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面接官以外への横柄な態度

私は年間300日近くは誰かと面談していますが、性格や振る舞いは千差万別です。
一定数は「エージェントを露骨に見下し」て、横柄な態度を取られる方がいます。そうであれば、こちらで推薦せずに食い止めることができるのですが、中には「エージェントとの面談では好印象」だったのに、面接先でやらかしてしまう方が、これもまた一定数います。

過去、人事の若い女性に案内された男性が、その人にタメ口で話しました。その女性は見た目は若いですが、採用責任者でした。即、報告されてNGとなりました。
他の企業でも、社長が飛行機遅延のトラブルに巻き込まれ、面接に30分遅れてしまいました。受付にいた女性が対応したのですが、その人に対し、候補者の男性は傲慢な感じで、テーブルに肘をつき、タメ口で話をしたそうです。その女性は「社長の妻」でした。
相手が男性でも例があります。役員面接の中で、一人若い男性がいて、面接中も特に何も話しませんでした。最後、その方が案内した時に、気を抜いた候補者が「小馬鹿にした感じ」に態度を豹変させました。伝わらないと思ったのでしょうか。でもその方は「社長の娘婿」で、社長がその人に意見を求めた際、それが発覚し、ご経歴、面接評価が完璧だったのに関わらずお見送りとなりました。

そんな話を思い出すポストを目にしました。

そうなのです。面接官は会議室以外の態度をしっかり確認しているのです。

実はビルの外で、歩きタバコをしているところを、たまたま人事担当者がお昼を買いに行った帰りに見てしまったことでNGになったとか、エレベーターに会社の人が乗っていて、エレベーターのボタンの位置にいたのに真っ先に降りた姿を発見してNGになったとか、個人的経験でも色々ありました。

家に帰るまでが遠足と言いますが、面接も同じようなものだと思ってください。ビルに入ってから、家に帰るまでが面接です。
ビルに入るまでは誰も面識がないにしても、直前に喫煙室に入ってしまうとタバコの臭いもNG理由になりますから、タバコを吸う方は家を出てからタバコを我慢して臨んでください。

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