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ロンドンを一望する絶景ホテル!「シャングリラ・アット・ザ・シャード」

来月は久しぶりに、イギリス国外へ行く予定です。とは言ってもギリシャ出身パートナーの帰省に付き合って、彼の実家があるアテネに滞在するだけですけどね!

帰省のお供だから特に風光明媚なところ(サントリー二島とか)に行くわけじゃないけど、私にとっては2年ぶり以上の国外。やっぱりワクワクです♪

去年は夏にいちど、国外旅行は諦めてロンドンのちょっと良いホテルに1泊してプチホリデーにしました。

それが今回ご案内する、シャングリラ・アット・ザ・シャード。日本でもお馴染みシャングリラ・グループの5つ星ホテルです!

イギリス最高層「ザ・シャード」にあるホテル

その名が示すとおり、このシャングリラ・ホテル最大の特徴は、ロンドンひいてはイギリス最高層ビルである「ザ・シャード」の中にある点。

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シャード(Shard)というのは「ガラスなどの鋭利な破片」という意味で、確かに切っ先の尖ったガラス片のようにも見えますね。

ロンドン・ブリッジ近くにそびえ立つ四角錐状の超高層ビルが完成したのは、2012年のこと。設計したのは、パリのポンピドゥーセンターや大阪の関西空港を手掛けたことで有名なイタリア人建築家、レンゾ・ピアノです。

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地上87階建てのザ・シャードで35階から52階を占めるのが、洗練されたホテルとして定評あるシャングリラ。

アジアを中心に発展してきたホテル&リゾートグループですが、今やアメリカやヨーロッパにも進出。ヨーロッパではパリとローマに次ぐ第3弾が、ロンドンです。

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ビル一階にあるシャングリラ専用のドアをくぐると、まずはコンシェルジェ・デスク。そこで宿泊の旨を告げ、ホテルのチェックイン・フロントがある35階への直通エレベーターに乗ります。

「雲の上へようこそ!」窓に書かれたメッセージ♪

客室は36階から51階にあり、私たちが泊ったのは49階。部屋に入って最初に目に飛び込んできたのは、窓に手書きされたメッセージでした。

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「雲へようこそマサコ!素敵な滞在をしてくださいね」という、高層階ならではの洒落たメッセージ。心のこもったパーソナルタッチのサービスを大切にしている印象ですよね。

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眼下に見えるのは、ロンドンの象徴ともいえるテムズ川とその周辺。素敵なロンドン滞在が約束されたようなロケーションでしょう?

全室からロンドンの眺望を楽しめるのが魅力!

客室数は全部で202室、うち17室はスイート。でもスイートって大抵のホテルでは上階にありますが、このシャングリラ・アット・ザ・シャードではその反対なんですよ。

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その理由は、四角錐のような形状のビルなので上階のほうが面積が狭いから。だから私たちのようにスイートでなくとも絶景に恵まれた上階にステイできるのは、嬉しいポイントでした!

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このホテルでは全体のおよそ1/3の客室が、窓際にバスタブがあります。眺めのいいバスタイムを満喫したいなら、予約時にぜひ確認しておきたいもの。

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バスタブと洗面台の他に、擦りガラスで仕切られたシャワールームとトイレ。アメニティはロクシタン社「ジャスミン&ベルガモット」シリーズです。トイレには、まだイギリスでは普及率が高くないTOTOウォシュレットが完備されています。さすがアジアの贅を知り尽くしたシャングリラ!

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夜景の美しさもまた格別。バスタブでお風呂に入りながら、こんな眺めを味わえて最高でした。

もちろんベッドルームもバスルームも遮光ブラインド付きなので、外部から覗かれる心配はありません。のびのび寛ぎタイムを過ごせますよ♪

パノラマビュー付き・極上アフタヌーンティー

シャングリラ・アット・ザ・シャードに来たら、外せないのがアフタヌーン・ティー。季節ごとにテーマを変えて、大満足のティータイムが用意されています。

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たとえば昨夏のテーマ「雲の上のピクニック」。3段トレーとともに運ばれてきたピーチ風味の冷たいグリーンティーは、テーブルの上でまるで雲の上のお茶会みたいにドライアイスの演出つき。さらに好みのお茶を頼んで、ゆっくり時間をかけて楽しめます。

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内容は季節ごとに変わるものの、基本的に「セイヴォリー」と総称される軽い食事になるサンドウィッチやパイ、ケーキ各種、スコーン2種の構成です。

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どれも繊細な味付けで美味しく量も多すぎないので、日本人女性でも完食できちゃうかも?でも残ったらお持ち帰りできるので大丈夫。お部屋で2度目のティータイム(笑)にどうぞ。

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ちょっと気取ってシャンパン付きにしても良いですねー。

もし宿泊先はシャングリラでない場合でも、この絶景アフタヌーン・ティーだけでも体験して欲しいくらいオススメです。

ロンドンらしい眺望とともに、特別な朝を迎える

シャングリラ・アット・ザ・シャードならではの眺望は、日中のパノラマや夜景だけではありません。日の出や日没でも、その魅力をおおいに発揮します。

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東京やニューヨークなどに比べると遥かに高層ビルの少ないロンドンで、シティと呼ばれる金融街に集中するユニークな形状のビル群。そしてこの街の動脈のように流れるテムズ川・・・。ロンドンでしか見られない景色を染めていく朝日や夕日は、格別な味わいです。

爽快な朝を迎えたら、全室に備えられたネスプレッソや紅茶セットでお目覚めの一杯を。朝食は優雅にルームサービスを頼むのもいいですね。

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ビュッフェ形式の朝食をお望みならば、アフタヌーン・ティーと同じ35階のレストランへ。

イングリッシュ・ブレックファースト風の暖かい料理、コンチネンタル派のクロワッサンやシリアルにフルーツ&サラダ各種、またシンガポール発祥で現在は香港を本拠地としているだけに中国風お粥や油条もあります。

最上階のスカイプール&サウナ、観光スポットに囲まれたエリア散策も

52階にはスカイプールと24時間のフィットネス・ジムもあり、宿泊者は誰でも利用可能です。

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空と一体になった気分を味わえる温水プールと併設のサウナは、とにかく気持ちいい!セント・ポール大聖堂や大観覧車ロンドンアイ、ウェストミンスター寺院などの象徴的なランドマークを眺めながら、軽くひと泳ぎやサウナでリフレッシュ出来ます。

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エクササイズ派には最先端カーディオマシンや筋肉トレーニング器具、フリーウェイトなどを取り揃えたジム。こちらも見晴らし最高です!

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周辺には有名な跳ね橋タワーブリッジ、世界遺産でもある中世の古城ロンドン塔、グルメ御用達の食料市場バラ・マーケット、現代に蘇ったシェイクスピアのグローブ座、現代アートの美術館テートモダンと見どころ満載です。

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最寄り駅はロンドン・ブリッジ駅。駅構内からザ・シャードにつながる通路があるので、その出口から徒歩10秒という至便さも高得点。

ロンドン滞在時の宿泊またはアフタヌーンティーに、シャングリラ・アット・ザ・シャードお勧めです!


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