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異じゃなくて現世界だけど推しが秒で転生した件について

メタ話等、色々とご注意を。

またこんなnoteからこのタイミングで綴るにあたり、元が誰かだとかの詮索はすでに済んでいるようなものなので一切割愛。なんかそういうのも苦手な人は回れ右で。






初配信だけではまだ推し活を再開する気持ちには至らず。ややこしいが、推し=勇気ちひろ彼女=碧依さくら、を指しているものとして言葉にしたい。

私の推しはこの世でたった一人だけ。ただし、推し活なんてレベルすら超えて応援したいのはその中の人、唯一人。同一人物と言っていいんだけど、でも違う。ほんとややこしいし、もはや推し活してるようなものだけど。

どちらかと言わなくたって、自分のための記事。混乱する頭を少しでも整理するための。また例によって真っすぐな言葉。彼女のことが好きでしょうがない人はご注意を。

初配信にて私のような厄介リスナーに彼女がもたらしたるは、果たして冬か、春か。




まとめと総括の被り項目がある辺り、当時それでもそこそこ混乱していたことがよくわかる。





1.はじめに

大小様々な想いを抱くリスナーも多い中、初配信の注目度はそれはもう高く、最大同接は驚異の約3万人。卒業前最後の配信+二窓等多くの目が集まりやすいかのストグラ最終日でさえ約3万ほどがマックス。一躍時の人である。裏でにじさんじ6周年記念配信があったのが何とも象徴的(ちなみに初配信終了後のそちらの同接は約8万ほど)

それもそのはず。彼女が初配信日を予告したティザー動画が投稿されたのは、卒業後の次の日である2/1。その凄まじいスピードから、私も卒業の余韻浸る間もなく脳が破壊された一人。その初配信日だって2/4。なにこれ。余命宣告でもされてる? 生き急ぎすぎぃ!

様々な疑問も浮かぶ中、「どうしてそこまでして急いだのか」から、「事務所から抜け出してまでもやりたかったこととは」、という考えまで。混乱しきった頭が整理されるのは、2/4であるXデーを迎えたのち。私はそう考えていた。

然して、その時来たれり。果たして彼女は、初配信で何を言葉にしたのだろう。自らの頭を整理しつつ、まとめてみたい。





2.初配信で発表されたこと

自己紹介等は割愛。個人的に気になったところをまずは箇条書き。

・全身像
・声
・ハッシュタグ等
・「耳は尖らないほうがいい」
・インスタ開始
・オリソン仄めかし
・オフイベ
・PIXIV FANBOX
・グッズ販売
・所謂「3.0」表情

うん、やっぱり全部触れときたくなるな、これ。




・全身像
私は基本的にちーちゃんの頃から中の人しか見えていない。今回も同じで、事前からあまりビジュアルは気にしていなかった。じゃあなぜVを推す? って話でもあるが、私の場合は、ただ観たい配信にVがいた。それだけである。そんな私が頑張って評価すると・・・

まず、ちひろさんの延長線上ながらしっかりと差異があり、かつどこか彼女らしい幼さも感じられる造形がグッド。この手の定番ではあるがおっぱいの大きさや良し。えっちな絵も欲しい。胸元の露出が抑えめなのもまた、ちひろさんの印象を継承しているように思う。青いリボンが装飾としてあるのがまた憎い。暗に転生を仄めかしつつ、その意思は今もここに、といったエモい趣もある。

名を表す桜カラーも随所に散りばめられているが、元より桃色も好きそうな発言は昔からちらほらと。予想でしかないが、もし彼女が勇気ちひろとなっていなければ、あるいは桃色がもっとも好きな色となっていたのかもしれない。確かママさんはそうだったはず。あとついで、中の人も多分髪の毛グラデーション、インナーカラースタイル。そんな気がする。

また、ちーちゃんとは違い今回は初めから成人の姿となる。年齢は非公開だが、とはいえ中の人は成人済みだろうし、その辺はとりあえず気にしないでいいだろう。

あるいは、今後子どもVerも作られるかもしれない。そんな気はしている。なんだかんだで彼女のシグネチャー、武器。求める声もそのうち増えるかもしれない。すでに用意しているまである。

忘れずに触れておきたいのが口元。やたら動く。この辺りはそこはかとなく個人勢らしい、所謂インディ感のあるつくりとなっているように思う。大体みんなこんな感じな気が。

そう考えると、やはり事務所産モデルは量産型でない、かなりしっかりとしたつくりとなっているような気がする。箱全体で統一感も感じられ、その辺りはやはり力を入れているのかもしれない。

どちらが好みかはともかくとして。私はあまりにもにじに慣れ過ぎて、それ以外だと違和感を覚える身体に。そのうち慣れるだろうが。

ついで内面にも触れると、性格はおとぼけ天然キャラ路線っぽいが、それっていつもの推しと変わらないような。だからこそ演じる、という高度なおとぼけ、なのか? あるいは狙ってすらいないのか。まさにそれが天然か。もうわけわからん。

初期ちー同様最初は可愛さ全振りでアピールすべき、という考えが彼女の頭にこびりついているのかもしれない。確かに可愛いが、明らかに他所向けではある。全編案件配信状態。緊張もあるだろうし、仮にも初めましてであらばそうなるか。

早くFPSでコラボとかしないものか。貴方はいつだって素が一番なんだから。いや、路線は素と同じおとぼけか。ややこしい。

後付けでどうとでも言えることなのだが、個人となるなら初めから成人でいい。そう考えていたので、この初登場には個人的満足です。誰が見ても可愛いデザインだし。お団子は苦手ではあるが。すみません。



・声
一応違いを作ろうとしているのか、ちひろさんよりもワンライン上の高さを意識しているように思う。彼女の中では、ちひろさんのほうがよりアダルトな印象があるのかもしれない。あるいは、やはり緊張していただけか。

往年のファンならその違いににやにやしたのではなかろうか。私は何だか笑っちゃった。形から入るのはいかにも彼女らしい。それとも、これも転生するうえでの暗黙ルールなのかも。

彼女は否定するが、喋り方とともにその声にも幾つか変化したタイミングはある。事実なので真っすぐ言葉にするが、声も老けるというもの。それもまた歴史。今はとても好きだし、またはにかむような笑い方は本当にずるい。可愛すぎ。




・ハッシュタグ等
これに関しては、枠が立てられたのちその概要欄にて記載もあったため、特に深く触れることもない。理由も概ね予想通り。彼女はエゴサ魔

しかし、それもまた大切なこと。エゴサによるマーケティングは今や本当に重要な運用ポイントである。まぁ彼女の場合、大半は自分自身のためではある気もするが。

自信のない人ほど他人の声が気になるもの。しかしそんな声がなくたって、貴方は十分素敵な人。あんま気にしなくてもいい。ただの趣味でもあるだろうけど。



・「耳は尖らないほうがいい」
完全同意。私もあれ苦手。妖精=エルフなのだから、ティザー動画で真っ先に確認したのも耳だったりする。ちゃんと言及もあったりして、彼女とは妙に価値観みたいなものが合う。常々不思議。

根っこが近いと、大きな食い違いがあったとして最終的には元に戻れそうな、そんな安心感を勝手に覚えている。それもあるから推し活も続いたのかもしれない。



・インスタ開始表明
彼女自身からメタい説明もあった通り。普通に画像投稿もしたい、ということ。アカウントはじき開設されるだろう。

事務所在籍時から画像投稿に関しては一段と厳しかった。それは同時に、プライバシーを守るにあたって、手厚い保護があったということ。彼女の性格を鑑みるに、うっかりミスから所在が漏洩する可能性もなくはない。

とはいえ推し始めの頃からこれでもかとガードは堅牢。そのギャップもまた、私が彼女を好きになった理由の一つ。投稿もすぐにでなく、時間差で運用したり等、何かしら対策はあるだろう。

ただ、それだけならXでも十分。わざわざインスタを活用する必要はない。エゴサから他者にあてられてやろうと思ったか、そもそもプライベートではガンガンに利用しているか、吉田さん経由からアイドルに憧れて、etc・・・この辺りは妄想材料の一つとなりそうだ。

とにもかくにも、画像投稿に興味があることに変わりなく。元々言語化するのが苦手な人。百聞は一見に如かず。表現において、色々と伝えやすいものもあるのだろう。個人的には嬉しい反面、共有するぐらいなら独り占めしたい、自分以外に誰も見せるな、なんてやきもちもあったり。The 厄介



・オリソン仄めかし
その推し名から想像できたことではあるが、ともすればユニシュエでのオリソン発表は、この時のための予習のようなもの、だったのかもしれない。

予算から作曲の依頼、収録等、大方の流れも確認し、完全とはいかずとも作詞もした。今後、彼女の表現の幅はより一層広がるのかもしれない。ドラムなら簡単に叩けますよ。打ち込みとか、作曲も素人レベルでよろしければ。いらんか。

問題は、発表したのち一定の人気を得られるのかどうか。同接の多い配信者でさえ、歌となると話は大きく変わる。逆に、同接が低くたって歌ですべてを覆す実力者もいる。

正直に言って、彼女の場合は前者のタイプだろう。酷な話ではあるが、仮に実力が証明されているのなら今頃事務所を抜ける必要もなく、ガンガンにライブも開催されていただろうから。

それでも彼女の青い声は唯一無二。他の誰にもない武器だろう。推し自身が言うと「自分で言いすぎ謙虚さ大事」とか思ったりもするが。ほんと妙なとこで自信家、強気よねこの子。

ただ、何となく歌唱と曲の内容がうまく合致していない瞬間もあるような。もっと彼女に合うスタイルがある。そんな気はする。

この話はのちにも繋がるが、それと合わせ、「彼女が事務所を抜けてまでやりたかったこと」の大きな理由の一つだろう。

個人勢から自由を手にし、一切をDIYで作り上げるインディ感、私は好きです。なにも小綺麗な百貨店で売られているものだけがきらきらしているわけじゃない。街の片隅にあるほこりまみれの雑貨店にだって、きらきらはある。ただ、知らないだけ。




・オフイベント
個人的、最も衝撃的だった話がこれ。

確かに元からオフイベ好きで、裏で画策するも叶わなかったことは容易に想像できる。しかし上記同様、個人勢から自由を手にしたのなら。

開催費用すらも採算度外視でいいなら、いくらでも好きなように手配はできる。元よりファンから貰ったお金。それを還元する、と捉えれば、ファンからしても実にありがたいことだろう。発表された歌みたに同じ、まさしく「ファンサ」である。

それでも「2024春開催決定」の文字列にはマジで自分の目を疑った。その名前からして、春は私の季節という売り込みでもあるのだろうが、にしても早い! そういうのって普通しっかりと需要見極めてから、その規模に合わせて会場押さえるもんでしょうに。

さすがに「最初は小さい箱で」、と添えるぐらいには冷静。そもそも大規模なものはまず準備だけでも相当な人員、予算も必要となる。たとえ小さな箱とて同じ。じっくり計画を練る時間は必要だろう。

そう。さらに衝撃的だった要素がこれ。つまりはすでに法人化でもしており、かつ彼女の元にマネジャーのようなビジネスパートナーが存在しているのではないか、ということ。

まほすずオフイベからある程度の伝手、ノウハウはあるのかもしれないが、それならばなおのこと、その苦労は身に染みているように思う。その中で「開催決定」と言い切る気風の良さ。すでに盤石な運営陣が築かれている可能性は十分考えられる。元事務所から引っこ抜いた可能性すら。

どこまでもやりたいことに忠実で真っすぐ。天晴。それにしても転生から次の配信は未定と言いつつ、ファンミは先に決めているという順序よ。ほんと、いつもいつも強気なのか弱気なのか。

しかし、それもまた彼女でしかやれっこないこと。いいと思う。でも、なんだか妬ける。彼女のやりたいことを直接支えられる立場にいる誰かに。まぁ、どうしようもないことなんだけれども。


また、推しの頃からそうだったが、私は絶対にオフイベには参加しません。今一度、言葉にしておきます。




・PIXIV FANBOX
これもまた個人勢特有といったところ。私はよく知らないのだが、内容からして所謂「にじさんじFAN CLUB」と同じようなものだろう。

当時推しメンバーシップのランク別プランが発表された際、私は思い切り反発したDMを送ったのち、推しを深く傷つけてしまったことは今もよく覚えている。結果として、プランは成功した。オタク文化を甘く、浅はかに見ていたことが実によくわかった出来事だった。

あの時は本当に、申し訳ございませんでした。

個人勢となった今、収益を事務所に中抜きされることもない。配信者なんて稼げるうちに稼いでおくが定石。明日の予定も立てられないが、お金の計画だけはしっかりと。ナイス。銭ゲバ? 甘い。貴方も配信者なら、きっと似たような気持ちを抱くだろう。特に、表立って顔を出せないVにとっては。

(すぐに条件クリアとなろうとも)チャンネル収益化もままらない初配信からお金のことを考えていることは、本当にしっかりしていると思う。ともすれば帳簿の管理とか、税金周り、数字の推移、資産運用、できます。無給かつリモートでもいいんで、雇ってくれませんかね。今ならドラムも叩けますよ。いらんか。

あくまで予想にすぎないが、きっと転生理由として「お金のため」「意地汚い」といった言葉もあったように思う。笑わせんなって話。そんなの当たり前だろ。みなも言葉にはしない上品さだけは持ち寄って、しかし心は違うだろうに。むしろお金を大切にできない人のほうが、私は嫌だ。

だから推しも気にすんなよ。声にはしない上品さだけは大切にして、あとはがっぽり稼いでゆけ。時々、大切な人に還元する心も忘れずにね。




・グッズ販売
上記にほぼ同じ。これまた個人勢の強み。ほんと、しっかりしとりますわ。自分のファンの強みもよく理解しておいでで。

最初ということもあり、ラインナップは定番の缶バッジ、アクスタの二種類のみ。さらには完全受注生産。ファンミとは違って小心者スタイル。いや、こっちこそ急ピッチでいいでしょうに。ついでファンミでも販売できるし。オフイベとグッズ販売はニコイチでしょーが!

これまた商魂逞しいものではあるが、やはり返す言葉は同じ。配信なんて、突き詰めれば世に必要がない娯楽。いつ消えたっておかしくない。稼げるうちに稼ぐ。大切なことである。

しかしまぁ、配信からオフイベメインとなる可能性もなくはない。実は私にも考えが一つあるのだが・・・こんなところでは口にしたくないので省略。もしも彼女に直接伝えられる機会があるのなら、その時に。うん、墓まで持っていきそう。




・所謂「3.0」表情
最後にオマケとして。リスナーによってはメインか。これ、配信中にうまく活用してる人見たことない。ちーちゃんはまだ頑張ってたほう。二、三日でやめたのは言うまでもない。かえって作為的で不自然に見えるのがなんとも。




3.まとめ

いかにも個人勢らしい内容となったが、総じてその枠を超えるようなトピックもなかったように思う。概ね想定通り。強いて特色を挙げるなら、オフイベと歌周り。その二つだろう。

その他言葉にしていないだけでまだ何かしらはあるだろうし、今は考えにないだけで、これまた何かしら追加もあるだろう。一旦今は、個人的に疑問の強かった「転生の速さ」「個人であること」の二つに焦点を当てたい。



「転生の速さ」
イベントが決まっていることから、逆算すれば最速転生となるのは頷ける。が、しかし、そもそも日程を決めたのも彼女自身。やはりそんなに急ぐ必要があったのか、という疑問は拭えない。

オフイベとは普段の活動から少しずつ派生していくもの。いがな勇気ちひろの後光があるとはいえ、まずは普段の配信から土台を固めるでも遅くはないように思う。

加えて、オフイベは基本的に地方リスナーに負担が大きく、またチケットも必ず当選するとは限らない。当選するにしても多少なり費用、時間は消費される。稀の開催だからこそ価値があり、頻発すれば次第に需要は細っていく。

ただ、彼女のファン層はかなりディープなように思う。狭く深く、を地で行くような。彼女もまた「より多くのファンを」というよりかは、「私のことが好きでたまらない人だけいてくれば」、といった印象がある。

勇気ちひろと同じスタイルで進むのならそれでもいいと思うが、せっかく転生したんだし新しいスタイルに挑戦してもいいのでは、とも私は考える。

まぁでも、総じてこれでも良かったな、とは思う。リスナーにとってもそりゃ活動が早いに越したことはない。オフイベが好きな人も多くいるだろう。

事務所に不敬ではないか、という疑問はあるものの、彼女の場合は円満卒業。私たちにとっては何もかも突然ではあるが、彼女からすれば長い間暖めていた計画。そりゃ速く発表したい気持ちもわかる。

何よりも推しは一期生。不敬のように見える物事のすべてが誤解というもの。芯はとても純粋な人でもある。その点もまた、好きな理由の一つ。

正直ファンミ最速開催だけは解せぬ点も多いものの、常に一定数需要はあるだろうし、何よりもファン以上に彼女のやりたかったこと。様々なしらがみを打ち破って自由を謳歌できる今、何の躊躇いもなく配信よりもまずオフイベを選ぶのだから、やはりどこまでいっても彼女は彼女。とてもらしい選択だろう。

この先もまた様々な問題もあるだろうが、まずはやってみる。それが最も肝要であることは、きっとこの先どんな世界になったとして大切なことなのだろう。いささか出鱈目ではある。それでも果敢に飛び込んだ彼女の挑戦を、まずは評価したい。




「個人であること」
上記オフイベから歌関連にて、事務所経由の余計なしがらみがなくなった今、実現こそ難しいままだが、考えてからの実行がよりスムーズになったことは言うまでもないだろう。大雑把にまとめれば、はるかに自由になった。

「やらいたいことをやるために」
そう言って、勇気ちひろは卒業した。その後の初配信での発表が上記。またこれだけでなく、これからもより自由に活動する彼女の姿を容易に想像できる。

それは同時に、失敗した時の責任も彼女が背負うということ。当然ながら、事務所の後ろ盾等一切なし。大きなイベントを考えるにつれ、その負担も少しずつ大きくなっていく。

とはいえ、それもまた楽しむべき要素の一つだろう。一からイベントを作り上げる、その苦労と達成感は何事にも代えがたい良さがある。そういうの、私は好きです。

収益に関しても余計な中抜きが消え、増加する可能性が今のところ大きい。初配信の注目から少しずつ数字は収束されていくだろうが、それでもファン数はほとんど引き継いだ形にはなりそうだ。

この点は様々なしがらみを強引に突破し、翌日に転生を決めたスタートダッシュの功績だろう。配信者で重要なことは、なるだけ途絶えず配信を続けること。結果として、果敢に飛び込んだ彼女の勝利である。

ただまぁやはり邪推となるのだが、ともすればこの先日々配信を続けつつ、たった一人でお金周りやイベント等の運営を回すのは、非常に困難だと私は思う。

個人的に最重視したいのがここである。スタッフを手配する可能性。そりゃそうだろう。推しとお近づきになれる・・・とはビジネスという関係上そう甘くはないが、しかし推しを直接支えることが、あるいは可能かもしれないのだ。誉れである。生まれた意味と言い切ってしまうも過言ではない。

この点に関しては、彼女が初配信中にこぼした「あとで改めてポストする」という言葉とともに、今は待機していたい。一番気になる。ただの一般人を採用するには危険すぎるし、何なら近づけたくもない。しかし、人員が必要であることは確かでもあり・・・考え出すと止まらないので省略。まぁぶっちゃけ、すでにその辺も手配したうえでの転生であり、結局ポストもしなさそうではあるが。





4.総括

無理矢理まとめるなら、

・相当前から計画されていた
・発表したくてしょうがなかった
・自由にやりたいことを
・リスナーのためでもあるが、自分のためでもある
・アイドルになりたい?

こんな具合だろうか。


そのスピードと初配信からグッズ販売等、用意周到なプランはここに。さらには、事務所所属では融通の利かないオフイベや歌関連。あくまで配信者でありながら「次の配信は未定」と口にするのだから、それはもう本当にやりたい放題。足枷すべてを解き放った彼女を止められる者は誰もいない。そんな感じ。

懸念点は幾らでもあるのだが、しかしどう足掻いたって卒業からの転生とは、誰かしらに角も立つもの。ならいっそのこと、ただ私のやりたいように。そういった気概や良し。

下手に目標や理想がブレてしまうより、よほど気持ちの良いスタートだと私は思う。何かしら間違いがあれば、その都度修正すればいい。何度でも言葉にするが、まずはやってみる。大事なことである。

このやり口が成功例となれば、彼女は個人勢として新たなロールモデルとなるかもしれない。ともすれば事務所の離反を促す形にもなりかねないが、あるいはそれが健全と見えるパターンもきっとあるはず。

この辺は未来にならないとまだわからないが、しかし可能性の広がることはVにとってもけして悪いことではないだろう。ともすれば、彼女は後続に対し歴史に刻む大きな背中を見せることができた。そう捉えられなくもない。



また、兼ねてから配信中でも「アイドル」というワードは頻発していた。それは時に冗談でありながら、しかし彼女は本気だったのだろう。実際に「歌みた」選曲からライブ願望、そもそも配信者という人の目が集まる舞台上にて。アイドルとシンクロする部分は多くあるように思う。

とはいえあくまでも「アイドルのようなもの」であり、アイドルではない。それもまた事実。オフイベもまた彼女が言葉にした通り、みなの応援=需要がなければ成立は難しいもの。なりたくてなれるものではなく、それこそ今は偶像の対象に過ぎない。これから彼女は、実力と数字でそれを勝ち取らなければならない。

それでも個人勢。たとえばライブハウスなんてブッキングするだけなら一個人でも簡単にできるし、別にその会場でライブをしなくたっていい。「ただ広い場所とでかい音が出せる空間が欲しかった」というだけでOK。小さければ設営も楽。簡単なイベントならお手軽に開催も可。

これからは音楽を主軸にしつつ、そういった活躍も観られるかもしれない。しかし、現状では未だ見様見真似といったところ。何かしら己を磨かない限り、同じ結末となることは容易に想像できる。ここから先はとかく道の険しいもの。失敗からのフィードバックだって大事。こればかりは、彼女の努力次第だろう。



華々しい転生となったが、彼女の真の戦いはこれから。最低でも3~4か月ほどの経過観察がなければ、まだ完全に成功したとは言い切れないだろう。

卒業から初配信の熱狂が一段落した時、界隈、及び彼女自身のとりまく環境は一体どうなっているのか。その辺りも注視していきたい。




5.これから

そんな彼女の未来だが、それはやっぱり、誰にもわからない。

ただ一つ言えることは、これだけ多くの目が集まる今こそアピールチャンスだということ。このタイミングで彼女の魅力が正しく伝われば人は散らないし、それが叶わなければ、数字ははっきりと現状を映すだろう。

でもまぁ、そんなことは気にせずマイペースにやりたいことをやるもよし。個人勢である自由を謳歌するもまた、卒業を決めた推しの特権でもある。

私のこれからもまた、未だ不透明なまま。でも頭の混乱は大分晴れた。彼女はもう前だけを見て歩を進めている。私もまた彼女を気に掛けるだけでなく、新たな道を歩む時が来たのかもしれない。

と、何度も同じことを綴りながら中々振り切れない私もいます。推し活はもうやり切った。だけど、中の人は好きなまま。じゃあ彼女が喜ぶことを、って話なんだけど。

とりあえず投資を頑張って、積んでいたコミックでも少しずつ崩しながら、しばらくはのんびり春を待ちます。彼女にも自分にも、少しでも良い未来が訪れることを願って。てか約一万字て。誰が読むよこんなの。これもう愛でしょ、愛。推してるようなもん。でも推しませんから!




P.S.
直接関係はないが、彼女の元事務所から今日一つのステートメントがあった。

どう考えても相手が悪いのに、丁寧な文章が四枚も。しかも最初の発覚は約三年前の2021。情状酌量の余地も十分に与えられていたということ。推しの古巣とは非常に懐が深く、また一人一人を大切にしているんだな、と。

そんな古巣から、推しは笑顔で見送られた。青と桃色の花束を渡されて。実際はそうでないにしても、それでも推しは本当に恵まれた環境にいたのだと思う。推し始めこそ懐疑的だったが、途中から推しも少しずつ元気になった。きっと、後押しもあったのだと思う。

それでも推しは、何も躊躇わなくていい。むしろ笑顔で送り合えたのなら、今は思いっきり好きなことをすればいい。後ろ盾がない分すべての失敗は自身に降りかかるけど、そしたらその時は失敗も楽しめばいい。学べることも多い。一緒に悩んで、一緒に次の道を探すことはきっと楽しいだろうから。

失敗からこける時も一緒に転がったほうが、笑いあえて楽しいはず。そん時は後ろじゃなくて、前に転がればいい。転がった分だけ先に進める。後ろなんてなんも気にしなくていいんだから。

活動に限らず、貴方は貴方のやりたいことを。今は自由も楽しんで。付き纏うように、多分私はあなたの後ろにいます。推さないけどな、あくまでも。








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