森高千里のスゴさ

森高千里さんが全国ツアーを開始した。埼玉からスタートして宮城まで37都道府県に今年の12月まで。さっそくチケットをゲットして心待ちにしていた。

さて客席はわたしと同年代の50代から70代くらいまでと森高さんが17歳を歌っていた頃に青年だったとおぼしきみなさんだ。男性が圧倒的だが、同年代の女性もちらほら。

さて、ステージに森高さんが現れた。ひざ上20cmほどのミニスカート。脚線が美しい。二の腕はスッキリたるみなし。ボブカットの彼女は変わらず、動きも声も当時のままだ。1曲目、2曲目までステージの彼女に見とれて、おそらく茫然として、曲にのっかるところまで客席のわたしたちは気持がついていけてなかった。

わたしはCDをカセットに録音して聴いているだけのライトなファンだったが、コンサートでの森高さんの曲はすべて知っていて楽しめた。90年代は森高さんの声にささえられていたのかもしれない。

客席は間違いなく30年近く若返っていて、スーツを脱いでネクタイをとってシャツだけになったわたしたちは少年のように腕を左右に振っていた。音楽はタイムマシーンだ。記憶の深いところの時代を真空パックにした状態のまま取り出せる。

それで、いい年したわたしたちがたぶん心で思ったこと。江口洋介さんありがとう。次は群馬会場に行こうかな。

待望の再生産アンコール・プレスが決定したそうです。48Pのフォトブックつき。その他2特典。ツアー会場で買うと、A4クリアファイルがついている。

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