ストリートファイターリーグ2023が発表されたようです。そんな今回はイロレーティングシステムを使ったらプレイヤーの強さはどのように数値化されるのかを見ていきたいと思います。

始めに

イロレーティングシステムとは?

勝率のみでプレイヤーの強さを計算すると初心者狩りをする人の数値が高くなるという欠点をイロレーティングは解消しています。イロレーティングシステムの歴史は少々古く、もともとチェスゲームにおいてプレイヤーの強さを測る為に生まれており、主に1対1の競技において使われているようです。

現在ではグリコレーティングやチーム戦でも個々のプレイヤーの数値を測定可能とされるマイクロソフトのTrueSkillsなどもあるようです。TrueSkillsは少し難しかったので最もシンプルなイロレーティングを使う事にしました。

使用したデータ

リーグを主催しているカプコンのサイトに勝敗がすべて載っているのでそちらのデータを使用していきます。

プレイヤートップ10

大会を通してイロレーティングで計算した結果の数値トップ10です。

なお一般的にイロレーティングは最初に1500点付与され、そこから増減していくという特徴がありますので数値は1500付近になっています。

リーグ参加選手がSFL2022で最も印象深かったプレイヤーを挙げるときよくShuto選手の名前が上がりますが数値でもそれが示されていますね。ぷげら選手も追随して2位ですね。ぷげら選手はスト6が出たら猛威を振るいそうなので今後も楽しみです。

トップ１０のレート推移をグラフ化してみました

ちなみにチーム別の推移はこのようになっていました

今回はイロレーティングシステムを使ってみました。トップ１０を見る限りかなり説得力のあるレーティングシステムという印象を受けました。面白いですね