コロナ以前、ベトナムに行くのは2か月から3か月に一度、主にこのプロジェクトの代表でした。

彼は他にも枯葉剤の犠牲になった人たちの施設(むかしむかし終わった話ではないのでした)やAIDSの子供たちが暮らす施設、困難なことが山のように押し寄せる少数民族の支援もしているし、実はベトナムだけでなく日本国内を含めアジアの複数の地域でそれぞれ複数の問題解決に走り回っているので、どうしてもベトナムの順番が回ってくるのに2か月以上は待たなければなりません。

この待ちの間、わたしは手伝ってくれる友人たちと発注書やデザインシートを準備したり、生地を仕入れたり、販売会をしたり、在庫を整理して棚卸しという苦行をしたり、新しい商品を妄想したりしていて、結局出発前日はこの歳になってもまだ夏休み最終日の絶望感に似た慌しさと共に夜が更け世が白み新聞配達の音がしたりすので

当初

んー、次の入荷は2か月か3か月後くらいになってしまうのですが

と恐縮していたのに今ではすっかり

んー、次の入荷まで3か月はかかりますね

と言える人になってしまったさ。

今までこんな感じで絶妙なバランスを保っていたこの入荷サイクルもコロナな今は、じっと待つ時間になってしまいました。ベトナム便が通常運行されるまでは今できることを一つずつ並べてみています。できることが意外とあって驚く。

世の中がまた上手く動き始めたらloopの新商品や追加オーダーは、こんなサイクルで入ってきます。