職歴ボカシ

通過しやすい書類とは⑭ 【通販から学ぶ】 職務経歴書

前の記事で、「入社後のイメージ」を持てる話を頭に持ってくる話をいたしました。
それだけでは偏った情報しか掲載できません。貴方は「何者」で「何をしてきた」人なのかを記載する必要があります。

例えば、前のDODAさんのフォーマットの例文を見てみましょう

「○○大学□□学部卒業後、○○証券株式会社に入社。□□支店営業課配属後、OJTを経て投資商品の基礎知識を積み、その後x年xカ月間、事業法人・富裕層に対する新規開拓営業を担当。x年度より、自身の営業に加え、育成担当者として、新入社員の教育・営業支援を経験。また、所属支店にて開催される投資家向け投資セミナーの講師を務めた。」

一方で、募集職種を営業マネージャーとしています。
プレイングマネージャーとして、部下を数名持ちながら、自らも営業する。営業スタイルは法人の既存顧客が中心で新規開拓も行う。

となると、「出身大学」「OJTで何を学んだか」「投資家向けセミナーの講師を務めたこと」は大して重要ではないでしょう。
大事なのは「x年xカ月間、事業法人・富裕層に対する新規開拓営業を担当。x年度より、自身の営業に加え、育成担当者として、新入社員の教育・営業支援を経験」の部分です。

「証券会社にて、3年5か月間、事業法人・富裕層に対する新規開拓を担当し、2年間は自身の営業に加え、育成担当者として後輩育成。プレイングマネージャーとしての基礎をつくる」
という文面で良いでしょう。

業界や職務未経験でも、営業職として「新規開拓」の経験や、マネージャーとして「育成してきたこと」など合致しそうな言葉を入れれば良いと思います。

次回は「機能や説明をする写真」に代わるキーワードを書き出しましょう。
「私が何をできるのか」「私は○○は他の人に負けない」という特徴になること、つまり採用側に「私のここを見て欲しい」ということを書きます。


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