によるとGDP 163位 (190ヶ国中)にも関わらず、なぜか日本よりも物価が高いようだ。


(ふぅ)

ボランティアでこの国に来たにも関わらずヒドイ歓迎のされようだ。


「昨日までの生活が嘘のようだ。

美味い飯を食べ、暖かい布団で眠る。

電車は決まった時刻に来るし、エアコンも暖房もある。

資産は銀行で保管されており、職もあり、家族もいる。

週末には女の子とレストランに行き、休日は友人と遊ぶ。

しかしながら、ここには安心というものが全く無い」


オーストラリア人の紳士に別れを告げた後、私はホテルにチェックインし、シャワーにも入らず、部屋の鍵を閉め、ベッドに入った。


遠くから犬の鳴き声だけが聞こえてくる。


どうやら、とんでもない所に来てしまったようだ。

ひもじい思いを押し殺し、神経を押しつぶすようにして眠った。

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PinAcupunctris1

徒然草

使ってもらった写真のnote

みんなのフォトギャラリーで使っていただいたnoteをまとめてマガジンにしました。同じ写真でも受け取り方がそれぞれ違っていて、タイトルを読むだけでも興味深いです。 (マガジン追加NGの方は取り消しますので、ご連絡下さい)
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