ナカシマ的に仕事でよく使うエフェクトプラグインリスト(一言コメント付き)

おはようございます。作曲家のナカシマヤスヒロです。様々理由はありますが、音楽制作で使うマシンを1台増やそうと思ってまして、環境移行をするにあたってよく使うプラグインのリスト化を始めたのですが、ごく一部の方々がきっと興味を持ってくれる気がしたので、一言コメントと共に晒してみます。個人的な感想なので、全ては主観ですが、仕事に使いまくってるプラグイン達なので、参考になるかも知れません。

もしこのプラグインの使用感もっと深く聞きたいという方はぜひコメント欄にご要望をお書きください。全ては気分次第時間次第ですが、書くかも知れないです。

それでは行ってみましょう!

AOM Invisible Limiter
ミックスが完璧ならコンプ感を感じにくい音で音圧を上げられる国産プラグイン。セルフミックスをする場合はほぼ100%使ってます。

AOM tranQuilizer
滑らかで嫌味のない音質のEQ。つるっとした現代的なクリアな音。

2Caudio Breeze
アルゴリズムリバーブらしい、いかにもリバーブなわざとらしさとツルツル感が共存していてCPU負荷も優しめなコスパの良いリバーブ。

Melodyne
夢を与える例のあれ。

Eiosis AirEQ
演出されたクリア感というか、デジタル感とは違うざらっとした質感が独特のEQ。緻密なカットには向きませんが、独特の質感がソースに合えば、エンハンサーのような使い方をします。Maag EQ4のAirBandのブーストがシックリこない時に試す事が多い。

Eventide UltraChannel
EQやコンプの部分はほぼ使わずコーラス・ディレイとして使ってます。

Exponential Audio PhoenixVerb
UIのショボさとは対照的に存在感と上品さを兼ね備えた大好きなプラグインリバーブ

IK Multimedia T-RackS CS
Neveシミュをはじめとしたアナログアウトボードのシミュレーションが秀逸。つまんなくて薄いソースだなと感じた時にはまず試す。

Klanghelm VUMT
ただのVUですがフレームレートが高く見やすいので、時々やるラジオの編集をする時に愛用。

Metric Halo ChannelStrip
コンプのかかり方がナチュラルで、アナログっぽさが全く欲しくない時に使う。ナレーションやボーカルの処理をこれでだいたいどうにかなってしまうこともある。万能チャンネルストリップ

Native Instruments RC24 & RC48
使いやすいリバーブ。

Native Instruments Replika
パラメーターが少なく、細かいことは出来ないけど、ビットグランジャーを合わせたモードがものによってすごく面白い効果が出るので、意外と使用頻度が高い。

Native Instruments Superchager
手っ取り早くゴリゴリに潰したい時によく使います。

Native Instruments Transient Master
SPL Transient Designerより効きがさらっとしていて使いやすい。

bx_digital V2
これがないと仕事にならない。ほぼカット用途。意外とディエッサーが使える。Auto Listenが長時間の作業に優しい。数行では語れないほど依存しているプラグイン。

bx_dynEQ V2
ディエッサー的な使い方だけでなくダッキングなどにも使う。反応が早くMSに対応しているので、ナレーションをBGMの中に埋めたい時に多用。効果てきめん。

bx_saturator V2
brainworxのXLパラメーターはかけすぎ注意。歪ませると言うより、膨らませるみたいなイメージで使う。

bx_XL V2
歪みやすいのですが、ミックスが本当に完璧なら、Invisible Limiterより良い結果になる事がある。

elysia alpha comp
全体におとなしく丸くなる傾向があるので使い方は限られる。

Maag EQ4
見た目がカワイイ。周波数固定なのにその設定には説得力があるなと感じるくらい破綻しにくい。AirBandは秀逸だがレベルオーバーしやすいので注意。

SPL Transient Designer
問答無用でパッツンなアタック強調ができる、乱暴なハサミのようなザ・トランジェントシェイパー。

Vertigo VSC-2
効きはそれほど派手でもなく程よいバスコンプ。ドラムにかける事が多い。

SSL Duende Native
めちゃめちゃ使えるプラグインスイート。チャンネルストリップは現代的、バスコンプも適度にならしてくれる。重箱の隅をつつくような細かいこともその他のプラグインでできるし、とりあえずこれがあればだいたいのことはできる気がする。

Steinberg REV-X
ザ・デジタルリバーブ。うわぁデジタルだな〜って感じのリバーブ感が欲しい時にまずチョイスするやつ。

Tokyo Dawn Labs Proximity
奥行きを出すミキシングの秘儀をいとも簡単に出せる素晴らしいプラグイン。これがフリーとかありえない。今なくなるとめちゃくちゃ困るプラグインの一つ。

Tokyo Dawn Labs Kotelnikov
いわゆるバスコンプですがアナログ臭がほぼないので、そういうテイストが必要ない時によく使います。近いうち有料版買って応援しようと思います。

Tokyo Dawn Labs SlickEQ
バンド数は少ないながらも使いやすく破綻しにくい。いろいろEQを試した上でそれでもしっくりこない時の選択肢として。

u-he Presswerk
万能コンプ。HQモード(オーバーサンプリング)の効き方が精度が高くアタックとリリースを細かくコントロールしたい時によく使います。


こんな感じです。コメントお待ちしてます!

#DTM #プラグイン

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