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Letter to ME

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自分へ贈る日々の備忘録
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2016年2月の記事一覧

罪状は

会社の慰安旅行の風習がまだ残っていて、この土日に広島へ行ってきました。
そのことを、どうにか書き記したいのだけれど、どうしてだか言葉が一切でてこない。
出てくるのは、この土日に親も遠出していたために、誰もいない家に荷物をかかえて帰ってきた自分のむなしさだけだ。楽しかった記憶もあるのに、どうしても、真っ暗な家に帰りつき、荷物をとき、湯を沸かし、味の薄いほうじ茶をすする、肌寒さだけだ。ただ無気力に、テ

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Uncertainty

知り合いが、病気であまりよくないというので、病にご利益があるという寺へ行ってお参りをしてお札とお守りを買ってきた。奥まった場所にあるそこにいる人たちは、当たり前(なのか)に神妙な面持ちをしていた。私も例に倣って神妙な面持ちで賽銭を投げ、祈る。祈るが、何をどう祈っていいのかわからなくて、ぎこちなく、知り合いが平癒するようにと、文字を頭の中で並べたてた。祈る、というのは、不思議な行為だ。無欲で無垢なも

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